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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ブラック・クローラー 殺戮領域

2021-10-23 23:09:15 | 洋画未公開
同じアルバトロスから、今年の5月にDVDリリースされた<未体験ゾーンの映画たち>で公開された「ブラック・クローラー」っていう作品もありましたが
同じ配給会社がワニさん映画ということで“ブラック・クローラー”って冠して“殺戮領域”の副題つけて
同音異曲の作品をシリーズ化して行こうって魂胆なのかはわかりませんが「ブラック・クローラー」は時代が現代で海中洞窟で若者たちがワニに襲われるアメリカとオーストラリアの映画でしたが
 
コチラはジャケット見てもらえれば一目瞭然第二次大戦の米軍制服をきた兵士がトミーガン構えた後に大口開けたワニが数頭の絵面です
そう時は終戦間近な1945年のビルマ戦線
ってことで兵士は同じ連合軍でも東南アジアで日本軍と陸地戦を繰り広げていたイギリス兵三人とインド兵1名の4人が
ビルマのラムリー島に日本軍の補給基地の破壊兵器を視察するため、飛行機から落下傘で降り立つところから始まります
 
指揮官は老練な軍曹に日本軍に弟を殺された兵士ハリスに若い新兵マイク
そしてインドのカーストではくらいの高い兵士の4人が
日本兵の偵察を掻い潜り日本軍の基地を目指しますが
なんと鉄帽なしライフルなし、拳銃のみの装備ってあり得ないでしょう
日本兵もただ歩いているだけで重装備ではなく軍服のみ
ってどんだけ経費節約しての製作なんでしょうか
 
日本軍を避けるために沼地に入ったお陰でワニに囲まれて
ハリスはインド人も信用してなくて敵視してくるのだが、軍曹が間に入ることで辛うじて部隊の均衡が保たれてると言った寸法でしたが
まずいっちゃん先にワニの犠牲になるのが軍曹でして
ハリスとインド兵とはハリスの一方的敵視でなんとか任務遂行に行くものの
 
四方が沼地の浮き島に逃れて新兵がこれまたやられて
二人だけになることで英兵とインド兵とはなんとか和解してみるのですが
四方ワニに囲まれて身動きできず・・・
まずはインド兵がワニに脚を噛まれ身動き取れず
そしてハリスもワニに・・・
最終的にはインド兵も手榴弾でワニと共に・・・
 
なんと全員死亡
どこが事実に基づいて作られた作品なのよ
全員死亡って誰が全貌を語ったんだよ
そして最後の手榴弾は音だけ、それによって日本軍が千人出動して沼でワニにやられて生還したのが20 人ってテロップが流されるだけの映画
完全にジャケ写も惹句も詐欺映画でしたし、ワニの映像は水に入って泳いでるワニの実写を合成してるだけでしょうか
噛まれるシーンもなんもなく噛まれた傷に描写だけでしたし
こんな低予算作品見たことないんですが・・・
それに日本兵はみんなどこかのアジア人を使っていて日本人一人も出てませんし従って一言も日本語をしゃべりません
 
2021年製作、イギリス映画
スティーブ・ローソン製作・脚本・撮影・監督作品
出演:グレン・サルベージ、ジャス・スティーヴン・シン、ライアン・ハーヴェイ、スティーブ・ドルトン、チャーリー・ボンド
 
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ミッドナイトスワン

2021-10-23 17:09:19 | 邦画
私自身はB級映画というか、ゴミ映画みたいな作品も好きですし
A級映画もしっかりみますが、ある意味権威主義的なこととランキング的なことが好きでなく
日本やアメリカのアカデミーには興味があまりなく、『キネ旬』や『映芸』の単年度ベスト10とかは一応自分の見た作品がこういう評価か
ッテ思うだけでベストワンだから見なければっていう事はないし
こんなとるに足らない映画レビューまがいのブログ作って毎日更新はしてるけど
マイベスト10みたいな評価基準もやってません
 
