脳腫瘍の家族の交流の場 生命のメロディ 

そよかぜと申します。脳腫瘍を患ってみえるご本人を支え介護する家族のみなさんの交流が広がればと思っております。

姉のバイオリン

2012-09-22 22:13:57 | 介護保険
姉のバイオリンは弦楽器の得意な奏者にプレゼントした。私の手元に置いておいても、楽器としては奏でられなかったら張り合いがないという選択である。ピアノは姉の治療費に役立てるという姉の提案で、小生としては「苦渋」の選択であったが、バイオリンは良い弾き手に巡り合えたので良かったと思う。今日はワンコイン・コンサート(500円)があって新進気鋭の若手のピアニストの音楽を聴いた。素晴らしい演奏だった。ピアニストが外国の方だったので、ピアノ演奏にはナビゲーターが付いて英語の通訳もされていた。生の英語を聴くことも出来た。ピアノ演奏を聴くたびに、どうしても姉のことを思い出してしまう。姉の教え子のピアノの発表会を聴くことはなかったが、もう一度聴いてみたい気がする。バイオリンを弾く姿はもちろん、姉の奏でるバイオリンの音色も一度も聴いたことはない。姉が好きだった曲は知らないので、自分の好きな曲を友人に依頼して弾いてもらって録音して姉に聴かせてあげようと思います。介護の仕事をしているので、利用者さんにはよく音楽を聴いてもらっている。利用者さんと一緒に唄っています。友達に誘われて合唱団に入った。音楽療法に繋がれば良いと思っています。ギターはともかくピアノは頑張ってみようかと思う。オクターブの音域を探るために、片手で弾けるようになればと思う。両手でピアノが弾けたらと思うが、自分の健康のためだ!姉から「乱心」と囁かれそうです。