神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

GWの終了、即ち「歌留多」の始まり

2024-05-06 22:26:16 | 演劇

 GW後半の陽射しのせいで、飾られた鯉のぼりは干し魚のようでした。お暑う御座いました。


 
 紅テントで知られた唐組の唐十郎 氏が亡くなりました。奇しくも寺山修司と同じ5月4日に。
 氏のプロフィールを見ると明治大学文学部演劇科卒とあり、歌舞伎の松本白鸚も早稲田大学文学部演劇科卒だったことを思い出しました。
 日本では演劇をアカデミックなものとはあまり思っていない人が多いようで、文科省も未だに無視し続けています。演劇が人間を追究するジャンルであることを知る日本人は少ないように思います。日本の演劇への価値観は、欧米のみならず世界的に立ち遅れているのはこの50年全く変わっておりません。
 現在、エンタテインメントへの理解は進んだと思いますが、基本的に、今も一般には「演劇」は敷居が高いままのようです。日本中で大学は増え続けているのに、演劇科は減り続けています。全てはアホな文科省(文科相)のおかげです。政府は余程、庶民に人間や人生を深く考えさせたくないようですね。 …ぼやくまいと思うのですが、ほとほと思いやられます。
 演劇には、見て盗めの実践的な面と学び考えるアカデミックな面があることを是非知ってほしいものです。人生において演劇は有意義なものなのです(深間にはまらなければネ)。



 小学校でも中学校でも高校でも大学でも演劇やってほしいなぁ(^_^;





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