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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

キリエのうた

2024-06-02 05:05:24 | 邦画
これは最初っから5月のリリース作の員数に入っていた作品でしたが
日本映画を積極的に見ていこうという企画での視聴作品だったが
映画の情報を事前に入れないから、レンタルしてきて尺を見たらなんと178分もある作品ということで
なんとか時間の余裕を作っての視聴と相成りました
 
が、そこは岩井俊二監督
ってか彼が原作本書いて自分で脚色してメガフォンまで取った作品だったのね
一応あのもう 12年も前になる東日本大震災によって運命が変わった4人の男女のお話だったのね
そのなかで一応年の離れた姉妹っていうこともあったのかアイナ・ジ・エンドを姉と成長した13年後のヒロインの二役をやらせていたもんだから
っていうか石井監督の映画も時制がポンポン飛びまくっていたりでこの二役
そうアイナ・ジ・エンドさん演技初ってこともあってか
姉と妹との演じ分けがちょっとできてなくて
見てるこっちが整理しつつ映画を見ていくという部分もあったりで
 
岩井俊二監督御自身の意図もあっての二役だったんだろうなとは思いますが
これは役者を変えて欲しかった部分でもありましたが
アイナ・ジ・エンドさん初演技にしてはっていうか歌が主体の映画ですから歌手さんを起用されたのは一応成功していたのじゃないかとはクライマックスの路上ライブフェスでのシーンでの歌い込みの素晴らしさからこれはこれでよかったんだっておみわされたものの
もう一人広瀬すず流石に演技巧者のすずちゃん、無垢なJKから10年経っての男を渡り歩くあの人物像を見事に演じていたのには・・・
彼女の演じた人物の刺されたとこに登場してたのって武尊でしたよね、その後の彼女に関しては映画では語られてはいないものの想像通りなんでしょうね
 
震災シーンではCGも使ってないから姉が妹を探して町中チャリで走り回る街並みの家々が崩壊もしてなかったのが残念だったかな
彼氏との電話もつながりっぱなしだしここいら虚構っぽかったケドあれでないとお話が進行もしないか・・・
 
3時間の長尺ではありましたが映画としての語り口がうまいのでなんと全くオチずに見終わってしまいましたが一回途中でトイレ休憩とったけども(汗
 
2023年製作、日本映画、Kyrie Film Band作品、東映配給
岩井俊二原作・脚本・監督作品
出演:アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すず、村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品、⽮⼭花、七尾⼈、ロバート・キャンベル、⼤塚愛、安藤裕⼦、鈴⽊慶⼀、⽔越けいこ、江⼝洋介、吉瀬美智⼦、樋⼝真嗣、奥菜恵、浅⽥美代⼦、⽯井⻯也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉
 

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