「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

「三田市議会議員補欠選挙に想う」

2011年07月28日 | 日記

 「議員定数は4名削減し20名に、月給の2割は受け取らない」を公約しトップ当選したみんなの党公認候補。

7月24日投票日となった三田市議会補欠選挙はいま一つ盛り上がりに欠けた。市長選挙とのダブル選挙は突然現れた「三田維新の会」対現職との闘いが注目され市議補選はその影に隠れた感がある。もう一つは、直前まで「24名を4名減の20名とする議員定数削減」問題が連日報道されたにも関わらず争点にならなかった事もある。定数削減問題を取り上げ、何故定数削減なのか!今こそ「議会改革」が必要だと、街頭演説や政策ビラを通じて訴え続けたのは「みんなの党」公認候補1名だけであった。

他の候補は議員定数削減や、議員報酬削減をあえて争点としない理由は、現職の党所属市議の応援を得て当選した為。当選する前に所属する会派が決まっているからだ。現職議員団は3月定例会で議員定数を22名にする条例を可決している。議員同士の仲良しグループに入るには「議員定数削減」「議員報酬削減」について自らの考えをはっきりさせる事は難しい立場だ。しかしそれでは市民の負託を受けた議員として問題がある。是々非々をはっきりさせることは議員の責務だ。議員間のなれ合いや行政とのしがらみから脱却し市民の代表として堂々と議論を展開してもらいたい。市民が期待する「議会改革」に対する考えや「行財政改革」さらには福祉、教育、環境、経済、文化、交通、等々議員として取り組む事柄は多岐にわたる、政治理念、政治哲学をしっかりと踏まえ、市民が主役の議会を期待する。

国、地方を問わず議会には伝統と文化が残されているその一つに当選回数と年齢順がある。年上を尊敬し先輩に敬意を表する、良い意味での年功序列だ。当選回数と年齢が高い議員が議席番号が上になる。いわゆる上座に座ることになるのだ。今回当選された新人議員3人の議席番号は年齢の若い順の1番から始まるのが普通で現職は議席番号が3番ずつ繰り上がる。ところが三田市議会は3年前の改選時から1度落選し、再挑戦し当選したベテラン議員も新人扱いとして以前の当選回数は無関係に議席は若い番号に座る事になっているようだ。まるで選挙に失敗した罰のようでそこには古き良き伝統は存在しない。政治を志す者落選回数は恥ではなく政治に対する熱意の表れで再度の挑戦で当選を勝ち取ったならばむしろ拍手を送る寛容さが必要ではないのか。そして2人以上は会派として認め〇〇会と名ずけているがひとりの場合は「無会派」と呼ばられ勝手に自分の思う名前は付けられない事になっている。また質問時間も会派より短く制限されている。市民の代表として付託を受け議員になったのに会派に所属しなければ多くの制限を受けている事実を市民は知らない。議会には一般常識には考えられない事が多々ある。先進市では「議会基本条例」が施行され議会の役割、議員の責任が明記されている。三田市議会でも検討されているようだが総論賛成各論反対で今だその姿は見えない。悪しき慣習から脱却し全国に発信できる議会改革を期待する。

「三田市長選挙に、やはり維新は要らなかった」

2011年07月26日 | 日記


無風と思われた市長選挙が公示直前に「三田維新の会」の高木氏が立候補した。突然の対抗馬出現は桶狭間の織田信長の奇襲戦法に似ている。高木陣営は出馬までの間に周到な戦術を練り、時期を図って出馬表明したと思われる。それに比べ準備不足の竹内陣営は虚をつかれ右往左往しているうちに選挙戦の幕が開けた。戦術は今までの選挙戦と変わらず県議や市議が頼みの綱のようだ。一方、高木陣営のパフオーマンスは見事なもので選挙カーはシスルーでアナウンスする姿が見える、中には妙齢なウグイス嬢がNHKアナウンサーなみで語りかけてくる、まるで動くスタジオだ車のナンバーは「湘南」であったと言う。もう一台は「三田維新の会」の看板をつけスピーカーは4台だ、国会議員選挙に政党が使うような街宣車が大音響とともに三田市域をくまなく走り回るのである。竹内陣営の選挙カーは1台で、同時に行われている市議補選の選挙カーと変わらない。
大きな違いがあるのは、選挙事務所だ、竹内陣営に比べ高木陣営には殆ど人影が見当たらない応援も三田市域からの人たちだ、友人と称してこられた有名人の講演会は閑古鳥が泣く程低調であった。
やがて激しかった選挙戦も終り、24日投票日 竹内英明候補の当確が発表されたのは午後11時ごろであった。

