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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

愛してる

2024-05-30 20:08:12 | 邦画
日活ロマンポルノ生誕50周年を記念したプロジェクト「ROMAN PORNO NOW」で製作された作品の一つ
45周年のときには5作品の新作が撮られましたが
時代として、今やロマンポルノも過去の作品ということかもしれませんね
って言うことで実は 50周年を迎えたのが22年と言うことで
このBlu-rayは23年にリリースされていたもの
購入したきり私も未見の山に埋もらさせていたけど見るものに困ったって言うことで引っ張り出してはきたものの
発酵しすぎてちょっと酸っぱくなってしまったのか
 
まずは最近フェイクドキュメントホラー作品にハマり気味の白石晃士監督のこの作品から見ていこうと見始めたものの
そこは白石監督が作ってるからか、一応SMの世界を題材に制作してるものの
ロマンポルノとは全く違う世界観で作られてた作品で
まずは男女の日常の営みとしてロマンポルノ作品に必要不可欠濡れ場が全くないことに・・・
そしてなんと全尺通してヒロインの地下アイドルに密着した女子がドキュメンタリーとして撮ってるって言う寸法で作られた作品だった
 
と言うことである意味秘めごとである男女の営みがないって言うしっかりとした理由づけがなされていたんですね
で、ヒロインの女子プロアイドルを演じている新人川瀬知佐子さんと
彼女が惹かれていく女王様を演じてる鳥之海凪紗
そしてその二人に特定の感情を抱く乙葉あい
と新人さん3人が一応ヌードを見せてくれてはいるものの
全くエロくも何ともない作品となっていたのには・・・

ただ個人的に川瀬知佐子、鳥之海凪紗の二人のおっぱいがちっぱいだった点は買いの作品と言えるだろう
演技経験がお初の新人になんと高嶋政宏が本人役で変態刺青顔に入れて記者会見までっていうかこの会見の司会者役に目立たないもののなんといつもの任侠ドラマでお馴染みの木村圭作さんが・・・
さらにSMラウンジのオーナーにryuchellが極々自然体で演技されていましたが
彼?の存在はある意味この映画には必要不可欠な存在でしたが
残念なことに若くして他界されててコレが遺作になってしまわれたのかな
 
ドキュメントタッチでSMファンタジーの作品を作った白石監督のいつもの存在感を示した作品だったかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2022年製作、日本映画、日活作品
白石晃士脚本・編集・監督作品
出演:川瀬知佐子、鳥之海凪紗、乙葉あい、 ryuchell、 高嶋政宏、佐藤優子、今成夢人、山口森広、 大迫茂生、木村圭作、福田もか。、鈴木太一、蒼月流

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2 コメント

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こんばんは! (ヒロ之)
2024-05-31 18:46:31
コメントありがとうございました。

僕的には余り縁のないジャンルでしたが、白石監督が撮ったとの事で、それだけでの鑑賞でしたけども、こういうのでもドキュメンタリータッチで作り上げちゃうんですねえ、その辺の監督のブレない姿勢に感服です。
本作観たすぐにryuchellさん死去のニュースを観て、ええ!?てなったのを覚えています。
とても良い演技してただけに本当に残念。
高嶋政宏さんに大笑いさせてもらいました。

PS:私のコメントブログの返信にも書かせて貰いましたが、morkohsonimapさんからのコメントから初めて公開停止が解けているのを知りました。
結局何が原因だったのかはよく分からずなのですが、取り合えず再開は出来た様で良かったです。
ご心配をおかけしましたm(__)m
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ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap)
2024-06-01 03:06:41
コメントありがとうございます。
白石監督が御自身のテリトリーの範疇でまさかのロマンポルノえお作られてたとは
全くおそれ入りました、ってか初期の頃のエロ映画ではこのような手法使われずに普通に撮られていたもんだから
監督のフェイクドキュメンタリー手法がホラー以外にも通用することまで証明されたんですね

PS:とりあえず宜しゅうございました
あちらの魂胆がわからないのは残念ですが
えいえいとつみあげてきたものがなくならずに済んだことはよかったですね
サブを使われて規約に抵触するかものもんは全てあちらに・・・
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