四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(丙日干亥月水旺生まれ)

2021年12月04日 20時53分06秒 | 命理

☆ハル君、またまた生徒さんが撮ってくださった写メです。


☆命理
こんばんは!!
本日は午前中が今年最終のオンライン研究会でした。毎回、一つの課題命を中心に一人の人物の内面まで掘り下げていく解命をしてまいりました。資料に書いた以上のことを口頭では述べられますのでそこは良いところでしょう!!また皆さまのご意見にハッとするようなことも多くてお互いに良い機会を得られたのではないかと思っています。

 午後は地元婦人会の年末の寄せ植えに参加しました。実のところ、コロッと忘れていたら役員さんから呼び出しの電話が来たのです(笑)。私ってどうして忘れるんだろうと自信が無くなります。午後になって暇だなと思ったんです。それが不思議な感覚で・・・ヒマなはずないと思ってたので儲けたような気分になっていたところに電話でした(;^_^A そうだよね、予定があったんだ!というわけで車で走りました。で、できたのが以下の鉢植え。

☆白の傷んだようなシクラメン、地味なビオラ、同系色の葉牡丹、同系色のネメシア、ローズマリーでも何とか綺麗におさまりました(笑)残り物に福ありって感じでした。

たくさんの人が先に見えてて綺麗な色のシクラメンやビオラはなくなっており、地味~な色ばかりの残りものって印象でしたができあがってみると派手な色の鉢植えの方々のものより良いように思いました♪

 さて、本日は丙子戌日。
辛丑
己亥
丙戌
庚寅 としましょう。

 日干丙火は亥月水旺に生まれた偏官格の命です。亥月水旺の丙火は死令で弱火です。丙壬不離ですがこの月は丙火弱で壬にあたっても良いところがでません。最も忌み嫌うのは湿土への晦火で死令の火がさらに弱化の憂き目にあう配合です。月干の己土、日支配偶支の戌土に日干は洩身して庚辛金の財へと流れはします。そして亥水へと流れて日干丙火は官殺に任じなくてはならない責を負います。唯一、時支の寅のみは火源としてあるので日干は我を捨てることも敵わず普通格とならざるを得ません。寅はまた天干の庚金に制された構図で印と財ですが印は財に太刀打ちできない関係の模様です。当然ながら印木の火源は陰りますので生火はあるもののもどかしい火源でしょう。
 日干 極弱
 格 偏官格
 用神 やむなく寅中甲
 喜神 木火
 忌神 土金水
 閑神 なし
 調候 丙不及

 さて、本日命は極弱日干ということで良いところというか良かったと思えるのは壬官殺が天干に透らないことくらいでしょうか!!最忌は己土と戌中戊土が近貼して満盤の濁忌と言いたくなるような印象です。おそらく通変からも父母の不仲か不備、あるいは家庭環境の不備があるのか、あるいは太刀打ちできない父母がいても社会的力を持つ親なら要望に応えることもかなわず心理的圧迫が絶大となるケースなのか・・・いずれにしても火の精神活動が萎えてしまう八字です。思考はマイナスとなり金の肺気は強く見えて意志強固となって意地を張るのか、しかし己土では戊土のように意地も貼り切れないでしょうからいずれ折れる羽目になれば、心も同時に折れてしまうのかと推します。

 表向きは丙火ですから陽気を武器に官殺の建前をもってふるまうでしょうからなかなかのやり手感も醸し出されるかもしれません。一瞬の印象と内面は真逆であるケースです。