長崎ぺんぎん日和

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諫早市土師野尾町「 杵の川 蔵元ギャラリー(本社直売店) 」▪日本酒の試飲と発売されたばかりの甘酒ジェラートを楽しむ

2022-06-09 21:00:00 | グルメ(長崎市外)

杵の川酒造本社の蔵元ギャラリーに車で連れてきてもらいました。



ギャラリーと直売所を兼ねた店舗。日本酒を初めとしたお酒が並びます。



冷酒もちゃんとあります。個人的には「14」と「しぼりたて生原酒」が好きかな。



「はちみつレモン酒」なんていうのも。



冷酒を試飲させていただきました(無料)。運転手さんは我慢。すみません🙏

はちみつレモン酒はみんな好きな味という感じで、夏の風呂上がりにいいかも。1本購入しました。













あま酒。



そして、甘酒ジェラートという商品が。これをいただきましょう。


5月21日に発売されたばかりとのこと。同じ諫早市のジャージーファームとのコラボ商品。



すっきりしつつも、甘酒っぽいふわっとした甘さが後口に残り、美味しかったです。



ご馳走さまでした。




杵の川 蔵元ギャラリー(本社直売店)
諫早市土師野尾町17-4
0120-833-123
月~金·祝 9:00~17:00
土 10:00~16:00
日曜定休

諫早市高城町「 cafe topor store 」▪ひっそりと佇むオシャレなカフェでフレンチトースト

2022-06-07 21:00:00 | グルメ(長崎市外)

アエル商店街から徒歩ですぐの場所にそのカフェはあります。パッと見はわからないですね。



でもちゃんとカフェ。「cafe topor store(カフェ トポール ストア)」。



ドアを開けると、小さいながらも綺麗でオシャレな雰囲気の店内。

2階は器と雑貨のお店。



まずはこちらを読みましょう。



カフェメニュー。ランチもありますが、今回はカフェの時間に伺いましたので。













キャラメルナッツのフレンチトースト(650円)に、ブレンドコーヒー(400円)。



ブレンドはふんわりと甘味が。ほっとします。



フレンチトーストにはアイスがのっています。



ふわっふわ!で、メープルシロップの甘さ、アイスの甘さ、キャラメルの甘さの三重奏。

とても良いおやつでした。
次はランチをいただきに来たいですね。


ご馳走さまでした。



cafe topor store
諫早市高城町8-17
050-1308-6489
11:30~18:00(L.O.17:00)
lunch 11:30~14:00
予約不可
日曜定休

諫早市栄町「 お魚定食 朝げ屋 」▪6時からやってる!市場直送のお魚定食のお店

2022-06-06 21:00:00 | グルメ(長崎市外)

諫早市のアエルウエストに昨年オープンした魚料理の定食屋さんに来ました。

なんと朝6時から営業。
当日の朝に市場から仕入れた魚を使用しているそうです。



おすすめメニュー(10時~15時)。



昼定食(10時~15時)。



朝食(6時~10時)と単品。

時間帯によってメニューが違いますので気を付けましょう。



食券制なので、表のメニュー表で先に選んでおくといいと思います。












お刺身定食(1,300円)にしました。
味噌汁と小鉢が付いています。



お刺身は美味しくて、とろけました。



味噌汁が大きい。そして、魚のすり身が1つ入っています。



定食を注文した人はご飯のおかわり自由。漬け物もあります。

もちろん、おかわりしました。


食後のコーヒーも無料。至れり尽くせりですね!



6月から定休日が日曜から木曜に変更になったそうです。



ご馳走さまでした。




お魚定食 朝げ屋
諫早市栄町1-1 アエルウエスト1F
0957-21-0277
6:00~15:00
木曜定休


紫陽花を眺めながら興福寺と眼鏡橋の繋がりを感じる梅雨の前のひととき

2022-06-04 21:00:00 | 長崎ぶらぶら
【あか寺】

寺町の興福寺にやって来ました。

長崎で最も大きいとされる山門。



5/24から6/12まで「紫陽花季」ということで、境内には紫陽花が飾られ、イベントが開催されます。

紫陽花を観賞するついでにといってはなんですが、興福寺の歴史を勉強しましょう。



興福寺は、国内最初の黄檗禅宗(おうばくぜんしゅう)の唐寺。

中国·明の商人が長崎と行き来を始めた頃に渡来した中国人·眞圓が、1620年頃に航海安全を祈念し船神·媽祖(まそ)を祀る小堂をかまえたのが始まり。
眞円の後には、眼鏡橋を架けたと言われる第二代黙子如定(もくすにょじょう)、三代の逸然は1654年に、明の福建省黄檗山万福寺の隠元禅師を招きました。



