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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

リザード

2023-05-25 05:05:34 | アジア映画
これは珍しいタイのモンスターパニック映画っても、Lizardですから蜥蜴、それもこんなおっきな
蜥蜴です
御覧のように人を丸呑みしていますが
こんな可愛いっていうかトラックに乗っかって昼寝して見せたりしますって言うトラックの運転席には避難した二人の人間が身動き取れずに・・・
 
祖父の葬式の為帰郷したラッパーのカオ。幼馴染である女性YouTuberのフォンが、水不足に悩む故郷の村を活性化しようと地下水を採掘するコンテストを開催すると賞金目当の人が集まって大蜥蜴の餌食になるっちゅうモンスターパニック映画をタイが作って見せてくれてます

万年干ばつに悩む村を救う為と村おこしも兼ねて100万バーツという水源掘り大会に歌手仲間のジェーンや祖父の弟子ヨーと共にカオも参加するも、地中から巨大蜥蜴が現れて
っていうシーンはどことなく「トレマーズ」のパクリっぽいモンスターの登場シーンでしたが
この大蜥蜴はCGですから、タイの映画もそれなりのクオリティで作られておりましたねぇ
 
大蜥蜴が現れ次々と人々を襲っていくまでがちょっと長くて間延びした部分もありましたが
ヒロインのフォンを演じてるファン=タナントン・ニーラシンが実に私好みな美形でしたので
オチずに済みましたが
個人的には日本ではタイのBLドラマが結構日本女性に人気があるようですが
こんな美人さんもいるんですねぇ
タイ映画はBLだけでないっていうとこを見せてくれた映画だって言ってもいいよね
最近は体張ったアクション映画も全くって言っていいほど輸入されないしねぇ

この巨大トカゲは地中から飛び出したり地上を走って追い掛けてくるだけでなく、被膜を使って滑空しながら顎の下のとげで人を縦に真っ二つに斬り裂いたり両手を斬ったり首をチョンパしたりのほかに、人間に頭からかぶりつきますが、これは子供用のエサに巣穴に持ち帰って生きたまま身動きできないようにつばきで固めてるので、クライマックスでの見せ場はこれらの人を助け出しさらに爆破で水源まで見つけるっていう一石二鳥なお話だったのね
 
井戸掘り大会に参加した嫌味な敵役キャラのミン親分など分かりやすいライバルキャラもいて、それがこういったモンパニ映画の定番お約束のオチを演じられていましたねぇ
続編ありきなんかなぁ、それはないと思うけども・・・

主人公のカオは最初はチャラそうな感じでしたし、ヒロインフォンはこれまた絵に書いたような意地っぱり女性キャラでしたが
やっぱ最後は結ばれるのね
 
2022年製作、タイ映画(日本未公開作品)
チャリット・クリリードモンコ監督作品
出演:ゴルフ・ピチャヤ・ニティポーサンクン、ファン=タナントン・ニーラシン、ナタチャ・デ・ソウザ 、スパチャ・スワノン 
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リベンジ・ガール

2023-05-11 05:05:43 | アジア映画
ガーリーアクション好きですから、もうジャケットと邦題見ただけでセットに組み込んできちゃってて
円盤をプレイヤーに入れたら中国漢字が出てきて
さらにお話が2065年って言う設定だって初めて知った
まぁ最近では中国のガーリーアクション映画も楽しいからって言ういうことで
何も考えずに見てたらちょっと違っていた作品
なんとガーリーアクションには違いないんだし、確かに母親の復讐劇ではあるんだけど
ヒロインは脳内に埋め込まれた特殊チップによって特殊能力を身に付けたサイキックガールでして
バトル自体がサイキックヒロインアクション作品と言ったちょっと思っていたのとは違った作品でしたねぇ

西暦2065年、“知能集団”なる組織は、超人兵士を生み出すため、ICチップを脳内に埋め込み最大限人間の潜在能力を引き出す研究を行っていた。
ある日二世代チップを開発した女性研究者のフオ・ランは、被験者である男女二人の子供と施設から抜け出そうとするが、男の子のアーフェイは取り残され、女の子で自分の実子であるシンイーを自らの命と引き換えに逃がすのだった

