MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

DAY ZERO デイ・ゼロ

2023-11-16 05:05:18 | 洋画未公開
デング熱の変異株が蔓延するフィリピンで感染者が凶暴化して暴れまわるために
襲われた者も罹患して爆発的に感染拡大
死者たちがなんと生き返りっていうか完全なるゾンビ化しての大混乱の中
平和主義で8年間収監されていた元米軍特殊部隊員エモンは模範囚として来月仮釈放が予定していた
これで聾唖の娘と会えると務所仲間のティモイに手話を習っていたものの
ティモイがあらぬチクりの濡れ衣でリンチ寸前のところ助けたために独房入りかつ仮釈取り消しの憂き目に・・・

しかし、その頃デング熱の変異株によってゾンビ化した連中が刑務所にも襲いかかってきったために刑務所は阿鼻叫喚の惨劇の舞台に成り果てて、刑務所は開放されエモンとティモイはゾンビを退治しつつ
娘と妻の居るアパートに
街中こそ本当の阿鼻叫喚の坩堝と化していてなんとかアパートにたどりつくものの
この高層っても9階建てのアパートでも数名が生き残っており各人がなんとゾンビに襲われておる真っ最中
デング熱って言うけどもうさっきから私自身ゾンビゾンビゾンビって書きまくっておりやすが、もう映画自体もデング熱量云々って言わない
 
音に反応し走って襲う系の噛みつきゾンビでして
一応頭を狙わなくてもしたいちゅうか動かなる再死するみたいにに見えるようなゾンビでもあるんですが
妻と聾唖の娘も逃げる途中で生き別れになったりするスリルもあるんですが
この高層アパート内でエモンが妻子を助けるためにエモンとかティモイとがこのビル内だけでゾンビと戦うというワンシチュエーションでのゾンビ映画

ゾンビ映画につきもののグロは無しと私には見えましたが、耐性のないお方には血飛沫とか頭部破壊や刺したり斬ったりとかはグロに見えるようではあるんですがそんな描写にこだわりを見せませんけど、ゾンビを倒す武器は斧、ナイフ、拳銃、自動小銃と一応出して来てくれてますますからゾンビ映画としては普通でしょ
なお主役のエモンを演じて居るのは総合格闘家のブランドン・ヴェラという人
一頭地デカい人で彼のパワーでの無双っぷりが見どころだけかと思っていたら
そうでもないラストシーンを迎える作品ではありましたねぇ

またティモイもある意味キャラが立っていて良かったし、ゾンビ映画に親子愛を裏テーマとしており、概ね満足と言えるフィリピン発のゾンビ映画でした。
 
なお主演のONE世界ヘビー級王者ブランドン・ヴェラの風貌は身体中にタトゥーが入ってるだけでどことなく、フェイクドウェイン・ジョンソンに見えるのが私にはちょっとでしたが
今後この二人で重量級の映画でもつくってくれないかなぁ
 
2022年製作、フィリピン映画
ジェイエム・デ・グスマン監督作品
出演:ブランドン・ヴェラ、ペペ・ヘレーラ、メアリー・ジーン・ラスティモーサ、ヨハンス・リーバイ・ブイエ、ジェマ・ガランサ

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 劇場版 美しい彼〜eternal〜 | トップ | 人妻の忍耐 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは! (ヒロ之)
2023-11-19 19:00:59
これは1本のゾンビ映画としてはかなり楽しめました。

狭い通路にゾンビがひしめくという、あの緊張感の中を突破していく様にハラハラしました。
特殊部隊所属という設定も活きていて、パワーと身に付けた体術スキルを惜しみなくぶつけながら妻子を守り抜こうとする主人公の姿にカッコ良さを感じましたよ。
80分という尺も実に観易い長さでしたが、ちゃんとストーリーが成立しているのは立派。
返信する
ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap)
2023-11-20 03:56:10
コメントありがとうございました。

フィリピン産のゾンビ映画でしたねぇ
一つの高層アパートでのある意味ワンシチュの攻防戦でしたねぇ
でもなんだか高さがわかりにくかったような・・・
主人公の元特殊部隊っていうのが存分に行かされてたし、親子愛を前面に出していたのもよかった
返信する

コメントを投稿

洋画未公開」カテゴリの最新記事