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社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

定年退職後の再雇用における収入

2011-12-07 07:09:14 | セカンドライフ

先日、帰りがけに、総務の方に話を聞いた。当社の定年後の雇用形態の話だ。二つの選択肢があるようだ。

a.再雇用(1年契約の自動更新:社員)

b.アルバイト(契約社員)

なぜ二つ契約方法があるか?通常は定年を迎えた場合に、当社(親会社)には65歳までの再雇用制度がある為、働きたければ、自動的に上記のa.を選択している。と言うか親会社には基本はこれしかない。しかし、この場合には、自動的・一律的・強制的に給料(月給+年2回賞与)が決定する。この給料の額をどうやって親会社が決めているのかについては、未だ明確な説明が再雇用希望者に説明されていないようだ。最も私はその対象にまだなっていない為、説明を受けた事はない。しかし先輩諸氏に話を聞いても、皆さん、理解不能と同時に納得されている方は殆どいない。つまり皆様、不満足の様だ。しかし、その条件で働くことを希望すると言う事になるので、一方的ながら飲まざるを得ないのが実情だ。

さて、そしてこの給料決定の理由の1つに所得総額((月給+賞与/12)+(年金/12))が28万円を超えると、年金がカットされる話が出されているようだ。最もこの月額28万円を知っている方も実は非常に少ない。そして、もらえる年金も人によって異なるのに、所得(給料)が皆同じと言うのも納得がいかないが・・・。

推定(推定と言うより実際聞いた話)だが、月給は、約13.5万円。基本賞与は20万円×2=40万円で、1/12は3.33万円となり月額は16.83万円と言った所だ。

在職老齢年金がいくらになるかによるが、年間約120万円(一般的な額)つまり月10万円もらえれば、確かに月額の年金カットの28万円からすると、微妙な所だろう。つまり、この28万円を理由に出されると、なかなか反論が難しい。

一方で60歳時の賃金と著しく再雇用時の給料が少なくなった場合に補填する意味で高年齢雇用継続給付金と言う制度がある。これは、再雇用の月額報酬(賞与含む)によって、

61%以下:月給の15%
・61%~75%未満:一定の割合(15%~0)
・75%以上:支給されない。

となっており、75%以下の方を対象としている。実際の所、再雇用の平均給料がどれぐらいか分からないが、当社の例で行けば間違いなく50%以下となる。60歳時に40万円~50万円もらっていたら、42%~33%だ。一般的に50%の話を聞くが、それよりはるかに悪い。最も、働いても、年金がカットされる事を考えると、カットされない分だけいいような気もするが。

上記の高年齢雇用継続給付金を利用すると、16.83万円×0.15=2.5万円がプラスされる。が16.83万円×0.06=1万円がカットされ、結局+1.5万円となる(18.33万円)

マアーしかしいずれにしても、在職老齢年金は、その給付年齢が随時引き下げられているので、これを加味した給与制度の検討が本来は必要だと思うし、なぜ28万円と言う制限を付けたのかの明確な根拠がないのも確かだ。そしてこれがあるが為に、60歳以降の働く意欲に問題があるのも確かだし、これを理由に企業(当社も含む)が、再雇用制度をうまく利用しているのも確かだ。

 

が今現在、上記の給料では、現実生活できないと言う方もいる。という事で最初に挙げたb.のアルバイト(契約社員)の話となる。

これは再雇用制度外の話なので、会社次第となる。要は働いた分だけ、給料を貰いたいと言う事だ。再雇用制度は基本的に基本給も手当ても固定だ。しかも原則残業禁止。従って、働いても、それ以上も以下もない。しかし、これをアルバイト契約とすると働いた分だけもらえると言うことになる。もちろんそれぞれメリットデメリットはあるが、定年後の所得を確保したい方への対応と言う意味ではなかなかフレキシブルだと思う。

親会社にはこの制度は実質ない。意味が違うからだ。お金が欲しくて、このアルバイト契約をする例はない(はずだ)。65歳を超えて働く場合に、フル勤務や毎日出勤がしんどくなるので、出勤時間や出社日を限定して働く働き方だ。最も私の所の大先輩は例外だが・・・。

最低24万円前後は必要らしい。この24万円と言うのもかなり微妙な金額だ。24万円+10万円だと、3万円も年金がカットされてしまう。つまり合計31万円しかもらえないと言う事になる。なんとなく、これも非常に微妙な気がする。退職金の年金運用やもう少し収入があれば、この24万円を稼ぐ為に60歳以降も働くのは、何となく理不尽な気もする。

マアーいずれにしても、60歳以降に、当社の制度で働いた場合の、収入の全容がつかめたのは確かだ。今回高年齢雇用継続給付金(2/2 60歳からの給料と年金と雇用保険の関係 [年金] All About)も初めて知った。


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