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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

蜘蛛の巣を払う女

2019-05-11 23:59:01 | 洋画
スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」から成る『ミレニアム』3部作を原作を読み
スウェーデン製作の3部作の映画も見ました
そして映画はリスベット役のノオミ・ラパスを世界的なスターにのし上げましたし
アメリカ映画でも三部作の第一作の「ドラゴン・タトゥーの女」をダニエル・クレイグとルーニー・マーラで映画化しており全作鑑賞してますが
なんと原作のスティーグ・ラーソンが三部書いた所で早世されてしまい
これで終わりだと思っていたんですが

なんと2015年に、ダヴィド・ラーゲルクランツと言う作家さんが『ミレニアム』のキャラクターをそのまま受け継いで『ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女』と言うが出版されたんですねぇ

で当然、本作も観なくてはってことで米版の「ドラゴン・タトゥーの女」を監督したデヴィッド・フィンチャーがプロデューサーとしてアメリカで2018年に製作の「蜘蛛の巣を払う女」の米盤Blu-rayを見つけて購入しておいた

ルーニー・マーラに代わって今回のリスベットって、クレア・フォイに白羽の矢が立ったんですが原作者が代わるとやっぱヒロインのキャラクターも変わってしまったようですね
クレア・フォイ版リスベットはどうみても、まるでアメコミヒーロー並みの大活躍
ハッカーっていうよりは女版007以上の身体能力と洞察力に危機回避がスゴいんです

この娘はリスベットぢゃねぇよまったく別の物語として成立してる
原作の女の部分がまるで生かされていなくて
ストーリーとしてもなんとリスベットに姉がいたとはねぇ

つまり、今回のリスベットの仕事はなんともうスパイと言うか諜報員も真っ青な
ってもっと一人のか弱い女としてのラーセン描くリスベットが私的には好きだったので
『ミレニアム』自体ミステリー作品でしたけど
スパイアクション映画化された本作は、別な意味で純粋にアクション映画として堪能させてもらいました

お姉さんは結局は敵対関係にあって、オープニングでの16年前の少女時代の飛び降りとエンディングでの飛び降りって見え見えのシンメトリーなんですねぇ
さてお姉さん本当に死んでしまわれたのでしょうか・・・

日本でのDVDリリースは6月5日予定ですか

2018年製作、アメリカ映画
フェデ・アルバレス監督作品
出演:クレア・フォイ、スヴェリル・グドナソン、レイキース・スタンフィールド、シルヴィア・フークス、スティーヴン・マーチャント

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2 コメント

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こんにちは! (ヒロ之)
2019-06-13 14:56:29
コメントありがとうございました。
他のお世話になっているブロガーさんの本作に対する評価を読ませて頂きましたが、概ね皆さん「なんか違う」といった感想でした。
確かにリスベットのキャラ像がかなり変わってましたからねえ、そこに違和感を覚える方も多いみたいで。
初期のリスベットに思い入れが強いと少々今回のリスベットには戸惑いを隠せないのかもしれませんねえ。
Unknown (morkohsonimap)
2019-06-13 23:36:53
ヒロ之さん、今晩は、コメントありがとうございました。
そうですか他のブロガーさんもある意味
違うリスペットってかかれてるのですか
ガーリーアクション映画の一本として見るならいい映画になってるんですが
やっぱ皆さんそれぞれのリスペット像を持ってらっしゃるってことですかねぇ

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