命って何だろう？

　今日は文化の日ですね。

　女優の森　光子さん（85歳でもお若い！）や、94歳で現役のお医者さんの日野原重明さんなどが文化勲章を受章されたんですねー。
http://www.asahi.com/culture/update/1028/010.html

　私、最近たまたま「いきいき」という雑誌で、このおふたりの対談を読みました。
　（「いきいき」というのは、最近、晩年のオードリーヘップバーンの映像を使ったＴＶＣＭも流している“５０代からの人生応援雑誌”です。http://www.e-ikiiki.net/）

　森　光子さんと日野原重明さんの対談のなかで、心に残ったのは、日野原さんのおっしゃった
「命はどこにある？」というお話。

　日野原さんは、小学生にこの質問をするんですって。
そうすると、小学生達は、胸をさしたり、頭をさしたりする。
「そこには、心臓があったり、脳があったりするね。でも、命はそこにある？」ともう一度質問するんですって。
そこで、小学生達は、うーん…と考える。
日野原さんは、
「命っていうのは、自分が使うことのできる時間なんだよ。」
と教えてあげるんですって。

　そして、その話を聴いた小学生から、
「僕の持っている時間が命だとしたら、その使い方をよく考えようと思いました。」という手紙をもらうのだと、日野原さんはおっしゃっていました。

　私も、その小学生と同じ感想を持ちました。
“命の使い方”だもんね。大切に使わなくっちゃ。