父親的生活

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育児手当と乳幼児医療費助成制度

2006-08-04 09:01:41 | 出産・育児

先日和歌山市からはがきが1通送られてきました。

乳幼児医療費助成制度改正に伴う”乳幼児等医療費受給資格証交付申請書”でした。

和歌山県は3歳までだった医療費補助の期間を6歳まで延長されるのだそうです。”すごい!!でも、まぁ、最近の子育て支援としては当然かなぁ・・・”なんて思っていたのですが、下のほうを良く見ると。何だか嫌な予感が。

そう、”所得制限を新たに設ける”とあるのです。

3歳までは今まで通りで、3歳から6歳部分については所得制限かなぁなんて思って読んでいたら、どうもそうではないみたい。しかも今年10月から経過期間を設けて開始なんて書いてある。

ムムム。これはおかしい。早速、妻は市役所へ問い合わせ。

結果は予想通り”不適”。

我が家は所得制限枠にひっかり、助成対象外との事。当然育児手当はもらえません。しかも今後は3歳以下の子も対象外との事で、経過措置があるとはいえ、一成は来年3月から補助を受けられません。しかも、もし次の子が生まれても(まだ妊娠もしていませんが・・・)その子は助成を受けられません。

結局は”制度を充実させ、対象年齢を6歳まで伸ばしました!”みたく宣伝しているけれど、それは所得の多い人の補助を打ち切って、その分を延長分に当てただけなのでは?とやっかんでしまいます。勿論夫婦共働きで所得オーバーになる家庭もあるみたいですし。所得が多いと過剰助成は受けられないにしても、打ち切りは少子化を助長しませんかねぇ(少なくとも我が家はへこんでいます)。これでは福祉の”充実”ではなくて、”付け替え、見せ方替え”なのではないでしょうか。

そういえば、障害者の方の障害者自立支援法も、”自立支援”と書けば何だか良く聞こえますが、結局は”支援打ち切り法”なんですよね。県の福祉事業団の方も嘆いておられました。

ハァ~、銀行には何兆円もつぎ込むのにねぇ。と、思わず普段は出ない愚痴も(笑)

せめて3歳までの助成については今まで通りしてくれなきゃねぇ。「だったら、3歳まで偽装離婚するぞぉ!」と非国民発言を思わず市役所で叫んでしまいそうです。

和歌山県知事様 お願いします。どうかご再考を(笑)