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リーアム・ニーソン100本記念映画だそうで
日本での公開順なのかニーソンの出演順の作品としての100本目なのかは定かではありませんが
かなり高齢になってから「96時間 」でアクションスターの地位を築かれた人で遅すぎた人
今や古希を超えて今後の出演映画での彼の立ち位置が気になるのは製作側も見る側からもですが
そんな彼の映画的な立ち位置を示唆してくれていたのが「タイムリミット 見知らぬ影」でしたが
今回この作品を見て個人的にフィリップ・マーロウとはうまい役を選んだなぁって思わされた
フィリップ・マーロウとはレイモンド・チャンドラーが生み出した私立探偵フィリップ・マーロウの小説の主人公としたいわゆるハードボイルド
依頼主からの依頼を受けて危機に瀕した時にちょこっと身の危険を避けるアクション見せてくれるものの実に人間臭い主人公
上手なキャラを選んだなぁって感心させられた
マーロウなら誰でも納得するキャラだし物語も納得できる原作だし
って思ったけど見ててやっぱマーロウには少し薹が経っているかなぁって・・・
でもマーロウをニーソンが演じてれば誰でもが納得できるわけだし
でもマーロウをニーソンが演じてれば誰でもが納得できるわけだし
マーロウの映画もそれなりに過去に作られていますが
この作品はストーリー的にちょっと単純でわかりやすい作品だったし
結果的にマーロウ自身が納得できれば、彼は司法の人ではありませんから
そこいらは曖昧にしてくれてるとこもニーソン版マーロウであったようですね
映画はやっぱりヒロインの女優さんでみるものでしょう
そう言う意味ではこの作品を支えていたダイアン・クルーガーとジェシカ・ラングのはお二人でしたが
そう言う意味でも旧いハリウッドの世界観を改めて描いていた作品だったのもストーリーに深みを増していた気がする
見てて楽しめた作品でした。
2023年製作、アメリカ映画
ニール・ジョルダン共同脚本・監督作品
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジェシカ・ラング、アドウェール・アキノエ=アグバエ、コルム・ミーニー、ダニエラ・メルシオール、アラン・カミング、フランソワ・アルノー、ダニー・ヒューストン、イアン・ハート、ショーナ・カーズレイク
これからの新境地としてリーアム・ニーソンはアクションは極力控えた探偵マーロウという役を上手くチョイスしたんじゃないでしょうか。
もう少し序盤、中盤にもドンッと盛り上がるものが欲しかったですが、依頼者の思惑通りになって、マーロウもそれに利用されていたというオチは良かったです。
渋めの探偵という役が凄く似合ってました。
リーアム・ニーソンのマーロウ
まぁ記事にもう書きましたがちょっとマーロウとしては薹が経ってはいますが
当たり役だったと思いましたねぇ
おっしゃるように物語として確かに中だるみするのは仕方ないのかなぁ
是非シリーズ化を