○竹内ひであき候補 21、691票 ○高木伸明候補 7900票と竹内候補圧勝に終わった。市民の選択は竹内市長の今までの実績を高く評価した、パフオーマンスに惑わされることなく 竹内候補の「豊かな経験と確かな実績」に今後の4年間の三田の舵取りを託したのである。実現不可能なマニフエストを掲げる高木氏に冷静な市民はNOの判断を下した。ただ残念のが投票率が過去最低とのことだ、誰がやっても同じと政治を諦めていけない、我々のすべての暮らしに政治が生きているのだ。

「三田市議会補欠選挙。定数削減は?」

2011年07月20日 | 日記


○「三田を愛する女性の会」HPよりの画像とコメント。

「昨年8月31日に「三田を愛する女性の会」は、三田市の財政健全化に聖域なしと「議員定数を4名減し20名とする」請願書を市議会に提出しました。
 市議会は3月10日、この請願を不採択としましたが、定数減の請願を無視できず、53年ぶりに定数を「24名から22名」と改正しました。しかし、「将来にわたる歳出の抑制」を目指すのであれば、請願が求める4名削減の20名こそが行財政改革の一環であります。年間に約三千万円の歳出抑制となります。
 この議員定数削減は、4年前の平成19年12月3日に数千人の賛同署名を添えて提出された「陳情」に始まり、「請願」から「直接請求」と続けられています.」

上記のような記事が選挙前に連日新聞報道されていた。「行財政改革」と「議会改革」が補欠選挙の大きな争点となるのが当然と思われてたが、今回の三田市議会補欠選挙は今ひとつ盛り上に欠ける。その原因のひとつに各新聞社の記事は市長選挙に集中し市議補欠選挙についての記事は殆ど見当たらないことだ。身近な選挙、同じ市民の代表を選ぶ選挙報道に差があってはならないと思う。一方「みんなの党」公認候補と市民団体と共に行動したと言う1名の候補を除く市議補欠立候補者は「市議会議員定数削減」について一切触れていないのである。「三田を愛する女性の会」の代表田守栄子氏が推薦人に名を連ねている民主党系の候補者でさえそのことについて触れていないのは何故なか?選挙前に田守栄子氏より現職と市議補欠選挙立候補者全員に「三田市議会議員を20名にする、定数削減について」内容も公表するとしてアンケート用紙が送付されたと聞くが、今だHPにもその他のメデイアにも記事は見つからない。多くの市民から「市議会議員定数削減問題」だどうなっているのかの声が多い、国、地方議会を問わず定数削減と議員報酬削減の「議会改革」に多くの有権者が注目をしている、その見解をはっきりとする事は選ばれる立場の義務と考えるのだが???
「みんなの党」はすべての議員の、「定数削減・報酬削減」を公約として掲げている。前回三田選挙区よりトップ当選した兵庫県会議員「中田英一」氏は始めての月給の3割は供託して受け取っていないとのことだ。
議員自ら身を削り議員定数削減、議員報酬削減を断行し「議会改革」と「行財政改革」の覚悟を示すべきと考える。