○山門
県指定有形文化財。
この山門は1690年に再建されたもので、総朱塗り。この門が赤いことから興福寺は「あか寺」と呼ばれるとか。



入場には拝観料がかかります。大人300円、中高生200円、小学生100円。



入場するとすぐに隠元禅師の像が。隠元さんはインゲン豆やごま豆腐、丸テーブルなどを伝え、日本人の生活に多大な影響を与えたと言われます。
興福寺の象徴なんですね。



【中国との繋がりが色濃く残る境内】

境内にはさっそく紫陽花。



○大雄宝殿(本堂)。
国指定重要文化財。1632年、第二代住職黙子如定が建立。1689年に一度再建。1883年に二度目の再建。



大雄宝殿の「氷裂式組子の丸窓」。原爆の爆風で倒壊しましたが、時間をかけて修繕が施されたそうです。



○媽祖堂。
県指定有形文化財。船神·媽祖を祀る御堂。航海する中国の船は、船上でも媽祖小像を祀り、長崎に停泊の際はこの御堂に安直したそうな。
現在の長崎ランタンフェスティバルでは「媽祖行列」として伝えられていますね。


○鐘鼓楼。
県指定有形文化財。上は梵鐘と太鼓、下は禅堂。梵鐘は第二次大戦で鉄として供出され、長らく鐘はない状態でしたが、2021年に福建省から贈られたとのこと。



鐘鼓楼の屋根の隅鬼瓦は、南側(内向き)に大黒天、北側(外向き)には文昌帝君が。「鬼は外、福は内」という意味があるそうです。
(「ヒロスケながさき100のひみつ」参照)
















○魚板(ケツギョ)。
僧侶たちの飯時を告げるために叩く板。何百年も叩かれてお腹の部分が凹んでいます。これは雄。



こちらが雌だそうです。



○三江会所門(さんこうかいしょもん)。
県指定有形文化財。
江南·浙江·江西三省出身者が明治初期に設立した集会所。原爆で大破し門だけ残る。豚よけの高い敷居が中国風。豚が放し飼いにされていたんですね。



○中島聖堂遺構大学門。
県指定有形文化財。
儒学者向井元升が東上町に設立した学舎立山書院が、中島川沿いに再建され、中島聖堂と呼ばれました。1959年に保存のために興福寺境内に移築。


○旧唐人屋敷門
国指定重要文化財。唐人屋敷内に現存した門を1960年に保存のために移築。
写真撮り忘れました。



紫陽花で心を穏やかにしつつ、興福寺の歴史に想いを馳せました。



【興福寺と眼鏡橋の関係】

興福寺から中島川の眼鏡橋に足を伸ばします。眼鏡橋でも紫陽花が飾られています。

国指定重要文化財。
我が国最初の石造りアーチ橋で、1634年に興福寺の第二代住職黙子如定によって架けられました。



橋のそばには黙子如定の像があります。笠がかぶせられたのはおそらく最近です。



現在の眼鏡橋は1634年のものではなく、度重なる水害による崩壊で、再建を重ねたもの。しかし、今では周辺も公園として整備され、水害に怯えることなく、紫陽花を楽しみ、歴史を感じることが出来ます。


そんな、梅雨の前のひとときでした。

天皇杯 2回戦 V·ファーレン長崎 - 鹿児島ユナイテッドFC マッチレポ

2022-06-03 21:00:00 | V・ファーレン/ヴィヴィくん

6月1日。天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会2回戦 V·ファーレン長崎と鹿児島ユナイテッドFCの試合がトランスコスモススタジアム長崎で開催され、22奥田晃也の得点を守り切り、1-0で長崎が勝利。3回戦進出を決めました。



スタメンとフォーメーション。
天皇杯も重要な大会とはいえ、両者共にリーグ戦のメンバーからは大幅に入れ替え、チームの底上げと結果の両立を狙います。我々サポーターにとっても、リーグ戦であまり見られないメンバーを見る機会。