そして10年の月日が経ちシンイーは名前を替えて、祖母と貧民区に身を隠しながら車椅子生活を送っていたが
祖母に内緒で母の死の真相を探っていたのだった。車椅子は脳のチップスによる後遺症で研究施設にいたならばケアしてもらえて普通に歩ける成人になっていたはずだったのだが
しかし、貧民区に施設からの脱走者が現れたことによって、監視隊が街に押し寄せ、シンイーの身にも危険が迫る。そして監視隊の指揮官には最新チップで最強超能力を持った青年がいた
こいつがかなりなワル

私自身も気づかなかったんですがこのサイキッカーこそシンイーと逃げようとして取り残された男の子の成長した姿だったんであるって最後の最後で映画が教えてくれるんですが、
ヒロインと同様に私はなんの情報も入れないから気づきもしませんでしたが
見終わってアルバトロスにこの作品のサイト見たら梗概でバラしてるんですね

まぁそういうことで事前情報入れるのというか入れないのかでは映画の楽しみ方も違ったりするものでして
いれんといてよかったよな
あそこの身元を知らせる折り鶴で感慨さがちがってきますからねぇ
さらに折り鶴が燃えるとこでも・・・
まぁシンイーは結局は捕まって二世代チップの秘密を探ろうとしてヒロインの肉体から体液を抜こうとする過程でチップがさらに彼女を呼び覚ますという仕組みになっていたようで
完全にチップの能力が引き出されて超超能力者として覚醒して兄とも慕っていたくだんの若者と死闘を繰り広げ
さらに施設長を葬ることで母の仇を討つことになるわけでして
異常な施設長もすごいが母の復讐に執念を燃やすヒロインもすごい作品でしたが
サイキックアクションがあまりにもワイヤーとVFXだ作られているのが、私の好みな肉体アクションとはあまりにかけ離れていたのがねぇ

2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
チャオ・ツォン監督作品
出演:チャン・イートン、ルー・スーホン、フー・ハオハン
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南少林 詠春拳誕生

2023-05-08 05:05:37 | アジア映画
あのブルース・リーの師匠であるイップ・マンの“詠春拳”の源流って言われる永春拳、その詠春拳の創始者とされる南少林寺の至善(しせん)が活躍するお話かと思って見ましたが・・・
最初に言っておきますが2、3日前に見た「九龍の絆」と同様に中国映画ですが
7、80年代に大量に作られてた香港映画のカンフー映画を彷彿とさせる作品でしたし、
ジャケット自体も香港映画的なつくりになっていますがこれは日本で作ったもにでしょうね
 
上で至善がその拳法を誕生させるまでの過程を描いてる作品かって思ったらこの作品至善はなんと添え物的な出演でしかなくて、至善の幼なじみとされる
将軍の令嬢五枚(ごばい)は、囚われた将軍である父を救出するため、南少林寺に助けを求めに来た。しかし、南少林寺は俗世の争い事には関与する事ができずに、協力を断られてしまう。
そこで、五枚に対し至善は、女性でも学ぶことができる拳法、詠春拳を編み出し伝授するのだった
ってことで今作での主演はこの五枚に扮しているチェン・イーリンが主役と言える、ある意味この映画ガーリーアクション作品でもあったようです
 
唯井この五枚実に一人勝手な性格でハンサム至善がいろんな意味で翻弄される体たらくを見させられる映画でも
って言ういうことで見終わって調べたらなんとこの作品実は三部作の第一話だったようで
今後は至善が活躍していくことになるのかな
っても最近の中国映画は一貫したシリーズ物でも日本の配給会社に別々にバラ売りされてることから
今作の配給会社であるアメージングDCが一貫して配給してくるとは限らないって言う危惧は拭えないよななぁ

はい、日本が勝手に”詠春拳誕生秘話“なんて惹句に書いてるけど詠春拳はもう出来上がってて五枚に至善が教えているから誕生秘話ではなくて詠春拳創始者である至善遠取り巻くお話の作品って言った方が正解のようですね
中国のB級カンフー映画でしたね。

