土曜の夜から日曜の朝まで宴会だった「ま」さんは
疲労困憊して帰宅した。
本人はほとんど飲酒しないが 多数の酔っ払いにまみれて 大変だったらしい。
大変苦労した・・・のか
大変面白かった・・・のか
そこらへんのことは 「男は玄関を出たら7人の敵がいる」ことだし あんまり気にしてない。
午前様にせよ 朝帰りにせよ 連日連夜の深酒にせよ
ほんのちょっと後ろ暗い気分であろうがなかろうが
<面倒見のいい男>やら <相談に乗って励ます男>やら
<仕事熱心な男>やら <無理やり飲まされて辛かった男>やらを
玄関入ったら とりあえず軽く装っとくのが 日本男児の伝統なのである。
(少なくとも父がそうであった)
で、
昼ごろ起きて 所要を済ませ 現在は昼寝している。
パンツを脱ぎきる体力も残ってないらしく 半分ずりおろしただけだ。
ご苦労様です。
「ま」さんは 『もっと食べたい』の気持ちを コントロールできるようになるために
秘密兵器を導入した。
本格導入する前に 軽くお試ししてみよう!的な感覚らしい。
で、
それから数週間。
『万年飢餓』な状態は 若干改善の気配がある・・・らしい。
『お腹は空いてないけど 後で食べられないかもしれないから 今 食べておかなくちゃ!』 ・・・が、
『お腹空いてないから 今は 食べる必要が無い』 ・・・に
なっちゃったっていうんだから そりゃ 劇的な変化だ・・・と 私は思う。
一度も日の目を見ずに押入れの奥で眠っている ジョセフのかっちょえぇジーンズが 「ま」さんを待ってるぞ!!