ふたりの生活。

東京の下町で暮らすふたりの生活

理想のブリーフが無ければ作っちゃえ!=仮縫い編=

2009-01-16 | 

先日書いた 「ま」さんのブリーフだけど

探すより作っちゃった方が早いということで

「ち」が頑張ることにした。

 

GAPのを参考に型紙を作り

仮縫い用の生地を買いに行こうと思ったけど

よく考えたら仮縫いなんだし 生地なんて何でもいいので

引き出しの奥のボロいTシャツをチョキチョキ切って縫い合わせた。

 

「ま」さんに元Tシャツの仮縫いブリーフを穿かせた。

白いし 青いチャコが見えるし 縫い代がたくさんついてるし、まるでおむつ

シャツをたくしあげ おなか半出しの無防備な「ま」さん。

鏡の前であーだこーだ理想を語る。

 

『やっぱゴムはもっとしっかり腰に安定する感じで、前中心の上端は水平にして・・・』

『ここ(足の付け根)はもたつかないように・・・・』

『大事なトコのホールド感がどうも・・・』

 

通常はマチ針で補正をするのだが

脱ぐときに危ないし

「ま」さんは「ち」の手先の器用さを基本的には全く信用していないので 

安全ピンで代用。

しかし 針が太いだけに生地に刺さりづらいゆえ 余分な力を入れなくてはならず

かえってあぶない。

安全ピンが安全なのは ピンが閉まっているときだけだと思う。あたりまえだけど。

刺さったら痛そうだなぁ・・・と びくびくの二人。

 

前股上を深くし、前脇を細目に、ゴムはきつめに、前中心のカーブを調整。

どうせ作るなら 満足していただきたい。

立てヒザで テーラー気分を味わう「ち」である。

 

「ち」はスケベなことは一切考えず必要な行為をしているだけなのだが

ブリーフの中に手を突っ込まれる方の「ま」さんは プロのモデルでもボトムトルソーでもないので

なかなか複雑な按配らしい。

時折 恥ずかしげに腰をくねらしたり 

『自分でやるよぉ・・・』とばかりに 大事なトコの向きを調整したりする。

やりづらい。

 

 

ブリーフの仮縫い作業って 夫婦ならではだと思う。

いくら必要だとは分かっていても

他人の下着の中に なかなか手は突っ込めない。

 

 

 

で、

仮縫いは終了。

ちゃんと縫えれば かっこいいのができるかも。

ちゃんと縫えれば。