至善をシュー・チアンタオかなりなハンサムでしたが今作ではヒロインである五代を演じてるチェン・イーリンが
これは好みの問題とも言えないんですがちっとも美人でなかったのが残念な作品でもありました。
 
2022製作、中国映画(日本未公開作品)
ファン・シウミン監督作品
出演:シュー・チアンタオ、チェン・イーリン、ファン・ウェイペン、ルオ・デツ、クイ ・ユリ
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九龍の絆

2023-05-04 20:08:23 | アジア映画
これは懐かしい8、90年代に大量に作られていた香港映画が令和に蘇ったような作品でしたねぇ
画質といい、作風といい本当に懐かしいって言う気持ちで見てられた作品って言えるけども
2000年の香港返還から中国映画になってから香港アクション映画は衰退していってしまったことを悲観してる輩には嬉しい贈り物的な存在感を示してくれた作品だったし
時代が進んでスケールアップしたのか、完全なるノンストップアクションだったなぁ
 
復讐が復讐を生んで殺し合いがいくところまでいく映画って最近ないものねぇ
こういったいっちゃってる映画を作れるのは韓国映画くらいしかないわけだったのが
やっぱどっかで誰かが待望してるってことで制作されたものの
ちょっと空回り気味でもあるくらいな作風が実に私にはちょうどいい
クルマ壊し放題、もうゴルフじゃないけど銃も撃ちっ放し、こんな映画を実は待っていたっていっても過言ではないものの
いたってドライに作ってるんだけど、こういった全編アクションの中にも往年の香港映画には男の有情とか義兄弟や実兄弟の愛に溢れてどこかペーソスが映画に見られて
アクション以外のそこに惹かれて見続けてきたっていう記憶があるものの、今のところ中国映画にそれが無い
 
香港九龍の黒社会で暗躍していたシャン三兄弟は家族の為に今は足を洗って堅気になっていたものの、運送業を営む次男ラオリンが、麻薬の国外輸送を拒否したことで黒社会のボスであるタリーの襲撃を受ける。間一髪、弟たちを救いにきたシャン。しかし、激しいカーチェイスの末にタリーを崖から落として死に至らしめてしまう。兄を殺された弟ジャーノンに弟二人を次々に殺され、妻の死の代わり生まれた一人娘シャオヌオを拉致されてしまったシャンは怒りに燃えて単身娘の救出に向かうが、シャンに生き地獄を味あわせてやるとジャーノンによってシャオヌオは人身売買組織に売り払われてしまい、
後半はジャーノンと戦いながらこれまた人身売買組織に娘を探して単身立ち向かっていくシャンであった・・・
 
ってことでこの作品の根底には一応シャンは子を思う親の愛故に猪突猛進していくお父さんの姿を描いており
また悪は悪で兄を殺されたゆえの狂気でなんでもありで相手をうちのめしていく
どちらもその原動力となるのは家族愛っていう映画なんですが
その二人の回りをわちゃわちゃと人身売買組織たちが・・・
まぁ普通に懐かしく香港映画っていう特殊なそして一世を風靡して一時代を築いた娯楽映画っていうかアクション映画を楽しませてもらった気がする
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
サイモン・チェン監督作品
出演:ジョーダン・チャン、サム・リー、シェン・イージェ、リウ・ウェイジョウ、ジェイソン・チュー、ティエン・ルー
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Miss.アサシン

2023-05-02 05:05:24 | アジア映画
はい、みんな大好き中国の美女アクションスターであるシュー・トントンさんの「Miss.デンジャラス」、「Miss.リベンジ」に続く配給会社アットエンターテインメントが日本で勝手に“Miss.”シリーズとしてDVD化してしまった全く各自別作品ではあるんですが
その第三弾ですが、今作はシュー・トントンさんはなんと脇役です
ってことでアットエンターテインメントさんは日本的なシリーズ作としても邦題詐欺にも該当する作品となっていたのですが
ガーリーアクション好きな私にとってはなんとも残念至極ではありますが
 
