今、私が出張している場所Guamの先住民は、チャモロ人と言われる人達です。
その歴史は、調べても謎に包まれています。紀元前2000年~3000年に、フィリピンインドネシアを経由してきた東南アジア系の人種といわれています。
現在、チャモロ人はGuamの人口(15万人)の37%を占めています。
言葉はチャモロ語で、スペインのマリアナ諸島の長い間に及ぶ植民地支配の影響で、チャモロ語の基本となる言葉の80%以上はスペイン語からきています。
チャモロ料理は、東南アジア各国の影響を受けるGuamに伝わる伝統料理です。
味の特徴としては、「甘い!」「辛い!」「酸っぱい!」がはっきりしています。
頻繁に使われるスパイスは、、ココナツ、赤唐辛子、醤油。酢、玉ねぎ、レモン汁,砂糖などです。
チャモロの代表的料理を2つ。
* レッドライス
もち米ではありませんが感覚的にはチャモロ版のお赤飯って感じです。
毎日の食卓にはかかせません。
* チキンケラグエン、ビーフケラグエン、
レッドライスに次ぐ、チャモロ料理の定番。日本の酢の物系のおつまみに似ていて酸味の効いたさっぱりとした味が特徴です。
チャモロ料理。毎日は無理だけど。週に一度くらいならいいかな。。
<Photo> Guam パシフックアイランドクラブ内、セントラグーナチャペル