長崎は17秋野が1年余りの長期離脱から復帰し、新加入のCB39カイケもベンチ入り。スタメンには34五月田と35安部のアカデミー出身選手が名を連ねました。

ユースサポーターの私にとってはメインの部分ですね。



【前半】
~先制と長崎の前進パターン~

前半31分、長崎が35安部の左足スルーパスを裏に抜けた22奥田が左足で決めて1-0。
右サイドから左に展開し、左ハーフスペースにいた35安部が2タッチ目でスルーパスし、22奥田が裏に抜けるタイミングとドンピシャリでした。

長崎としては、2トップが相手DFを背負いながらボールを収めるタイプではないため鹿児島のプレッシャーをどのように掻い潜って前進し、リーグ戦でもなかなか点が奪えない状況に答えを導き出せるかというところに注目していましたが、前進のパターンはそれなりにありました。



左が長崎の攻撃方向。
鹿児島は4-2-3-1でプレッシング。1トップの19山本がどちらかのサイドに追い込み、20圓道は長崎のボランチを見て、SHとSBはそれぞれ対面の選手を見る形。これでサイドに追い込まれてハマってしまうと前進出来ずに奪われてカウンターのピンチを招きますが、長崎は掻い潜るパターンがいくつかありました。

①個の力。右は32イバルボ、左にはカイオが流れてきたりして、キープ力を生かしてプレスを外す。
②ダイレクトパス。右は5奥井と32イバルボ、左は28高橋と35安部の縦の関係でダイレクトのパス交換から相手の裏を取る。
③18山﨑が後ろに下りてきて受ける。これをすると相手はマーカーが付いて来れないため、起点にすることが出来ます。

ここから高い位置でキープ出来れば、スペースのある逆サイドに展開して、そこから縦に仕掛けるという形。得点もそういう流れから生まれました。

これで何が言いたいかというと、このメンバーでも前進のパターンは練習である程度はしっかり落とし込まれているということ。今後試合で前進が上手くいかなければ、自分たちが原因にしろ、相手の強度が原因にしろ、練習でやっていることが出せていないと見ることが出来そう。


ただ、この試合の前半に関しては、鹿児島の守備の強度もややなかったかもしれません。J3首位の鹿児島とはいえ、メンバーが入れ替わっていることと、J2とJ3の差は多少なりともあったのではないかと。

また、長崎は前進してポケットを取るまでは出来ていたものの、シュートまでの形に課題を残しました。




















【後半】
~鹿児島の攻撃に耐えながら、メンバー入れ替え~

後半、強度が上がった鹿児島がボールを持つ時間が増え、長崎はカウンターが増えました。
鹿児島も前進するパターンは豊富で、14野嶽が最終ラインに落ちて、サイドバックが中盤の内側に位置するなどの形を見せ、前進したら長崎のハーフスペースを攻略。ただ、ペナルティエリアへの侵入の回数は多かったものの、最後のところでは長崎もやらせず。横幅をいっぱい使って長崎の守備ブロックを揺さぶってくる弱点を突いてくるような攻略は見られず、シュートは最終的に4本に抑えることが出来ました。

長崎は17秋野と39カイケも投入。
17秋野に対しては会場から割れんばかりの拍手。プレーも危なげなかったと思います。
39カイケに関しては周囲との連携ミスが見られましたが、高さは圧倒的で、足下の技術もそれなりに見せてくれました。

長崎は途中から32イバルボを1トップにした4-2-3-1をテスト。あのキープ力はやはりFWでも生かせればという松田浩監督の考えでしょうか。
32イバルボを起点にカウンターもそれなりに機能はしていたと思います。ただ、前半と同じようにシュートまでの形が課題なのは変わらず。


結局お互いに力を出せた部分と課題と、両方の姿を見せつつゲームは1-0で終了となりました。



あとがき
長崎サポーターの目線からすれば、この試合のメンバーがどれだけリーグ戦に絡んでくるかというのが気になるところ。しかし、少なくとも直近のリーグ戦に対してドラスティックな変化を与えるものはなさそう。リーグ戦でも前進とシュートまでの形の精度をどれだけ上げられるかというのは変わらない気がします。
17秋野はコンディション次第でしょうか。

最後に、アカデミー出身の2人について。34五月田も35安部も本職とは違うポジションをやっていたので、それをどう捉えたらいいのかわかりませんが、共にフル出場で34五月田はCBとして無失点。35安部は決勝ゴールをアシストで結果には繋がったので、ひとまず良かったと思います。ミスもありましたが、いい経験にしてほしいと思います。

鹿児島についてはいいサッカーをしていたので、リーグ戦もちょっと見てみたくなりました。

(選手敬称略)