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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

空飛ぶタイヤ

2019-02-17 15:42:35 | 邦画
私は海外のTVドラマは見るものの、
日本・韓国・中国のTVドラマは殆ど見ないという
ある意味偏った人間でして
TBSとかで土下座が一躍脚光を浴びてしまったドラマなどは
社会現象の一因として知ってるだけで
自分では一生いや今まで二生分は読書してきてるって自負してる傲慢人間ですので
最近は全く本とは縁もなく池井戸潤の作品は全く読んでません

その池井戸潤の原作が初映画化されたってことで一応映画なら見てもいいだろうって
セットレンタル作品が不足してるときにっており
丁度Blu-rayもあったのでレンタルしてきましたが
ジャケット借りっていつも言ってるんですがこの作品
実はジャケットも全く見てなかったようでして
一応長瀬智也が主演って言う認識だけでして

本編が始まったらなんとディーン・フジオカと高橋一生が主要人物として重要な役所で
ちょっとびっくりって言うか企業悪の権化に岸部一徳
事故を調査する交通課の刑事に寺脇康文
長瀬の会社の整備士主任に六角精児
そして被害者の夫に浅利陽介と・・・
もう新旧の「相棒」の役者さんたちがご出演されているんですね

って言う訳ではないんでしょうが、ある意味長瀬智也と一応敵対関係にあるディーン・フジオカとの同一方向に別のアプローチで収斂していくクロスしないバディムービーとも言えなくはないような作品

同一資本傘下のバンクと自動車会社の資金調達の駆け引きとか
紙媒体の報道に関しての広告費で記事を差し止めてしま資本原理とか
本は読んだことないけどもこういった視点は池井戸潤ならではってことでしょうか

単身中小企業の社長が人間としての矜持っていったら美談になってしまいますが
所詮は自分の会社を守るため
企業戦士は己の立身出世といった個人的なことでの奮闘でしかないんですが
それがいつのまにか社会正義に変貌していってました
そこいらのうまさは原作がいいんでしょうねぇ

実にお金がかかってる映画⬇のキャスト見ても実に豪華なお方たち
こんな映画の資金調達ってどうやったンですかねぇ

2018年製作、日本映画、「空飛ぶタイヤ」製作委員会作品、松竹配給
本木克英監督作品
出演:長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、小池栄子、ムロツヨシ、木下ほうか、浅利陽介、谷村美月、渡辺大、木下隆行、木本武宏、柄本明、佐々木蔵之介、六角精児、津田寛治、升毅、笹野高史、岸部一徳

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