こんばんは
主人が亡くなってから、気持ちが不安定で一人になると泣いていました。
主人を中心に生活していた私が、そのうち『夫ロス症候群』になるのではないか
と心配してくれた長女夫婦の紹介で心理カウンセラーの先生の所に行ってきました。
心理カウンセラーを受けるのは人生初です。
主人が亡くなってから2ヶ月と23日目のことです。
3月は色々あって忙しく、
また数日前から長女と孫が泊まりにきてくれていたお蔭で
以前より、それほど不安定な感じは無かったのですが
いざ先生に主人のことを話し出すと泣かずにはいられませんでした。
今の私に出来ることは考えることではなく、感じること。
私がこうしていたら主人が助かったのではないかと自分を責めることや、
死の原因を突きとめようとするのではなく、
私がどう感じるか、あるいは感じたかということを
意識して生活していくことが必要だと言われました。
そうやって五感や六感を鍛えていくと、
主人の魂が今自分の近くに来た、あるいは主人の魂に今包まれているというのを
肌で感じることが出来るようになるとおっしゃっていました。
こういうことは頭で考えているうちは絶対出来ないと・・・。
もしそんな風に感じることが出来れば、孤独感から少しは解放されそうです。
今までとは違う”一人”というステージに立たされた私が
これからどうやって生きていったらいいかの指針を教えてくれました。
専門家ってやっぱりすごいですね。
一時間のカウンセリング料は一万円とお高いのですが、受けて良かったと思いました。
カウンセリングの帰りは長女と孫と一緒に上野公園の夜桜を見てきました。
「じいじにも見せたかったな~」と言ったら
「すぐそばの空の上から私たちと一緒にじいじも見ているよ」と6歳の孫が言ったのには泣けました。