現三田市庁舎。新庁舎建設に向け、三田再生は新議会ともに!!
◆兵庫県三田市議会の改選が本年9月に行われる。現行24議席が2議席減員され22議席に30余りの陣営が立候補説明会に出席した。多数激戦の様相を呈している。すでに前哨戦も展開され、政策ビラの個別配布や早朝から駅に立ち「行ってらっしゃい」コ~ル。夜の「お帰りなさい」コ~ルと予定候補者は現役・新顔問わず必死に頭を下げている。10数年前には見られない光景だ。落選のあと駅に立つ戦術を考え実行した議員さんが、次にはいきなりトップ当選を果たしことがことの起こりのようだ、今では駅立ちは選挙戦術の常道である。ベテラン議員さんは駅立など・・と言っていたが今では必死で頭を下げているようになった。かって三田市議会議員に立候補を志す人たちは、一人ひとりの支援者集めから後援会作りを始めるのが選挙戦術であったが、今では選挙戦も大きく様変わりしてきた。今回の候補予定者の中には若干25歳の若手から古希を過ぎても挑戦を諦めない元気な人もいる。年齢をとやかのく言うつもりは無いが、市会議員のような身近な場合は市民との相談は多岐にわたる、きれいごとの政策や理念だけでは無く、地域の要望・暮らしや、子育ての悩み、ボランテア団体の提案や、高齢者の愚痴に至るまで市民要望は多岐に渡るその一つひとつを取捨選択し市政に反映するには一定の人生経験が不可欠ではないだろうか?少なくとも地域の中でボランテアや人のお世話や相談事に真剣に取り組んできた経験が必要ではないかと思う・・・。アメリカの市会議員はシテイ・カウンセラーと呼ばれている。そして大事なことは2元代表制の本当の意味を理解し、議会の役割とはなにか、チェック機能や、政策提言、情報公開ばかりではない、市民の為に、行政と共に何ができるのかを真剣に考える両輪の輪でなければならない。パフオーマンスでは無く、自らの生活ではなく、市民の生活が第一と考えてもらいたと念じている。仮にも市会議員が就活など揶揄されないことが大切ではないだろうか・・・