MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

堕ちた果実

2021-10-16 23:05:56 | 洋画未公開
今月リリースの洋物エロチック作品ですね。
原題タイトルはフランス語でしたので、フランス映画化と思って見てましたが
終わって調べたらカナダ映画でした。
見ててどことなく風景がフランスには感じなかった感覚が当たっていたようです。
 
どこをとったら邦題の「堕ちた果実」になるのか不明な映画
主人公というかヒロインは16歳のJK
今まではちゃんと勉強していた、ある意味いい子っていうか優等生
それが思春期何で息苦しさを感じてきていて
さらに父親とったら母親が喧嘩ばっかで、愛されてるのはわかっちゃいるんだけど
夫婦仲が険悪で、ついに離婚騒動に発展
一応母親について生活を始めるんだけど、日常の学生生活や、家庭生活にこの時代に誰でも感じる閉塞感に苛まれて
 
お決まりのドラッグにはしるものの
親が今度は離婚してるんだけどこれに関しては両親が結束してことに当たってくるから
余計に併読感を感じるわけで
見てるこっちも白い粉を鼻から吸いすぎだと思うくらい覚醒剤摂りまくり
そしてお決まりの覚醒剤に男って言うお決まりのパターンで
ようやっとカレシとの濡れ場があります
 
ヒロイン演じてるケリー・デポーは見出し画像を見て貰えばお分かりのような幼い顔立ちしてっけど
濡れ場でおっぱい晒していますから童顔であるし
ある意味ちっぱいで成熟期なおっぱいに見えるものの
児ポには世界的に厳しうございますので彼女はリアル18歳+の年齢ですよね
よく見つけてきたものですね、この幼児体型な女優さんを・・・
 
両親から禁止されればされるほどクスリにのめり込んでいくのは
この時代の子供特有ですけども
なんとクスリの過剰摂取でカレシは死んでしまう
どの前にクスリパーティで過剰摂取でおかしくなった女の子をクルマで病院の前に捨てに行くシーンとかあったりもしますので
ある意味パラドックス的な映画となっているのかな
 
見てるこっちはヤク中で彼女も・・・
って言うオチだと予測してる見てましたが、違っていましたねぇ
 
この思春期特有のどこにも持ってきようのない女の子の青春を女性監督が淡々と描いた作品でした
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2020年製作、カナダ映画
アナイス・バルボー=ラヴァレット監督作品
出演:ケリー・デポー、キャロライン・ネロン、ノーマンド・ダムール、エレオノール・ロイセル、ロビン・ルモー
 
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大コメ騒動

2021-10-16 17:06:21 | 邦画
これも日本映画を積極的に見ていこうって
言う企画で視聴した作品
大正7年に起きた富山のコメ騒動を映画化した作品
江戸時代が過ぎて日本が近代化の道を進み、明治の二つの大戦に勝利して富国強兵の政治目標も達成し、都会では大正モダンで近代化を謳歌していた大正7年
地方は都会と違い、政府が第一次世界大戦に参加し、シベリアに出兵するために
兵量として富山湾から日本海の貨物船に運ぶ米俵は
漁獲量が少なく男衆は北海道に出稼ぎに出かけており
富山の小さな漁村では女たちが肉体を駆使して米俵を運んでいるんですが
自分たちが食べる白米は日毎ねが上がって行くわけで
目前にコメがあるのに値が上がると言うこの矛盾
 
最初米屋に押しかけて値上がりを抗議する
 
 
 
それを新聞が書くから、って田舎で米屋に女たちが抗議したっていっても新聞は売れないから
どっかの元大統領じゃないけれど尾鰭つけてあることないこと書き足して煽情的なフェイクニュースを発行するから
それに火をつけられてコメ騒動は翌8年には日本全国に飛び火して行く
そんな米騒動を発端として「関東やくざ者」の物語は始まりますから
私もその映像の一端から、いわゆる”コメ騒動“ったら庶民が米屋に押しかけて打ち壊しするんだと
擦り込まれてきてましたが
 
この富山に起きて全国に伝播したコメ騒動って
実は打ち壊しではなかったんですね
男衆が出稼ぎに出てる間家庭を守ってる漁師のがお母ちゃんたちは、コメ値上がりのが抗議の一貫として一応は米屋に押しかけるものの
コメ屋のカミさんの奸計にあって集団が分断されたりするんですが
自分たちが貨物船に運ぶ米俵を沖の貨物船に運ばないように浜辺で米俵を止めただけの騒動だったとはねぇ
 
それを先に書いたように新聞が煽るから
全国にコメ騒動が飛び火して他所の地域では打ち壊し何起きたりするってことだtらのね
やっぱフェイクニュースは怖いよね
世論を煽動できるから・・・
 
って事で派手な打ち壊しコメ騒動映画を期待していた私は完全にいっぱい食わされた感が否めないし
映画的にっていうかクライマックス自体もちっとも盛り上がらない作品だったなぁ
しかし室井滋の騒動を示唆する婆さんの怪演にはたすけられてオチずに2時間弱見ていられた作品ではあったんですが
一体何が言いたかったんだって言うように、ある意味ボケボケな作品だった
 
歴史的事実であるため、富山県が全面的に支援してるから
史実を忠実にって言うプレッシャーで、フィクション的な部分を極力排除せざるを得なかったんですかねぇ
見終わって調べたら富山県出身の役者さんが大量に出演されてたようですが
残念ながら私には柴田理恵さんが富山関連で出演されてたんだって言う認識しかないからねぇ
まさかの志の輔さんが富山県民だったとは
 
まぁ歴史を知るにはいい作品なんだろうけども
全く面白みと盛り上がりのない作品だったけど
エンドクレジットで主題歌を米米CLUBが歌い、そのタイトルが「愛を米て」って言うのを見て
ここだけ遊べたんだなぁって思っただけの映画だった
せめて本編でもこのようなオヤジギャグ的なプロットで全編構成して欲しかったなぁ
 
2019年製作、日本映画、「大コメ騒動」製作委員会作品
本木克英監督作品
出演:井上真央、三浦貴大、夏木マリ、立川志の輔、吹越満、鈴木砂羽、舞羽美海、左時枝、柴田理恵、木下ほうか、西村まさ彦、中尾暢樹、冨樫真、工藤遥、吉本実憂、内浦純一、石橋蓮司、室井滋


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