上海帰りのリルです。

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ラジオドラマ

2006-09-30 19:17:48 | From 東京
 高校生の頃、ラジオドラマが好きでした。

 ニッポン放送の『夜のドラマハウス』とか『キリン・ラジオ劇場』とか。

 中学のとき、担任に呼び出されるほど、おとなしかった(ほんとです!)私が、初めてみんなに注目されたのは、中3のときに、学校の講堂で、放送劇の主役の男の子を演じたから。

 “ラジオドラマ出演”って夢でした。ラジオドラマなら、男の子もおばあちゃんもロリータ少女もできるって、思ってました、私。あの頃って、みんな、そのくらいずうずうしいでしょ?

 大学生のとき、アナウンス学校の声優科で、卒業制作として、ラジオドラマを録音しました。(実際にON AIRはしなかったけどね。)

 男女一名ずつ8分ほどの作品で、私の相手役は、大好きな声優さん。

 スタジオで、向かい合っただけで、台本持つ手が震えて…ペーパーノイズが入っちゃうんじゃないかと心配したほど。

 私の役は、女子大生…当時そのまま。でも、違うのは、目の前の大好きな人と3ヶ月住んでた恋人で、しかも、別れようと思ってる。

 セリフも、覚えてる。


「聞かないでおこうと思ったんだけどさ、
どうして、ふたりは別れるんだろうな。」

って言われて、理由を言うの。彼は、けっこう自由にしてたし…みたいなこと言うのに、私ったら、

「自由にされてるってことは、それだけ信用されてるってことでしょう?プレッシャーだもん、そういうの。」って言う。

「そんなもんかな。」って、彼のセリフで、会話はとぎれ、そのあと、私のモノローグ。

「さよならは言わないよ。」「私も言わない。」が、最後の会話。


 私、この相手役をしてくれた先生に、
ほんとにさよなら言ってませんでした。

最後の授業のとき、色紙にサインをいただいた。
名前といっしょに「悔いのない人生」って書いてあった。

先生の人生が、その色紙のとおりだったらいいな…

いや、きっと、そうだと思う。

 私の結婚した人が、やっぱり先生に習ったことがあって、ちょっと先生に似た屈折した二枚目声の持ち主だってこと、伝えたかったなーkirakira

「伝説のあなた」のリル

2006-09-28 20:16:19 | From 東京
 ふーじぃさま始め、マイミクさんやブログ友達の人がやってみてるので、
私もやってみました。

 下記URLの「伝説のあなた」というところで、自分の「伝説」を調べられるんですって。http://www.buri.ne.jp/legend/legend.cgi


リルが生み出されたのはエンジニアのほんの道楽からだった。
そのエンジニアはハリーポッターに似てるはず。

8歳の時、世界を救う勇者に憧れ旅に出るが、スライムにのされてレベル2で断念。
あんなぷよぷよしたものに、のされちゃったんだ…。

15歳、リルは根元的破滅的招来体に対抗するため、リル・シュークリームヴァージョンとなった。中身は抹茶カスタードであった。
今もシュークリーム好きです。私の心は抹茶ソフト♪あまくて、冷たい(^^;

17歳のとき、スペースシャトルに潜入。すぐばれる。
11人目でした。元ネタわかる人は、お友達よ!

パトラッシュ・・・ボク・・なんだか眠たくなってきちゃったよ・・・
え?もう死んじゃうの?…いや、眠たいと言ってるだけ…
…それで、今でも、夢見る乙女です。
中学時代、仲間うちで話すとき一人称に「ボク」を使っていたのは、やおい研究主婦・川原さんのブログ http://mangalove.seesaa.net/ で、カミングアウト済みです。だって、放送劇部で少年役スターだったの^^

共感と思いやり

2006-09-27 17:00:50 | From 東京
 昨日の研修で、講師の方が繰り返しおっしゃったことは、
「聞くではなく、聴く。」と「お客様に共感する。」

 「聞く」という漢字だと、ぼんやりきくことも入るけど、「聴く」という漢字だと意識的にきく意味ですね。電話の仕事をする人は、どこでも、そう習うと思います。

 それと、「共感」も、ほかのところの研修でも、使われていた言葉。
研修で、目標としていたことは、よくわかります。
お客様と、よりよい「対話」をするために、「よく聴き、お客様の身になった対応をしましょう。」ってこと。

 でも、私には、この「共感」って言葉がしっくりこないんだ。

 共感って、同じ気持ちになるってことでしょう?

 お客様と私たちじゃ、立場が違うじゃない。

 例えば、同じ会社の人が何かミスをしてお客様に迷惑をかけてしまった。怒ったお客様の電話を受けた私…お客様に“共感”する…?

