1974年製作のオリビア・ハッセー主演の映画「暗闇にベルが鳴る」のリメイク映画って、見終わって調べたら出てくるんだけど
これって、いわゆる原題の「Black Christmas 」と舞台がクリスマス休暇中の大学女子寮って言う言うだけをいただいての
全く別作品と思った方がいいだろうって言う作品
だってねぇヒロインが単体から集団に変わってるなんて・・・ねぇ
オープニング大抵の映画で普通に使われている
歴史的な著名人の格言みたいな
ホーンソーン大学創始者の格言としてスーパーが流れるんだけど
これって、途中で気づいたんですが、ヒロインたちが通ってる大学名がホーンソーン大学になってて、
いわゆる女子大生殺戮の理由づけが、この格言によるもんだったんだってわかるのね
もう冒頭からのフェイクにやられたなぁ
やられたって言ったらこいつみも
なんかプロットに絡んではくるような撮り方してるんですが
全く関係ねえし
ってエンドクレジットの途中にも登場させてるんだけど
一体なんなんだ、単なる監督さんが猫好きだったってキトでしょうか
ま、猫派の私には猫映像が見られただけでいいんですが、決して癒される映像ではないよね、ホラーって見てるんだから
ぜってぇなんかあるだろうって勘繰るもんね
っていうかヒロインが集団だと一体誰がヒロインになるのかってお話ですが
過去にレイプされた子が主役になるんだろうけど
個人的に惹かれるお姉ちゃんが一人もいなかったのは、この映画が初めて
大抵1人くらい目につくYAアクトレスくらいはいるんですがねぇ
いわゆる男尊女卑の男子殺人集団に、JDたちがこれまた集団で対抗する作品だったんですね
殺しの意味がわかるまで長いだろう
結局は初代学長の人間の能力っていうものがJDに必要ないんだっていうクラブの男子学生を
男尊女卑の教授がアジテーションして、能力のあるJDたちを抹殺していったってだけのお話
で、結局はJDに完膚なきまでにやられてしまうだけ
っていうのをこっちは見てて耐えられる女優さんのいない映画を最後まで我慢して見させられるわけですからねぇ
苦痛以外の何ものでもない92分間だったかな
猫ちゃんが本筋になんらかの形で絡んでいたらまた別だったんですが
申し訳程度というか、意味ありげにラストクレジット間に尺とって出す意味もないだろうに
って・・・白猫ちゃんごめんね、あんたは悪くないんだよ
2019年製作、アメリカ・ニュージーランド合作映画
ソフィア・タカール脚本・監督作品
出演:ケイリー・エルウィズ、イモージェン・プーツ、ブリタニー・オグラディ、アリース・シャノン、リー・ドノヒュー
ここまでオリジナルを改変させてしまうと全くの別物映画ですよね。
設定の一部だけ借りているだけですし、そもそもオリジナルにあった影無き殺人鬼の怖さが全く反映されていないのには残念。
代わりに可愛いお姉ちゃんが大量に出ていたら良かったのに、と色々と思うものがありました。
オリジナルとは別物とした方が良い映画でしたが
こういう映画こそ、絶対にリメイクって言っちゃいけない
さらに誰が主人公だかわからんし、みんな心に響かない姉ちゃんだったし
アメリカでも男尊女卑の精神ってあるんですかね
トランプで見えてない部分が顕現してきちゃったってのが気とですかねぇ