ソフトバンク、ボーダフォン日本法人1.7―2兆円で全株取得へ

2006年03月04日 18時15分52秒 | ニュース
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hot.cfm?id=d1d0400804&date=20060304

ソフトバンクは英ボーダフォンから、国内携帯電話3位のボーダフォン日本法人の全株式を取得する方向で大筋合意した。買収額は1兆7000億―2兆円の見込みで、日本企業による買収としては過去最大級となる。買収によりソフトバンクは固定電話から携帯電話まで手がける売上高約2兆5000億円の総合通信会社となり、通信第2位のKDDIに匹敵する企業規模となる。

 ソフトバンクは2月末までに英ボーダフォンに買収を提案、4日までに受け入れの回答を受けた。週明けにもデューデリジェンス(資産査定)を始め、買収額の最終交渉に入る。英ボーダフォンはボーダフォン日本法人の株式を約98%保有しており、保有分をすべてソフトバンクが買い取る方向。機関投資家などが保有する残り約2%は取得しない。3月末までの最終合意を目指す。

[3月4日/日本経済新聞 夕刊]

ドコモ、みずほ銀と提携・UCカードに18%出資

2006年03月04日 18時14分41秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060304AT1D0308W03032006.html

 NTTドコモとみずほ銀行、クレディセゾンが金融事業で提携する。3社で携帯電話を使った「携帯クレジット」サービスを共同で提供。みずほ銀の子会社でクレディセゾンも出資するユーシー(UC)カードにドコモが18%出資する。ドコモの携帯販売店でみずほ銀の個人ローンを紹介するなど銀行代理店業務を手がける検討にも入った。ドコモは携帯市場の成熟化で金融分野への進出を急ぎ、みずほ銀はドコモの5000万人顧客を対象に小口金融分野を強化する。

 週明けにも発表する。提携の最大の柱はドコモの携帯電話にICカード機能を搭載した「おサイフケータイ」でのクレジットカード事業。携帯電話を読み取り機にかざすだけでクレジットカード代わりに決済できる。 (07:01)