一応シュー・トントンさんのウリでもある肉体アクションもいわゆる太腿お色気シーンもあるにはあるので不問にしておいてあげるけど次回はないからね
ってことで今作の主演はなんと、「Miss.リベンジ」にも出演していたテレンス・イェンが主役でした
15年前ボディガードのハンはある研究者とその幼児の警護を任されたものの
娘のシェリーに“心配ない絶対に守り通して見せるからね”と危機の中約束したにもかかわらず研究者を殺されてしまい。かつそのバイオテクノロジー薬を何者かに奪われてしまっただけでなく、犯人を追い詰めていく中でシェリーも見失ってしまうという失態をやらかして現在もそれを引きずってアル中の生活を送っていたのだった。
 
その時に脚を負傷した相棒の頼みで、あるアイドルの警護を引き受けざるを得なくなり
彼女の警護をしてる中で、アイドルの命を狙うのは件の謎の薬で狂ったストーカー男で、その薬を開発する企業のボスがなんと15年前に件の研究者を殺し研究薬を奪った男だと判明するものの、その男を父と慕い、彼の命令によって邪魔者を排除してきた女殺し屋がおり
なんとその女殺し屋は父親と慕うボスの命令には絶対に服従している成長したシェリーだったのだ
その殺し屋は現在はアンジーと名乗り彼女の殺しのテクニックはかなりのもので
そうもうお分かりですよねこの後殺し屋さんがシュー・トントンさん
 
ってことで邦題の「Miss.アサシン」には詐欺的な要素はありませんが
映画の内容的にはハンがあくまでこのストーリーの主人公でありまして
最終的にハンとアンジーとの肉弾戦で物語が完成するんだって思うじゃないですか
ところがギッチョンチョンでして
クライマックスでハンと対決するのは・・・
 
15年前の因縁を現代に蘇らせ、ハンの再生とアンジー=シェリーの復讐までかたづけてしまう都合の良いシノプシスはかつての香港映画によく見られたよなぁ
そんな映画だったなぁ
シュー・トントンさんはまだまだ見たいからアットエンターテインメントさんもどんどんトントンさんの作品を輸入して欲しいんですが次は「Miss.」何になるんだろうか?
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
グアイ・ジー監督作品
出演:テレンス・イェン、シュー・トントン、チェン・リン、ホァン・シュカイ
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戦華 バトル・オブ・ムーラン

2023-04-28 20:08:57 | アジア映画
もう2年くらい前になるのだなぁ、コロナ禍の中で一挙に中国映画でヒロインレジェンドとして中国で語られ続けて来た“木蘭(ムーラン)”の映画が一挙に3本ほどDVDとしてレンタル店に並んでいたのを思い出した。
ムーラン -戦場の花-」をはじめとして「ムーラン 美しき英雄」そしてムーランのその後を描いた「ムーラン 最後の戦い」としっかり見てきました。
 
今年再びムーランを主人公にしてヒロインアクション映画を作ったようで
早速セットレンタルの一本に組み込んんできました
ヒロインアクションって書きましたが、ムーランがある意味ガーリーアクションのハシリかもしれませんねぇ
個人的にはムーランのお話は私にとってはオーソドックスな作りになっていたこともあって
私にとってのムーランは1番最初に見ていた「ムーラン -戦場の花-」が基本になっているようでして
今作はこの私の基本となった「ムーラン -戦場の花-」とあまり変わりない作りでしたが
映画的には見せ場っていうか戦闘シーンが今作では少なかったような気がする。
 
敵国である柔然(じゅうぜん)からの残虐な侵攻に対抗するため、北魏(ほくぎ)の国では各家庭から男性1名が徴兵されることとなったが、ムーランの家では弟はまだ子供であり、父は前の戦争で脚を壊して帰宅しておりますので不自由な体で徴兵されるものだから、娘のムーランは、男装し父親になり代わりリー・ロン将軍率いる部隊に入隊する