 実際クレームの電話は受けたことあるし、その電話で、お客様にほめられたことさえある(クレーム電話はあまり受けたくないけど、ちょっと自慢^^;)けど、
お客様の話をよく聴いて、お客様が、何に対して怒っているのか想像して、すぐ、お詫びの気持ちになったけどなー。

 この“お客様の気持ちを想像する”ことをどうも「共感」と言ってるみたい。日本語には、相手の気持ちを「思いやる」とか「思いやり」って言葉もあるのに、ビジネスシーンには合わないってことで、「共感」って言葉を使うのかしらね。

 あ、きっと、私は自己チューだから、「簡単に共感されるほど、私は単純じゃないわ。」って、どこかで思ってるんでしょうね。

 同じ気持ちになるのは難しいからこそ、「それ、わかる!」ってなったとき、うれしいんだと思う。

 それって、“みんな自己チュー”を前提としているってことだね^^

 このまえの講演会で、夏目房之介さんも「今の時代は自己チューでいいんです。」とおっしゃっていたから、私もそれで、いいんだと思いますsmile

 ※この日の公演内容については矢崎屋伽藍堂さんのブログをごらんください。http://d.hatena.ne.jp/yazaki_ya/20060926

電話応対の研修

2006-09-26 20:20:51 | From 東京
 私がパート勤務で、電話の仕事をしている会社は、テレマーケティングの会社としては、大手で、日本のあちこちにテレフォンセンターがあります。

 今日は、各センターから選ばれた新人コミュニケーター(私達電話を受けたり、かけたりする仕事の人たちのこと)が、集められて、「電話応対の基礎」の研修がありました。(どういう基準で選ばれたのかは、知りません。)

 私のいるセンターからは、私と私より一ヶ月あとに入ってきた30代男性のN田さん(元俳優さん…しかも子役から)のふたりが参加しました。

 えっと…電話の仕事って、声を使うし、時間が比較的自由になるので、芝居をやってる人って多いんですよね。

 午前中は、一応、滑舌と発声なんかがプログラムにあったけど、どうも、講師の女性は、ご自身が苦手な様子で、テキストにたくさんある早口言葉のうちの「お綾や 親に おあやまり…」のひとつだけを、受講生に言わせただけでした。

 しかも、たぶん、講師の頭の中には、

「まず、言わせてみて、言うにくいことを実感させて、
 口を大きくあけることを練習させてから、
 もう一度言わせる…と、まえより言いやすくなる。」

っていうのが、あったと思う。

 でも、「では、まず、これを読んでください。」とあてたのが、N田さんで、彼は、きちんと腹式発声の役者声で、すらすらと、つっかえずに「お綾や…」を言ってしまったのでした。

 講師の女性、ほめもせず、「この文を読んでみて、どうですか?読みやすいですか?」と質問し、

 N田さんから、「読みにくいです。」という答えを引き出してました。
 
 N田さん、協力的です!そのあと、母音の口の形を鏡を見ながら、確認したあと、もう一度、同じ早口言葉を言わされて、やっぱり、みごとにスラッと言い終え、
「さっきより言いやすいです。」と言っていた。エライ!

 そのあとの腹式呼吸の練習のあと、
「では、息をはきながら、あーーーと声を出してみましょう。」
と言われ、

 アーーーーーー…

とみんなで講師といっしょに声を出し始め、
私も気持ちよく、声を伸ばしてたら、
講師の声が途切れたので、
あわてて、声をとめました。

 そして、

“ここはさー、部屋にいる受講者の声が途切れたあとも
講師の声だけアーーーーー!って残って響いて、みんなに、
はぁー、さすが!って思わせるとこだよね…”って思うリルちゃんでした。

 私は、自分の授業を準備するとき、そんな自分の見せ場を考えちゃいます。

 ※今日の講師さん、なんか文句になっちゃってごめんなさい。(これを見てないとは思うけど。)でも、お弁当屋さんの注文受付係とお客さんのロールプレイなどは、たいへんためになりました。そのうち、日本語レッスンでも、やってみたいです。

また歌いに行きました。

2006-09-25 21:30:44 | From 東京
 昨日の朝、いつもより遅く起きて、朝ご飯を食べて、このブログを見たら、『どらねこやんと歌いました』の記事のコメント欄に、「またいっしょに歌いませんか」のお誘いが。

 昨日はTさんも仕事で出かけていたし、暇だったので、また、中野のどらねこやんの展示会場まで、出かけていきました。

 年齢性別問わず、いろんなつながりの友達が、どらねこやんに会いに来る空間です。

 行って、すぐに、日本語教科書『とびら2』に声の出演で協力してくれたM谷さんの朗読会のときにピアノを弾いたという女性に紹介される。

 「この人がいなかったら、僕とMさんは会ってなかったんですよ。」とどらねこやん。(ふたりとも、私にだまされて、アノ芝居に出たってことですか!?10年以上も経ってるんだから、もう時効でしょ^^)

 そのピアニストさんのリクエスト(?)で『オギヨディオラ』に再チャレンジ。二日前よりは、うまくいった気がします。いい歌だよねー。

 6時を過ぎてから、どらねこやんの昔の芝居仲間の方々が来て、歌声喫茶っぽくなりました。(本物の歌声喫茶には行ったことないけど。)

 陽水のものまね入った『少年時代』、気持ちよさそうだった。

 四弦ギターは素朴な音色で、その伴奏で、どらねこやんと私が、レベッカの『フレンズ』を歌うと、バラードっぽくなって、しみじみ聴こえました。

 それから、楽譜初見なのに、がんばってどらねこやんとブンちゃんのツインギターでの『勝手にしやがれ』…♪よく通るボーカルが、かっこよかったです。

 みんなで、伴奏間違っても気にせず歌った『リンダ リンダ』面白かったね。

 
 会場の壁をぐるりと飛んでいた眼を入れてない“竜”も、ちょっと笑ったかもしれないね。
 
※どらねこやんのこの日の日記はこちら
http://happy.ap.teacup.com/applet/twnet/20060925/archive