「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

「禁煙教育のすすめ」

2012年03月05日 | 日記

たばこ吸う前、吸って汚れた肺。

●この春から兵庫県・東播磨の公立中学で使われる保健体育の教科書に、地元に関連するトピックがふたつ取り上げられてる。中学の教科書は、2008年の学習指導要領改定を受け、12年度から新しくなる。東京書籍の「新しい保健体育」は、喫煙について、かつて東播磨県民局が取り組んだ中学生の喫煙防止キャンペーンのデータなどを掲載。また、口絵では、高砂市に工房を持つスポーツシューズ職人三村仁司さん(63)=加古川市志方町=を〈金メダルシューズをつくった人〉として紹介している。中学生の喫煙動機で最多は「好奇心、興味、なんとなく・わからない」(69・7%)‐。東京書籍の「新しい保健体育」は、喫煙を始める心理などを取り上げ、東播磨県民局が2003~05年度に実施した「ヤングたばこゼロ作戦」でのアンケート結果と中学生がつくった喫煙や薬物乱用防止スローガンを載せた。
ゼロ作戦では管内の中学16校で、生徒がたばこについて調べるとともに医師の講演を聞き、健康への悪影響を学んだ。取り組みの集大成としてフォーラムを開き、中学生が「成長を止めるたばこに魅力なし!」「吸うたらダメ それを言えたら友情だ」などスローガンを宣言した。教科書に載ったアンケートは、喫煙経験のある中学生879人が回答した。東京書籍によると、「喫煙・飲酒・薬物乱用の要因と適切な対処」の項目の資料を探す際、インターネット上でゼロ作戦を見つけたという。担当者は「貴重な資料。同世代が考えたスローガンは説得力がある」と評価する。ロ作戦に関わった同市加古川町の循環器内科医猪股工矣さん(65)は「全国区の教科書に掲載されるとは誇るべきこと。禁煙、防煙教育がさらに広がればうれしい」と期待する。神戸新聞記事(黒田恵子)