戦地では多くの兵士が犠牲となる過酷な戦いを強いられるが、拉致されていた郡主の姫君を救出するなどして姫君に好意というか恋心を持たれたものの、姫に触れられて女と見抜かれたり、柔然に両親を殺された若者に沼で水浴びしてるとこを見られたり、村の男が軍にいたりで何人かに女と知られていたものの
 
戦友が戦死したことが頭に昇り1人敵陣に攻め込むもののそれを知った将軍に助けられたときに将軍にも女とバレたりと
この作品はかなり女を前面に出してたきてましたし
クライマックスでは女子装束で柔然の将軍と戦う姿を見せてくれていた
まぁ映画ですからどのようにアレンジしてもいいのですが
女子装束ですから私はこの袖とか裾がヒラりとするスローの絵が好きなんだよね
これぞ中国映画の真骨頂だと思い込んでるし、こういうシーンに惚れ込んでるわけでして
中国剣戟時代劇はそこに見どころがあると思っていて何が悪い?
 
映画の尺も77分と短いとこから見やすかったかな、この映画は
これって2020年に作られていたんですね。ってことは上の作品群と同じ時期に作られてて
多分にディズニー版のアメリカ映画「ムーラン」を認められないって中国が本当のムーランはこんな女性だったっていうことで作られた作品のうちの一本が今になって遅れて日本に輸入されてきたようですな
 
2020年製作、中国が映画(日本未公開作品)
リー・ユーシー監督作品
出演:チューシュアン、リー・マオ、ペマ・ジャド、チャン・ヘンルイ、リャオ・フィジア、リウ・ヨン
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紅い服の少女 第二章 真実

2023-04-23 20:08:04 | アジア映画
ツインパックですから
映画自体は前編がヒットしたために続編を作ったってことなんでしょうね
一応2年のブランクがありますが、今作では前作の赤い服の少女の正体っていうか秘密が明かされていくプロットになってたし
前作のヒットを受けて製作費もアップしてたのかなぁちゃんと”紅い服の少女“がしっかり紅かったのでまずはめでたし
 
オープニング出の行方不明の人たちが前作の人々だったから
そこからしっかり繋がりを見せてくれるものの
オープニングで発見される死体は後半で明らかにされることからタイトルロールの人物だったんだって
しっかりわかるように本作もかっちりとしたシノプシスで作られた作品であったのね
 
社会家庭局の職員が今作の主人公ってことで前作から一年後のお話として展開されるんですが
なんと途中から完全に悲劇に打ちひしがれた前作の主人公も登場し
さらにもう一人の中年のおばはんって言うかお母さんの3人の女性が主人公になっていたんですね
そう実はこのお話は、この3人の女性を通して母娘愛っていうテーマの中で”紅い服の少女“の秘密が解き明かされていくお話だったのね
 
しかし驚いたのはローティーンくらいの娘が妊娠したら自分の過去を思い出して有無を言わさずに堕胎に動く社会家庭局のお姉ちゃんって言うかお母ちゃんの行動力がすごい
しかしそれによって娘が行方不明になることで物語が動いていくんですね
そんな中で前作のヒロインも発見され、やっぱあの赤ちゃんは死産だったようで
あのヒロインがもう見るも無惨なお姿を晒されてくるのには・・・
あそこまで打ちひしがれた姿はすごい
 
社会家庭局が査察に入ったお母さんが実際のは主役になってるようで
紅い服にさらわれないように自分の娘の身体中に梵字を耳なし法一みたいに描きまくっていたのは
やっぱアジア映画だなぁって見てたけど、ひょっとしてあれ裸だよね児ポにひっかからなかったのかなぁ
保護って言う観点で母娘離してしまうからっていうことで今作も実に緻密に前作と絡めて計算され尽くして作られてた作品だったんですが
この作品に社会家庭局の娘の腹の子の存在はいらねぇだろうって思ったのは私だけ?
第一章でも男の存在は薄かったわけだし
悪魔VS神って言う構図を描きたかったんだろうけど
今作だっていらなくても済みそうな気がした
最後まで父なし子で産むって言う方が作品的にもアリな気がしたんだよね、社会家庭局のお母ちゃんがあえては自分の出自にも関わるって言う方が母娘愛のテーマにも通暁してくると思えるんだよね
 
