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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

暗数殺人

2020-10-03 21:01:12 | 韓国映画
10月2日にDVDリリースされた、日本でも劇場公開された韓国映画
殺人鬼と刑事とのお話
ってことっで、韓国映画が好んでプロットに使うおバカ警察映画からは逸脱してはいますが
キム・ユンソク演じる刑事キム・ヒョンミンは麻薬課の刑事
手駒に使ってるSから、情報を持ってる男としてチュ・ジフン演じるカン・テオと情報をもらってる時に
突然殺人課の刑事の急襲を受けてテオは恋人殺しで、その場で逮捕されるが
先に言っちゃいますが、チュ・ジフンという殺人鬼カン・テオを演じてる俳優さんが実にいい
ってベテランの域にいるキム・ユンソクを完全に食ってる作品
ってプロット的にもですが
 
敢えて麻薬課刑事ではあるものの、ヒョンミンは実家がある程度お金持ちのようで
情報料ヲ要求するとともに、過去に自分が犯して
未だ世に出ていないというか露見してない殺人事件を7件も告白してしまう
刑事的に暗数事件の解決することになぜか人一倍萌えるヒョンミン
多分にテオの尊大な態度と人をおそれぬ小馬鹿にした態度が気に入らなかったんでしょうが
 
警察も焦ってしまったのか、殺人罪の証拠を捏造して起訴して20年の刑を勝ち取るが
ヒョンミンは刑務所にテオに呼ばれて実際の証拠品のありかを告白し
本当に証拠品が出てきて、立証された関係でテオは5年減刑されてしまう
麻薬課から殺人課に転勤させられ
テオが告白した7件の専従捜査にあたるヒョンミン
子の時部長さんだか署長さんだか警察は暗数事件を捜査しても点数にならず
顕現してる事件を解決せよみたいなことを・・・
ここいら韓国の警察らしさはやっぱ表現されてはいますが・・・
 
映画の冒頭で事実をもとにしたって出てきましたが、つい10年ほど前のお話なので
最後にテオが刑務所で自殺したって出てくるので、関係者死亡ということでようやく映画化されたようですね
こう言った事実をもとにしてるのは、関係者が生きてる間には映画化されないって言ういう不文律があるようですね、世界的に・・・
 
テオによって翻弄され尽くすヒョンミン、尽く空振りで、唯一女性の下半身の白骨死体だけは発見できたものの、それ以上何も出てこないんですね
でもって、裁判自体がテオに味方して
ヒョンミンは交番勤務no巡査にまで格下げになり
テオが勝ちかって言う展開が
でも、あることからひっくり返されて・・・
 
ある意味テオとヒョンミンとの会話劇みたいに進んでいく映画でもあるんですが
これが結構面白いんですね
やっぱ韓国映画の映画製作に関してのエンターテインメントは
見てるこっちを映画野物語世界に引き込んでいきますね
これからも韓国映画から目が離せない
 
2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・テギュン脚本・監督作品
出演:キム・ユンソク、チュ・ジフン、チン・ソンギュ、ムン・ジョンヒ、ホ・ジン、ウォン・ヒョンジュン、キム・ヨンウン

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんばんは! (ヒロ之)
2020-10-05 21:10:50
コメントありがとうございました。
ある意味色々と考えさせられる内容でしたが、主役を完全に食っている犯人の存在感が抜群だったので、サスペンス映画としては引き付ける要素(人物)を上手く出せたといった感じでしょうか。
勿論、その犯人を演じた役者さんの演技力がないとダメですが、そこは韓国ですから、実に悪人として魅力的に見せているのが良かったですね。
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ヒロ之さん、コメントありがとうございます。 (morkohsonimap )
2020-10-06 05:26:21
完全に犯人が刑事を見下していたような
役者のキャリアとしても若手がベテランを食っていましたね
韓国の役者層の暑さと演技力にはどっかの国のジャニアイドルに頼り切ってるのとは違いますね
今後、チュ・ジフンの作品にも注視していかねば
韓国映画らしい面白さでした。
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