先日テレビで福島県の警戒区域での供養の様子を放映していました。皆白い防護服を着用した状態でした。もちろん法要をする僧侶の方も防護服とシャワーキャップのようなものをつけておられました。しかし、その防護服の上には茶色の袈裟が。
防護服の上に袈裟?もし放射能を浴びていたとしたら廃棄することになるのでしょうか。金蘭の袈裟ではなかったので高額の袈裟ではないと思えるのですが、それにしても袈裟というものは決して安いものではありません。 この袈裟は法要後どうするんだろう?
その晩、寺院の無尽があり、ボランティアで災害地に行かれた方の話や支援の話などの合間に誰かがおなじこと(あの袈裟はどうするんだろう?)を口にされていました。やはり皆さん素朴に気になることなんでしょうね。
疑問といえば、もうひとつ。葬儀のために訪れる葬斎場でのことですが、、駐車場の警備の方から「お寺さんですか?」と聞かれることが時々あります。葬斎場には大抵寺院用に確保されたスペースがあり、そこに車を止めようとするといわれるんですね。車に乗っているとはいえ黒の衣に輪袈裟をつけた状態ですからどう見ても僧侶にしか見えないと思うのですが。まさか神主さんにみえるなんてことはないでしょう。葬儀の会葬者の格好でもないし・・・一体何にみえるんでしょう、謎です。
素朴な疑問がいっぱいと押していただけると・・・・