兼題「梟」です。
梟は三冬の季語です。
ふくろ、母食鳥、しまふくろう、しろふくろうが子季語とされます。
フクロウは留鳥であるが、コノハズク(木葉木菟)・アオバズク(青葉木菟)は渡り鳥であり、夏の季語となる。
ふくろふの口ごもり鳴ける良夜かな 水原秋桜子
さびしさの絶対量を問ふふくろふ 夏井いつき
ふくろふに聞け快楽のことならば 夏井いつき
「 梟」を夏井いつき氏は良く詠んでいるようです。
「梟」以外と難しいです。
でもなんとか一句。
目覚めれば梟の声夜深し
梟の声と教えて側に寝る
梟に道を尋ねて会いに行く
「梟」は冬の季語なので、冬を感じる景を詠みたいです。
昔はね庭に梟住んでたの
窓からね梟見えたの子供部屋
ちょっと夕金風になってきましたね。
梟が住んでいた庭ってどんな庭だと思いますか。
昔金沢の本田様の邸宅では雉が住んでいたと言われています。
もう少し考えてみます。