ある団体の会報に以下のような文章を投稿しました。まず、読んでみて下さい。
前文略―
以前から気になっていた環境用語を改めて考えてみました。それはよく使われている「温室効果ガス」という言葉です。言う間でもなく、CO2などの気体を指しますが、この“効果”という言葉、通常は良い方向とかプラスになる現象の時に使われると思うのです。例えば、『この薬は肝機能の改善に効果がある』と言いますが、『肝機能を悪くする効果がある』とは滅多に使いません。
「温室効果」という言葉が一般的に用いられる場合は別として、地球環境という視点で使われる場合、CO2などの発生によって地球が温室化することは良い傾向である、と解釈されてもおかしくありません。おそらく、英語から翻訳する際に、どなたかがこういう表現をしたのが最初だと思いますが、本来なら「温室化ガス」あるいは「温室化誘導ガス」とでも言った方が日本語としては適切ではないかと考えます。
参考までに広辞苑で調べると、「効果」とは─(1)よい結果。ききめ。(2)その場にふさわしい状況を人為的に作ること。─とありました。
―以上ですが、これを読んで、所属している団体のメンバーから反応があるかと期待していたのですが、全然ありませんでした。せっかくの問題提起も“効果なし”です。
前文略―
以前から気になっていた環境用語を改めて考えてみました。それはよく使われている「温室効果ガス」という言葉です。言う間でもなく、CO2などの気体を指しますが、この“効果”という言葉、通常は良い方向とかプラスになる現象の時に使われると思うのです。例えば、『この薬は肝機能の改善に効果がある』と言いますが、『肝機能を悪くする効果がある』とは滅多に使いません。
「温室効果」という言葉が一般的に用いられる場合は別として、地球環境という視点で使われる場合、CO2などの発生によって地球が温室化することは良い傾向である、と解釈されてもおかしくありません。おそらく、英語から翻訳する際に、どなたかがこういう表現をしたのが最初だと思いますが、本来なら「温室化ガス」あるいは「温室化誘導ガス」とでも言った方が日本語としては適切ではないかと考えます。
参考までに広辞苑で調べると、「効果」とは─(1)よい結果。ききめ。(2)その場にふさわしい状況を人為的に作ること。─とありました。
―以上ですが、これを読んで、所属している団体のメンバーから反応があるかと期待していたのですが、全然ありませんでした。せっかくの問題提起も“効果なし”です。
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