上海帰りのリルです。

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イプセン → 素麺の会

2008-07-27 23:51:39 | From 東京
 昼間、中野新橋で、マイミク・ななよさんの出演するお芝居をオトメ仲間のもっちんとMYさんと見に行きました。ななよさんが演じるのは、格調高く、イプセンの『ヘッダ・ガーブレル』の主役ヘッダ・ガーブレルです。

 ななよさんは、魔性系のヘッダを気持ちよさそうに演じているように感じました。誰も愛さない、いつも満たされない女性…話すときも人の目を見ない…それは、「私に注目してて当然。」って感じで、かっこよかったんだけど、

 えっとね、演出の好みなんだと思いますが、どこかで、ヘッダの本音が垣間見えないと、観客の共感を得るのは、難しいな…と思っちゃいました。

 ななよさんが情熱的な目を持った女優さんなので、もったいない気がしたの。(OH!女優らしい感想だ。)


 その後、上野毛の“素麺の会”にお呼ばれ^^『日本語教科書:とびら続編』の編集委員&監修の先生の集まりです。(平均年齢たぶんオーバー60)

 編集委員メンバーのおひとりJHさんが、ご自宅に招いてくださったんですが、JHさんの奥様は、国際的な料理研究家なので、お素麺のおだしはもちろん、そのほかのお料理も、みーーーーーんなおいしかったです。たくさん、いただきました~heart

 お隣に座ったサカモト先生が、トマトが食べられないとおっしゃったので、前菜のトマトのジュレ(白ワインのジュレとトマトの味がよく合ってておいしい^^)をサカモト先生の分もいただいちゃった。

 集まったメンバーは、みんないろいろな経験をされている方で、話題も広く、ほんとうに楽しかったです。

 アメリカ大統領の話、ロシアの話、チベットの話、英訳・源氏物語の話、フランスの歴史的ラブレター集の話…どこかからの受け売りじゃなくて、その国へ行って感じた話が出てくるのが、すごいのよbikkuri

 こんなメンバーで作る教科書だもの。面白くないわけがありません。ただ、使う先生の力量が問われる…というか、世間知らずの先生が扱うには、難しい教科書になっちゃうかもしれません。…と、世間知らずの私が言うのも、おこがましい話ですがwink

 この仲間に入れてもらえたから、文法と語句ばっかり教える先生にはなりたくないと思ったのよねー。

 私も、もっとがんばらなくちゃ。goo