社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

生命保険をやっと整理した(払い済み保険へ変更)

2016-05-16 21:23:01 | セカンドライフ

先日、朝日新聞の連載記事「なるほどマネー 退職金を生かす4 いらない保険を整理し身軽に」を読んだ。このシリーズでと言うか朝日新聞で珍しく役に立った記事だった。生命保険に関しては、ネット上でもそうだが、定年退職などの前後で必ず、見直す必要性が指摘されていた。げんに昨年10月に一回生命保険会社に、見直しの試算をして貰っていたが、その判断はつかずと言うかいまいち生命保険を良く知らなくて、放置したままだった。

さて、上記の記事で非常に分かりやすく保険に関して説明しているのが、「いる保険」と「いらない保険」だ

  • いる保険
    火災保険、地震保険、自動車保険等
    被害にあうと、数千万円の費用が必要だし、損害賠償も数千万円以上になる可能性があり、これらのリスクに対応する必要がある。
  • いらない保険
    死亡保障型の生命保険
    子供が既に社会人になっているなら多額の保険金は不要

そして問題は「いらない保険」の死亡保障型の生命保険だが、これをどうすれば良いのか?これの答えが実は、判らなかった。

記事で説明されているように、私も現在加入しているのが、定期付き終身保険だ。おおむね次のようになっている

  • 主契約
    終身保険 保障額1千万円
  • 特約
    定期保険特約 保障額3千万円
    災害割増特約
    傷害特約他

※65歳まで保険金を払わなければならない。

問題は、これをどうするのが良いのか?

当家の状況を再度確認する。

  • 子供達は既に学校を卒業しており、社会人となっている(娘に若干問題はあるが……) -> 教育費等は必要ない。
  • 家は持ち家で、家のローンや借金はない
  • 私は定年退職して、無職となり、給与収入はない。従ってできるだけ、支出は押さえたい。

そして取りあえず、私が突然死んでも、生命保険で、四千万円と言う高額の保険は必要はない。そして特約の病気等も必要ない。

 

と言う事で、生命保険に限って考えれば、今回の記事でほぼ答えを導く事が出来た。

記事での見直し方法は二つ説明さていた

  1. 解約
    保障が0になるが、保険料は翌月からゼロになり、解約返戻金が払い戻されます。
  2. 払い込み保険への変更
    見直し時の解約返戻金相当額をもとに、一括で終身保険料を買って、保険料の支払いを済ませる。翌月から保険金の支払いは0。但し特約部分の保障は無くなる。

 

1.解約だが、一切の保障がなくなる代わりに、解約返戻金、私の場合は、払い込み保険料の約半分が、現金として返金されるようだった。1千万円なら約五百万円程だ。これはかなり大きい。しかしそのお金はとりあえず必要ないし、掛け捨てとは言え、支払った保険料の半分は損をする事になる。しかし一時的にでも今まとまったお金が必要かと考えると必要ない。と奥様は即答した。

 

CCF20160516

 

そして2.払い込み保険への変更と言うのが結論となった。保険会社では実はこの払い込み保険と言うのを自ら説明する事は殆どない。彼らにとっては都合の悪い話だからだ。私の奥様は実はこの払い込み保険の存在を知っており、既に自分の分を変更していた。私は、奥様に教えられてはいたが、その意味を余り理解はしていなかった。

今回でも悩んだのは、2.払い込み保険へ変更した場合に、65歳までに、もし私が亡くなったら、主契約の1千万円しか保険が下りない事だった。65歳まで保険金を払い続けると残り100万円以上の保険金を払う事になるが、四千万円を貰う事ができるのに!と……

これはその差を何んとなく損をするイメージに考えていたが、よくよく保険と言う物を再度考える事で整理できた。損をするしないではなく、リスクに対する支払い能力の話であり、その意味で言えば、私が死ぬ事で大きくお金が必要な事が発生するか?その額は1千万円では足りないか?四千万円も必要か?

 

結論は、1千万円あれば、十分だとなった。

 

払い込み保険への変更を保険会社へ申し出ると、すぐ対応してくれた。去年は、色々他の特約等の説明や条件など難しい説明をしていたが、今回はあっという間に終わった。彼らもムリな引き止めを無駄と認識していたようだった。

確認したのは、「特約部分は無くなりますよ!」だけだった。私はそれに対して「後は、私が死んだ時に死亡保険金が貰えるだけですね?」と答えると、「高度障害の時にも貰えますよ!」とのありがたい答えも返ってきたが、いずれにしても、40年近く生命保険金を払ってきたのが終わった。なんとなく、定年退職を迎えた時と同じ気分になった……


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