「過熱する、三田市長選挙」

2011年07月18日 | 日記

 ○写真は市政に情熱を傾ける、竹内現市長(市HPより転載)
三田市長選挙と三田市議会補欠選挙のダブル選挙が公示されて2日目連休の票取り合戦はどの候補も舞台はニュータウンのようだ。
公示直前に手を挙げた市長候補の高木陣営はシースルーの選挙カーには妙齢の美しい女性がマイクを握り、まるでスタジオから語りかける戦術だ。もう1台の確認団体の「三田維新の会」と称する街宣車は大音響でニュウータウンを駆け巡る。
戦略、戦術は高木陣営のほうがはるかに派手で市民の目を引く。一方現市長の竹内陣営は選挙カーは1台のみで音量も控え気味で静かな住宅街に遠慮しているようだ。無風と言われた市長選挙と現職である公務の多忙さから陣構えが遅れていたことは否めない。前回の選挙戦は落選した高木氏を含むいずれの候補も争点は「行財政改革」「市民病院の再生」「駅前商業ビルの再建」とはっきりしていたことから、行政経験豊かな竹内氏に市民は市政委ねたのである、 しかし今回は争点が見えない戦いだ。まるで神経戦である。色々なデマが飛びかっている、その一つに本年4月統一地方選挙で兵庫県会で唯一の議席を獲得した三田「みんなの党」の動向だ。無名の新人中田英一氏が思いもかけない得票でトップ当選を果たした、その票の行方が今回の市長選に大きく左右すると想定しているからだ。中田英一氏は言う「前回の選挙で、自分は新しい靴が3足穴があくほど市内全域を回った、毎朝の駅だちも4ヶ月続けた、また仲間と一緒になって政策びらの各戸配布は15万枚を配り終えて選戦挙に突入した。パフオーマンスで選挙は勝てないと思うと語った」。県議会選挙で中田英一氏を悩ませたのは矢張り神経戦であった。母親が現職市議の共産党から「共産党」のぬいぐるみを着た「みんなの党」とか神戸支部のみならず東京の党本部に再三の抗議が行われた。また「契約社員が選挙にでたのは就職目的」との中傷に一時期は落ち込んだことも多々あった。だがその度に政治は「正義」であり「理念」であり「真心」だと思い直し選挙戦に臨んだとのことである。三田「みんなの党」は竹内候補の現市長としての実績を高く評価し、今後も竹内市政に大きな期待を寄せているのだ、竹内陣営は噂や偽情報に惑わされることなく、豊かな経験・確かな実績で自信をもって選挙戦を闘ってもらいたい。
「竹内市政は安定している!!三田に維新はいらない」と三田「みんなの党」は確信しているのだ。

「激戦の 三田市議補欠選挙」

2011年07月11日 | 日記



「議員定数は4名減の20名に、月給の20%は受け取らない」を掲げる「みんなの党」

無風と言われた三田市長選挙に突然の対抗馬出現に、竹内陣営は奇襲をかけらた状況で公示目前に控え、陣構えの立て直しに懸命だ。
一方市議補欠選挙も現在3議席を目指す立候補予定者は「みんなの党」公認1名・民主党系2名・共産党公認1名・無所属1名の5名である。無所属を除く候補予定者は何らかの形で党に所属または支持を受けているが、「自民党」からの立候補予定者が1名もいないのが不思議である。内紛続きの民主党の支持率はすでに政権末期状況の中「自民党」への期待感から支持率は上昇気味だ。それなのに何故候補予定者を擁立しないのだろうか?・・・

さて、市議補欠選挙の大きな争点のひとつに「議員定数を4名減の20名」にすることだ。連日の報道にもあるように市民団体からの「議員定数を20名」にする直接請求の結果について多くの市民は注目をしている。しかしこの問題に明快な考えを示しているのは「みんなの党」公認候補予定者だけだ。「議員定数は20名に、議員の月給は20%は受け取らない」ことを公約に掲げている。議員自ら身を削り竹内市政と共に「行政改革」に取り組む覚悟を示しているのだ。争点を明確にし、考え方をはっきりさせる事は市民の代表としての責務だ。今からでも遅くはない「議員定数を20名にする」市民の声に対し自らの考えを公表すべきと考えるのは当然のことだと思うのだが・・・

