ふたりの生活。

東京の下町で暮らすふたりの生活

父の日②。父の欲望。

2007-06-16 | 

木曜日に発送した靴下は 金曜日に実家に届いた。

その夜、母親から電話があり お礼を言われた後、

「父の日なんだから顔を見せなさい」と 父がむくれていると打ち明けられた。

「日曜日に会いに来ればいいじゃないか!」ということらしい。

 

 

教育は押さえつけてこそ、を信条とし 

<楽しい子育て>なぞしていられるか!的な行動を繰り返し

家族の誕生日も うろ覚えで

妻を朝から晩まで働かせ(生活費その他工面のため妻が自分でそうしていたのであるが)

自分は仕事をしているから家事はしない、が当然で(妻も働いているのに)

何度かあった引越しの日も朝帰りで

大酒呑みで酒癖が悪く 気まぐれで

不摂生が原因の病気を繰り返し

自分の両親を避けるように生活していた父は(借金を申し込む時は別である)

年をとって 仕事をやめると都合良く すっかり あまえんぼうなオヤジに変貌している。

    誤解のないように書きますが 私は父を恨んでも憎んでもいません。ただココロから<なかよし>になるのは それなりの蓄積・・・量でも質でもいいんですが・・・が必要なんです。)

 

地道に積み重ねた時間がその後の関係に大きく影響するということを理解せず

とにかく 親子らしいことをしろ、

つまり、<なかよし家族>を強要するのである、

 

つまり、自分の両親にしてこなかったことを 自分の子供に求めるのである。

求められた子供は 祖父母と父の接し方を 父と自分にあてはめてみる。

違いはないと思うのだが

父にはそれがわからない。

都合良く 母の両親と父の関係にすり替えをしたりする。(母を基軸に組み上げている関係はなかなか快適だったりするのである)

 

長くなって申し訳ないことです。

 

そういうわけで 和解したとは言っても 

しっぽを振って 会いたいお父さんではないのである。

 

だから、

母が「遊びに来なさい」と誘っても 実家には父がいるので

何となく 腰が重いのである。

 

 

そんなこんながあるので

私は誘いをスルーした。

母もそこらへんのことは心得ているので しつこくは言わない。

 

 

 で、

母と娘の楽しい会話に突入なのである。

 

 

  <つづく>

 

 


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1 コメント

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ごていねいに。 ()
2007-06-16 23:16:09
わざわざありがとうございますです。
どうぞよろしくおねがいしますです。
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