でもまぁ二作品で一本の作品としてみた方がいい映画でしたねぇ
ただ先に書いたように製作費が潤沢な割にはホラー映画の基本である怖さが完全に薄まっていたのがちょっと残念でした。
 
2017年製作、台湾映画(日本公開作品)
チェン・ウェイハオ監督作品
出演:レイニー・ヤン、アン・シュー、ホアン・ハー、フランチェスカ・カオ、ルビー・ジャン、ウー・ニェンシュエン
 
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紅い服の少女 第一章 神隠し

2023-04-23 17:05:44 | アジア映画
台湾ホラーの傑作が日本上陸したって風の便りで・・・
っていうことで精神的に閉鎖空間には足を運べない私ですから
DVDリリースを待っており「紅い服の少女 第一章 神隠し & 第二章 真実 ツインパック」のDVDを購入しておいたものを
なんとかこの時期に見ておかないと、
そうなんですよGWを控えてDVD業界は、だいたい各月の下旬はリリース枯れ時なんですが
今月は21日から28日にかけてDVDのリリースラッシュですから
買ったら安心の未見の山で発酵させてしまいかねませんので今のうちにってことでの視聴
 
まず最初に言っておきますが、私のモニターが悪いのか
紅い服の少女が”紅い服“着てないんだよね。全体がいわゆるモノクロに近いカラートーンでって昼のシーンではきちんとしたカラー作品なんですが
山中とか夜間とか全くモノトーンカラーで反映されるから
”黒服の化け物“としか映らない訳で、なんとか見てるうちにコイツがいわゆる“紅い服の少女”で、オープニングの解説の“魔神仔(モーシンナア)”なんだって理解した上で見てました。
 
いやよくできてるホラーだったっていうか、なんだよ夢オチかって思わせといてもう一段落としてきておいて
さらにホラー映画定番のエンディングオチに持っていくところはやられたな
そこまではもうこれまた定番のバケモンで魅せてくれてたホラーでして
日本のお家芸であるホラー作品よりおどろおどろしさとかビックリドッキリ感も薄口ではあるものの
きちんとしたホラー作品としてそこいらの伏線の貼り方もしっかりとエンディングの定番までできっちりと回収する見事さが気持ち良かった
 
まぁほとんど説明もなんもしないのにプロットだけでヒロインの”結婚いや!“さらに“子供作らない!”って言う理由を見せてくるシノプシスでのクライマックスでの回収のうまさ
そして1番はなんとホラーのヒロインは凛とした美人でないとねぇ
 
自分を棚上げしておいてなんなんですが人のは直ぐに気付くんですよ商売柄
字幕スーパーで”三叉路“が”三差路“になっていたのはなんとも・・・
これは配給会社のミス、一応映画は公的なものですからこれはいただけない
 
2015年製作、台湾映画(日本公開作品)
チェン・ウェイハオ監督作品
出演:アン・シュー、ホアン・ハー、リウ・インシャン
 
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暗殺

2023-04-17 05:05:27 | アジア映画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行の<未体験ゾーンの映画たち2023>にて上映された一本
相変わらずのワイヤーアクションにVFXとCGを合成させて
なんと中国の美人女優ばっかり集めて谷間を強調した衣装に
ワイヤーアクションですから飛ぶは回るはでのソードアクションですから、衣装の裾のヒラヒラに合わせて太腿チラリのお色気アクション映画
決して物語でもお色気チラリでモニターから目を離させない作品となっておりましたものの90分の個人的にはちょうどいい尺でしたが、ガーリーアクション映画としては中盤ちょっとダレる
 
