脳腫瘍の家族の交流の場 生命のメロディ 

そよかぜと申します。脳腫瘍を患ってみえるご本人を支え介護する家族のみなさんの交流が広がればと思っております。

脳腫瘍に起因する高次脳機能障害

2011-01-24 16:44:06 | 交流
高次脳機能障害(記憶障害、注意障害、遂行機能障害などの認知障害を主たる原因として、日常生活および社会生活への適応に困難を有する障害)
2009年見て覚える介護福祉士国試ナビP143 より引用
脳腫瘍に起因する高次脳機能障害について綴られているブログが多くみられます。ご本人も発症前なら出来ていたことが出来なくなった、あるいは出来にくくなっている、計算や漢字の読み書き、自動車の運転、薬の服用などサポーターが指示されるのだけれどご本人は忘れてしまわれる、待ち合わせ場所など、ご本人の苦悩はもちろんのことですが、サポーターである家族の者も、どのように対処されていいのか、どのようにご本人に言葉掛けをされたらいいのか、個人差もあるでしょうし、発症の違いもあるでしょうが、こんなことを書くのは恥ずかしいとか、そんな想いはご無用になさってください、愚痴になられてもけっこうです。サポーターのみなさん、ご本人のみなさんの積極的なご投稿をお願いします。どうか率直な想いを出し合える場としてご活用いただければ幸いです。                   2011年1月24日そよかぜ記

2 コメント

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Unknown (ごんまま)
2011-01-24 21:25:01
そよかぜさん、いつも時宜にかなった提案をして下さりありがとうございます。

うちの夫は腫瘍の発生場所が左側頭葉後部だったため、初発の症状が数字が混乱する、日にちや時間がわからない、数字が書けない、呂律が回らない、文意が読み取れないなどでした。
幸いオペによっても大きく機能を損なわれることはなく、オペ後の脳の腫れがひくと症状も少しはよくなったように見えました。
手足のマヒはありませんでしたので、本人は最初のころはリハビリすればよくなると思っていて、復職の希望も持っていましたので、そばで見ていて、本人を騙しているようでとてもつらい思いをしました。

現在は高次脳機能障害は進みましたが、まだ自分がだんだんといろいろなことがわからなくなってきていることが自覚でき、苦しんでいます。

苦しんでいる夫に何をどう言葉かけすればよいのか戸惑うことばかりです。

退院当初は体力を回復することが大きな目標でしたが、体がどんなに元気になっても数字やひらがながわからない夫に復職の望みはありませんでした。
夫自身がそのことに気づくまで、私一人で苦しみました。
夫が気づいてからは、夫が苦しみました。

最近はようやく諦めがついたのか何も言わなくなりました。
むしろ、最近は少しずつわからないことが増えていくことに不安を感じているようです。

私は何があっても夫がいてくれることだけで十分だと思うのですが、本人はとてもつらいのだと思います。

何をどうしてあげれば少しでも心穏やかに過ごせるのか、手探りの毎日です。


もちろん、本人が混乱している数字やひらがな、薬などはそのときの症状と本人の気持ちを考えつつ介助の方法を考えていますが、精神面のフォローは難しいです。


皆さんの経験談、アイデア、情報など教えていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。
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貴女のブログで高次脳機能 (そよかぜ)
2011-02-01 23:13:52
障害を学び始めています。職場では認知症の高齢者が多いのですが、失語症はもちろんですが
「遂行機能障害」についての認識やそのケアについてはまだまだ未熟です。ご一緒に勉強させてください。宜しくお願いいたします。
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