この作品も今年の日本アカデミーで作品賞、主演男優賞受賞した事は普通に知っていますが
個人的には草彅剛作品ということでの視聴でした
日本映画を”積極的に見ていく“のこのブログでの企画でもなく、個人的に草彅剛の映画だからっていうことでの視聴でして
いや流石に凄まじい作品でしたねぇ
ある意味現代日本が抱えてる社会問題
つまり草彅剛のLGBTだけの問題ではなくて、子供役の服部樹咲の養育ネグレクト問題まで組み入れてきてる作品だったのね
つまり二人のヒロインにはそれぞれ自分ではどうしようも無い闇を抱えて一人は社会の底辺を生き
もう一人は未成年であるために保護する人物が必要で、いやでもその保護管理からは成人になるまでは自由になれないっていうことがこの映画のミソ
そして黒い鳥がいつか白鳥になって羽ばたいていく
それまでは闇の世界で生きて耐えていかねばっていうのを
タイトルの“ミッドナイト”に喩えられていたような
 
そしてその闇から脱出するには草彅剛演じるトランスジェンダーの凪沙は命を落とすことで白鳥として羽ばたいていけたってことなのね
そしてネグレクトの親から自立するためにはバレリーナとして
アメリカに留学することで彼女も白鳥となっていったようですね
劇中のバレエに因んでのタイトルでもあったようですね
そういえば劇中一果の唯一心を許した同級生も屋上から飛び降りて白鳥になって羽ばたいて行ったエピソードもありましたねぇ
貧困か裕福かではないんですよね人間の生き方というか人生は・・・
 
日本アカデミー賞で草彅剛が主演男優賞をとりましたが
やっぱ権威主義なんでしょうね、長沢まさみさんには申し訳ないですが、ここは主演女優賞ではなかったかと・・・
それくらいの度量というかユーモアというか洒落っ気を見せて欲しかったなぁ日本アカデミー
主演男優賞だと作品の意図を全く理解してないような気がするのは私だけでしょうか?
 
性転換手術はドバイじゃないんだって見てて思ったら
やっぱラストに繋がっていたようですね、タイでのいわゆる不衛生で廉価な性転換手術は
ラストは個人的には海岸でのシーンで終わっても良かったんじゃないかとは思ったんですが
この拙文の最初の方で書いたように草彅剛クンだけに焦点を当ててるんだったら
海岸でエンドマークでいいんだろうけども
もう一人の主人公がいるわけで、彼女の白鳥としてのはばたきもやっぱ必要となるとこれがベストではあるんですね
 
草彅剛と新人服部樹咲に焦点当てて書きましたが
いやネグレクトな母親を演じた水川あさみさんもこんな素晴らしい演技を見せてくれてたんだとびっくりしました
オネエの一人として出演されてた吉村界人クンとバレエ教室の先生を演じてた真飛聖さんとかは「列島制覇ー非道のうさぎー」でつい最近見たばかりだったなぁ

2020年製作、日本映画、Midnight Swan Film Partners作品、
内田英治脚本・監督作品
出演:草彅剛、服部樹咲、田中俊介、吉村界人、真田怜臣、上野鈴華、佐藤江梨子、平山祐介、根岸季衣、水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖
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衆院選

2021-10-23 14:20:35 | 日記

衆院選の選挙期間中の初休日の昼下がり、天気もよくDVDの目を休めるために散歩に出てみたら駅前は人だかり

今回の自民党首班選挙で小石河連合で党の反主流派に陥った小泉進次郎さんだけは

未だに沈みはしないようで

彼の演説の内容によると、今日は8カ所の応援演説に駆り出されてるようですね

たしかに集客力があるようで

駅前バスロータリーは全く歩けないほどの人だかり

中には手をフル進次郎氏に手を振り返してる女性が・・・

アイドル並みの人気振りですね

ちなみにこの立候補の人物は選挙する前から”落ちた顔“の人です

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