欅の紅葉
我が家の「良い夫婦の日」は先日ここに書いたけど、11月11日家内の誕生の日と決めてありますが、公的には?、今日が「イイ夫婦の日」です。まいにちが「イイ夫婦の日」が理想的だろうけど、長い夫婦生活の間、生まれも育ちも違う二人が好きで一緒になったとしても、人間だし、聖人君子ではないから、ときには当然だが意見の食い違い、気分の悪い日もある。
だから、そう年がら年じゅう折に触れて「愛してるよ」と「イイ夫婦」をやっていられない。言わなくったって、そんなこと位よほど鈍感でなければ感じる。そうでない夫婦に良い夫婦の日をきめて二人が一緒になったころを思いだせと、いってるんだとおもう。好きで一緒になったとしてもいつか若い頃の熱は冷めて、平熱になるとお互いの見えなかったところが見えるようになるから、そこを乗り越えたた夫婦が長持ち?するんだろう。
64年過ぎた我々も世の長つづき夫婦と同じような道を歩いて来た。今の人はあんたを幸せにしますと言って一緒になるが、昔は俺と一緒に苦労してくれと言って一緒になったものだが、時代は変わったからそれでいい。
だれでも子供が成長すれば家を出る、いずれ老人二人っきりの生活が待っている。嫌だと言ってもあっちから断りなしに「加齢」という嫌な奴がやって来て、老いの身体と心を痛めつける。二人でいればお互い慰めあって痛みも半分になると思うが、いずれどっちかが先になるか分からないが、独りの生活が待っている。
それまで毎日が「イイ夫婦」でありたいとおもいながら生きて居ます、ハイ!