もう2年くらい前になるのだなぁ、コロナ禍の中で一挙に中国映画でヒロインレジェンドとして中国で語られ続けて来た“木蘭(ムーラン)”の映画が一挙に3本ほどDVDとしてレンタル店に並んでいたのを思い出した。
今年再びムーランを主人公にしてヒロインアクション映画を作ったようで
早速セットレンタルの一本に組み込んんできました
ヒロインアクションって書きましたが、ムーランがある意味ガーリーアクションのハシリかもしれませんねぇ
個人的にはムーランのお話は私にとってはオーソドックスな作りになっていたこともあって
私にとってのムーランは1番最初に見ていた「ムーラン -戦場の花-」が基本になっているようでして
今作はこの私の基本となった「ムーラン -戦場の花-」とあまり変わりない作りでしたが
映画的には見せ場っていうか戦闘シーンが今作では少なかったような気がする。
敵国である柔然(じゅうぜん)からの残虐な侵攻に対抗するため、北魏(ほくぎ)の国では各家庭から男性1名が徴兵されることとなったが、ムーランの家では弟はまだ子供であり、父は前の戦争で脚を壊して帰宅しておりますので不自由な体で徴兵されるものだから、娘のムーランは、男装し父親になり代わりリー・ロン将軍率いる部隊に入隊する
戦地では多くの兵士が犠牲となる過酷な戦いを強いられるが、拉致されていた郡主の姫君を救出するなどして姫君に好意というか恋心を持たれたものの、姫に触れられて女と見抜かれたり、柔然に両親を殺された若者に沼で水浴びしてるとこを見られたり、村の男が軍にいたりで何人かに女と知られていたものの
戦友が戦死したことが頭に昇り1人敵陣に攻め込むもののそれを知った将軍に助けられたときに将軍にも女とバレたりと
この作品はかなり女を前面に出してたきてましたし
クライマックスでは女子装束で柔然の将軍と戦う姿を見せてくれていた
まぁ映画ですからどのようにアレンジしてもいいのですが
女子装束ですから私はこの袖とか裾がヒラりとするスローの絵が好きなんだよね
これぞ中国映画の真骨頂だと思い込んでるし、こういうシーンに惚れ込んでるわけでして
中国剣戟時代劇はそこに見どころがあると思っていて何が悪い?
映画の尺も77分と短いとこから見やすかったかな、この映画は
これって2020年に作られていたんですね。ってことは上の作品群と同じ時期に作られてて
多分にディズニー版のアメリカ映画「ムーラン」を認められないって中国が本当のムーランはこんな女性だったっていうことで作られた作品のうちの一本が今になって遅れて日本に輸入されてきたようですな
2020年製作、中国が映画(日本未公開作品)
リー・ユーシー監督作品
出演:チューシュアン、リー・マオ、ペマ・ジャド、チャン・ヘンルイ、リャオ・フィジア、リウ・ヨン
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます