京都・城崎温泉旅行記の続きです。今回、城崎温泉では「ゆとうや旅館」さんにお世話になりました。
江戸・元禄元年(1688年)創業。300年以上の歴史をもち、国指定登録有形文化財に登録されている老舗旅館です。温泉街の中心に位置し、アクセスも便利でした。2000坪の広大な日本庭園があり、どのお部屋からもみごとなお庭を眺めることができます。
歴史ある旅館ゆえに、よくいえばレトロ、少々老朽化しているところは否めませんが、もともと伝統と歴史のある建築の好きな私には、多少の不便も愛おしく、博物館に宿泊するような感覚で楽しめました。
さんざん外湯に入ったあとでしたが、チェックインしてからお宿のお風呂もいただいて、その後別室にて、地元の海の幸、山の幸をふんだんに使った会席料理をいただきました。記録を兼ねてご紹介します。
食前酒に梅酒。先付は、菊花くらくら和え。前菜は、季節の彩五種盛りー秋の白和え・焼き海老・むかご真丈・合鴨ロース・穴子八幡巻。お造りは、間八・若水・鮪・甘えび。蒸し物は、茶碗蒸し。酢の物は、刺身くらげ・糸雲丹・わかめ・白バイ貝酢味噌・のどくろ広島菜巻き。
やはり海の幸、お造りがおいしかったです。お料理が多すぎず、お酒をいただきながら、ひとつひとつのお味をしっかり楽しめたのがよかったです。松葉蟹の漁が11月からということで、残念ながら蟹のお料理はなかったのですが、名物の但馬牛がいただけてよかったです。
温物は、海鮮白湯小鍋。ほっとするお味でした。
焼き物は、水晶プレート焼き。但馬牛と旬の野菜を、山葵と塩でいただきます。石でなく、水晶プレート?というのが珍しい。お肉をタレでなく、お塩でいただくというのも新鮮でしたが、お肉のおいしさがストレートに味わえました。
お食事は、豊岡市但東町赤花産 能勢家の自然米こしひかりを炊き込みご飯でした。赤出汁と香の物とともに。
季節の果物(メロン・ぶどう)と、紅葉ようかん。
お部屋から見るお庭。雨に潤う緑が瑞々しくきれいでした。
翌朝は7時に外湯に出かけた後に、ゆっくり朝食をいただきました。
少しずついただく小鉢のお料理が楽しい。
そして旅館の朝といえば湯豆腐。つるんとおいしくいただきました。
まだ、紅葉には気が早いと思いますが、台風が来てしまうと落葉の風情を楽しむ暇も無くなってしまいますし、品格とは無縁なのが台風なんでしょう。
確か神戸に近い土地でしたっけ。海にも山にも近いのは、災害に弱そうですが、景観の良い土地や名所って、過去にもこうした災害を経験したとしても、不思議と保全されていますよね。
自然災害には、人間は防ぎようが無いですが、名所には地域として、財産を守るという意識があるのかも知れません。
老舗同士って仲が良いんでしょうかね。温泉街って料理のレベルが高いので、スペインのバスク地方のように互いに競う事によって、技術が共進化するのかも知れません。
観光では、異なる老舗の女将が交代で地域ツアーのガイドをしていましたがね。
隆さんのお住まいの地域は台風は大丈夫でしたか?
現在関東を北上中で、東京は雨風はようやく落ち着いてきました。
城崎温泉は、兵庫県ですが日本海側なので神戸とは離れているんですよ。
神戸の近くというと有馬温泉がありますね。
この地の災害についてはよく存じていませんが
日本海側なのできっと冬は雪が積もるのでしょうね。
雪見酒で温泉... というのもなかなか風流かもしれません。
城崎温泉は北部ですか。日本海側は寒いそうですね。太平洋ばかりで日本海を観た事は無いのですが、雪景色には寒い分だけ、長風呂になりそうで、ゆっくり浸かるには良さそうですね。風呂酒では、つまみは無くとも、雪景色を肴に酒が進みそうです。
汗を掻くとアルコールの酔いが弱まるそうなので、ついつい呑みすぎて大酒になるかも知れないですね。
一夜明けて、各地で甚大な被害が出ているようですね。
心がつぶれる思いです。
雪の城崎温泉は、寒いでしょうが
それはそれできっと趣があって美しいでしょうね。
いいお湯に入ってから、温かいお部屋で蟹鍋というのも
忘れがたい経験となりそうです。
お泊りになった旅館も趣があって本当に素敵ですね♪
外湯と旅館のお風呂ではどちらがお好きでしたか~?
お料理も美味しそう!!
菊花くらくら和えというのが気になります。どれかしら?水晶プレートと言うのも珍しいですよね☆
私も牛は塩とコショウでいただくのが好きです。
こちらのお宿、いつか私も行ってみたいなぁ~♪
歴史の重みを感じるお宿でした。
300年の木造建築ゆえに少々老朽化しているのは否めませんが
不便を受け入れられる方でしたら楽しめると思います。
記録のためにお献立をそのまま書き写してしまいましたが
菊花くらくら和えは、消去法から考えると
たぶん一番手前の青紅葉のついた一品だと思います。^^;
水晶プレートは割れなくて丈夫だからとお宿の人がおっしゃってました。
お塩でいただく但馬牛、おいしかったです~♪
いつか機会がありましたら☆
いつも歴史ある旅館を選ばれてますが、今回のお宿も本当に素敵な旅館ですね。
っていうか、元禄時代に創業!って凄い老舗ですよね。だって、忠臣蔵の事件の発端が元禄14年ですよ!歴史を感じますね。
お料理もオーソドックスでほっとする感じですが、焼肉が水晶プレートって私もはじめて見ました!お洒落ですね~。
歴史を感じるお宿でした☆
300年の木造建築ゆえに、夏は虫が入ってきたり
冬は寒かったり、お客様から文句が出る?こともあるようで
お部屋にお宿の方からのお断りのお手紙が置いてありました。
私はそうした不便も含めて、古くて味わいのあるお宿が好きなので
気にならなかったですけどね。
水晶プレート、おもしろいですね。
但馬牛や海の幸をはじめ、お料理もおいしかったです♪
300年以上も歴史のある建物で宿泊ができるなんて、とても貴重ですね。
お部屋から見えるお庭も、四季折々の景色が見られて趣がありますね。
緑がキレイで心が穏やかになります。
旅の楽しみの一つに食事がありますが、海が近い場所ということもあり、魚介の食材に目がいきます。
会席料理って、見た目も美しくて、楽しいですよね。
そしてやっぱり但馬牛のインパクト!
水晶プレートというめずらしい器も素敵です。
お宿の温泉と外湯巡りと、温泉を堪能されたようで、日々のお疲れが取れましたでしょうか?!
私も城崎温泉へ行ってみたくなりました。
古くて味わいがあって、まさに宿泊する博物館とよぶのにふさわしいお宿でした。
お部屋から見るお庭も手入れが行き届いていて
雨に濡れる緑がみずみずしく、美しかったです。
日本海に面していて、すぐ後ろには山が迫っている
という地理的な条件もあるのでしょうが
新鮮な海の幸と、地元の但馬牛と、どちらも楽しめたのがよかったです。
お料理の量もちょうどよく、最後までおいしくいただけました。
趣のある温泉街で、お散歩を兼ねての外湯巡りも楽しかったです。
いつか機会がありましたら是非行かれてみてください☆