脳腫瘍の家族の交流の場 生命のメロディ 

そよかぜと申します。脳腫瘍を患ってみえるご本人を支え介護する家族のみなさんの交流が広がればと思っております。

ご本人の考えを尊重すること

2007-12-08 21:48:50 | 看護・介護
姉はシングルで生活をしていた。発病後オペをはさんで自宅療養の時期があった。シングルでの自宅療養は大変であったと思う。左足にも麻痺が広がり自力で排泄が困難な状態になって再入院することになったが、最初は左手に麻痺がありながらまがりなりにも食事を作り、生活をしていた。ヘルパーさんのサポートや訪問看護を姉に勧めたが、姉の同意は得られなかった。今までのシングルの生活に誰かが入ってくることに抵抗があったことと経済的な負担をこれ以上かけたくないという気持があったのだろう。食事を作るのもだんだん困難になり、レンジを使った簡単な食事になったりした。薬を服用するためには食事はとらなくてはならない。週末に買い物と入浴介助に通ったが、食事時間も不規則になり昼夜の区別がつきにくくなっていった。姉の意思を尊重した自宅療養であったが、本人の考えを尊重するといってもどこまで尊重するべきか大変迷った。ヘルパーさんや訪問看護をお願いしていたら、また違った療養生活が送れたのではないかと思う。

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