夕焼け金魚 

不思議な話
小説もどきや日々の出来事
ネタ控えです
最近は俳句も少々

夢見る金魚

2017-07-18 | 日記
カラーの夢は滅多に見ないのですが、昨日というか今日見た夢は綺麗なカラーでした。
真っ青な空に真っ青な海、そう、ここは南国の島の夢です。
砂浜が真っ白で少しゴツゴツしているから珊瑚の砂浜。
正直行ったこともなければ考えたことも無いの風景です。
海に入ろうとすると、目の前を10メートルはあるかと思うサメがゆっくり泳いでゆくのです。
ビックリして砂山にあがると、なぜか海岸近くに大きな穴があって10メートルほどのサメが何匹もゆっくり泳いでいるのです。
穴はそんなに大きくなくて、と言っても10メートルのサメが何匹も泳げるのですからそこそこ大きいとは思うのですけど、そこは夢ですから。
シークホールだと誰かが教えてくれました。
誰でしょう、周りに人は居るのですけど声は聞こえないのです。
しかも上から見ているとシークホールの近くに女の人がいて、もちろん水着で、立っている目の前を大きなサメが泳いでいるのです。
浜茶屋と言うよりコテージというかサロンというか、立派なレストランに入って、このシークホールの事を誰かに話そうとしたのです。
レストランの前には、大きな足洗い場のような長方形の水溜まりの施設があったのです。
なんとその水溜まりに、ツバメが、平らな石を水の上をジャンプする水切りをして遊んでいるのです。
遠くから、水面めがけて急降下して水面近くで水平に飛んで胸を水面に当てて、何度もジャンプしているのです。
なんだこれ、凄い物見たと言って、これも誰かに話そうとしてレストランの中に駆け込もうとしたのです。
その時、後ろから呼ばれたのか、振り返ると逆光の中に女の人が立っていました。
逆光で顔は分かりませんでしたが、水着で女の人と分かります。
手を伸ばしてその人と握手しようとしたのかと思います。
その時、後ろから思い切り引っ張られました。
凄い力で頭から砂の中に倒れ込んだときに、気づきました。
私はベッドの上でうつ伏せに寝ていたのです。
どうしてこんな夢を見たのでしょうか、少しも分かりません。
燕が水切りして遊ぶなんて、考えたことも見たことも無いのに。
それにあの圧倒的な迫力のサメ、強いて言えばのとじま水族館のジンベェー鮫くらいしか、大きなサメ見ていないのですけど。
ジンベェーとは違ったなんというか、映画ジョーズのホオジロサメなのです。
そんなの間近で見たことも無いのに。

でも、夢から覚めてベッドでボーっとしていたら、ばあちゃんの言葉を思い出しました。
「夢の中で、誰かを捜していたら、一度考えなさい。誰を捜しているのか、何を捜しているのか、考えて、この世に未練があるかないかを思い出せ」と言うのです。
「どんなに気持ちよかろうが、何のために誰を捜しているのか分からない夢だっら、好きな女を思い出せ、好きな食べ物を思い出して、もう一度会うまでは、もう一度食べるまでは行けないと強く思え」と言われたことを思い出しました。
もしかしたら、昨日の夢はその危ない夢だったのかも。
でも、逆光で顔の見えなかった彼女、誰だったのだろう。
どこかであったような気がするのですけど。
あなたも、夢の中で誰かを捜していたら、気をつけてください。
そのまま夢の世界に連れ込まれるかも。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生き霊になった女の子の話 | トップ | お人形遊び »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事