上元歴6年、唐門という女性だけの暗殺集団がおり、この集団は秘密機械“陰陽眼”と言う占いシステムによって予知された悪人の名前を出させて
彼らが悪事を働く前に殺害し、天下の平和を守ってきた
その命令は絶対で、いかなる理由があろうとも”陰陽眼“が示した人物は殺さなければならないと言う不文律のもとで結束を固めて来たものの
ある日、唐門のこの“陰陽眼”が唐門のリーダーの一人である“唐無煙(とうむえん)”が次の標的として指名されてしまい、
唐無煙は部下である暗殺集団の刺客たちに自分の命を狙われることになる
 
そうなんですこの唐門で乳母日傘で育てられて来て世間のことは何も知らないお嬢様育ちの唐無煙は唐門から逃れて世間の荒波に揉まれ、かつ同僚や部下の刺客から命まで狙われて
ってことで乳母日傘の主人公はそんな中で刺客を退けながら世間で生きていくうちに
人としての生き方を学んでいくと言う成長物語でもあり
かつ、女の世界での嫉み妬みが原因で唐門の権力を掌中に納めようって言うためにどうやら機械が何者かによって操作されていたことがわかり
元同僚のラスボスに向かっていく唐無煙の活躍を描いた作品
 
ソードアクションとお姉ちゃんのチラリズムを楽しむ映画
これぞ見せ物としての映画の完成形って言った作品でした
チャイニーズの女優さんは体は動ける
さらに美形だし言うことなしの目で楽しむガーリーアクション作品。ただそれだけ
 
2022年製作、中国映画(日本公開作品)
ルオ・リー監督作品
出演:ワン・ジアリー、クララ、イヴァン・ワン、ジン・ヨウメイ、ジーナ・ホー
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ゴースト 強化能力者

2023-04-10 05:05:06 | アジア映画
何気にSFアクションだと思って、ジャケットにもお姉ちゃんが写っているってことだけでセットに組み込んでみただけだったんですが
円盤をプレイヤーに入れてみたらオープニングノ映画会社野ロゴ何中国漢字ですが出てきてまずビックリ
さらに見てたらいちおうミュータントではあるものの、なんとガーリーアクション作品でした
開けてびっくり玉手箱な映画で十二分に堪能させてるもらっちゃいましたが
ちょっと残念なのは最近のこう言った中国映画の尺が70分強って言う言うところくらい
やっぱ映画はオールインのVシネマを除いて90分前後は欲しいと思う
 
ってのはこの作品もオールインのVシネマ同様にサクサクってみてるこっちに筋さえわかれば詳細母省いてもストーリーが破綻してなきゃ見せ場の連続っで目先楽しませてお後がよろしいようでって言ういければいいと言うことで
この作品も4人のお姉ちゃんミュータントがいわゆる中国映画お得意のワイヤーアクションにCG絡めて見せ場見せ場だけで70分飽きさせないとこが実に楽しい。
 
主演のお姉ちゃんがちょっと美人で体も動ける人で役としては、遺伝子研究を装って違法の人体実験で超能力を有する人間ミュータントを生成する悪徳企業メデューサに政府からのミッションを受け、そこに潜入捜査に入ったゴースト
しかし、逆に捕らえられ人体実験にされてミュータントにされてしまうものの
なんとエージェントとしての役目は忘れずにいたために
内部からメデューサ崩壊を敵に注入されたミュータント能力で崩壊させていく
 
そこでメデューサ側の女ミュータントとのバトルがメインプロットになっていくわけでして
男の人間捜査官の手助けもあるもののメデューサのミュータントは遺伝子誘導液の注入で超能力を得られるもので、誘導液を切らしてしまうと死ぬ運命に・・・
そんな危機を男エージェントに助けられながらメデューサからの脱走には成功するも、
最終的になんと日本のアニメを絵に書いたようなS級ミュータントとの対決が待っていると言う作品
 
個人的に主人公ゴーストよりアニメスタイルの敵の最強お姉ちゃんが私には好みでした
 
ミュータントvsゴーストとのガーリーアクション三本勝負が嬉しい誤算の作品でした
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
リウ・ビンジェ監督作品
出演:ムー・チミア、ツイ・ジェンジェン、デン・ハオウェン、リー・ミンシュエン、ソン・イェン、リウ・ベイグー
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