姉のターミナル期にしたことは姉をスケッチすることであった。最初のスケッチブックはどういうわけか数枚描いて紛失した。病院内に置き忘れたことは確実だったが、いろいろ尋ねてみたが行方知れずになった。姉が描かれることを「拒絶」したのだろうか?また同じスケッチブックを購入してまた描いた。十数枚描いたが彩色はしなかった。看護師さんがよく似ていますねと言葉を掛けていただいたが、姉の顔にはもうすでに血の気がなかった。12月になって、病状が悪化して個室に入ることになった。廊下から室内が見えるように、呼吸の状況と血圧・脈拍がドアごしに見えるようになっていた。新しい年を迎えようと「いわさきちひろ」のカレンダーとドイツグラムグラムフォンのクラッシクのカレンダーを用意したが、姉は「いわさきちひろ」を選んだ、後者は黒塗りのカレンダーだったので・・・。ピカソのカレンダーも用意したが、病室がカレンダーばかりになるので断念した。
文に綴れないことも多々あったことでしょうが
お嬢さんをしっかりしっかり見守ってこられたのですね!お嬢さんとしっかり病に向き合われるbooさんに大きな拍手です。難しい話もあるということですが、ゆっくりゆっくりクリアーしたいものですね。
頭ではわかっているけどどうしても気持ちがわりきれず・・・
聞いてもらいたくここにきました。
また話の内容もまとまってなくて分かりずらくてすみません。
でも比べるということじたいがあまり意味がないようにも思います。ご家族のみなさん、それぞれが知恵を絞って、最善を尽くされてみえるのですからね!ご主人は貴女の支えにどれほど
励まされていることでしょう、それにご主人の
お姉様のご支援、ご主人きっときっと小躍りされてみえると思います。ご返事になっていませんよね!
今、夫はそよかぜさんとは反対の立場でお姉さんのお見舞いを受けています。
お姉さんは電車で1時間半かけて病院を訪ねて下さいます。
姉と弟とはどんな関係なのか…時々二人を見ていて思います。
そよかぜさんのお姉様もきっと弟さんのことが愛しくてたまらなかったことでしょうね。
そして年下の弟への気遣いもおありだったことでしょうね。
今夫を気遣って下さるお姉さんを見ていて、立場は違ってもお姉様のお気持ちを思い、そよかぜさんのお気持ちを考えています。
夫は心の中ではお姉さんに甘えながらも、表面上では「男の兄弟」としてお姉さんを支えなければという気概を今も持っているように思います。
夫のそんな気持ちをこれからも大切にしていきたいと思っています。