「安定している三田市政に。維新は要らない」

2011年07月07日 | 日記
7月24日投票日と決定した、三田市長選挙と市議会補欠選挙は激しい闘いが繰り広げられている。特に市長選挙は無風と思われていただけに突然「三田維新の会」の高木氏の立候補表明に市民も唖然としている。もっと驚いているのは竹内陣営であろう。陣構えも相手候補を考えて準備をしていたとは思えない無い、まさに想定外の展開だ。

一方高木陣営の選挙パフオーマンスは抜群だ。選挙カーも国会議員以上で、シースルーのアナウンス席には妙齢な美しい女性が座り、まるでNHKのアナウンサーのように政策を訴えているとのことだ、すでに政策ビラもニュータウンは全戸配布されている。周到な準備と綿密な作戦だ。無風と思わせていたのは実に巧妙な作戦で、織田信長の桶狭間の奇襲戦法だ。

実態の見えない「三田維新の会」だが、橋下知事率いる「大阪維新の会」を連想させる、市民の多くは各地にある「維新の会」は「大阪維新の会」とリンクしていると思っている。現状を見る限り戦術は高木陣営が1歩リードと見る。しかし戦術、即、集票につながる訳ではない。

竹内市長は行政マンとして長い経験と人脈、そして市長としての確かな実績もある。問題は戦略だ 受身から攻撃に転ずる仕掛けを迅速に実行することだ。選挙は水もの結果には思わぬ落とし穴がある、それは負ける筈が無いと思う「過信」だ。選挙のやり方は今までとはまるっきり違ってきた、政党の推薦や県・市議員団の応援が集票につながると考えるのは間違いで、形式や慣例の選挙手法は時代遅れだ、市長自らが政策と実績を市民に訴える街頭演説を繰り返し続け、政策や実績のみならず、人となりを市民の皆さんに知って頂くことが肝要ではないだろうか。

安定してきた 三田市政の続行は市民の願いだ、今の三田市政に維新は要らない。

「三田市長選挙突然、対抗馬現る」

2011年07月05日 | 日記
    ○ 「市民が主役の街づくり」に取り組む竹内市長

無風と言われていた三田市長選挙に、先回市長選挙で落選した高木氏が「三田維新の会」公認として手を上げた。
最近橋下知事率いる「大阪維新の会」にあやかって各地で「〇〇維新の会」が流行だが、大阪維新の会に問い合わせたところ各地での「〇〇維新の会」と「大阪維新の会」とは無関係だ。さて「三田維新の会」の代表者は不明で、高木後援会「三田創生の会」も又代表者が不明である。政治献金募集の振込先にも代表者の記載が無い何故なのだろうか?
再挑戦に燃えての立候補は歓迎すべきだが、公示まで12日になってから突然の出馬表明は理解に苦しむ。過日行われた立候補説明会には共産党からも出席者があったがそのまま動きはなかった。その理由は4年前の市長選挙にさかのぼる。市長選の大きな争点は「地域振興(株)の再生」と「市民病院の改革」「行財政改革」の3点だった。

竹内氏は争点3点をマニフエストに掲げ具体的な数値を提示し激戦に臨んだ。結果は僅少差であったが竹内市長が誕生した。それからの4年間「地域振興(株)再生」は100条特別意委員会が指摘したように行政丸抱えの3セクではなく、社長も民間人を起用、知恵と工夫を取り入れ、テンナント誘致は順調に推移し、現在満床となっている。また「市民病院改革」も設置者は市長ではなく院長を起用、竹内市長自らが大学病院や関係機関に再三再四足を運び現在医師不足も解消し病院会計も好転している、懸案であった「行財政改革」は就任直後「新行財政改革断行プラン」を策定4年間で47億円の効果額を上げた、市長は自分の月給の20%削減、副市長、教育長の特別職も月給の15%~10%、一般職も5%~2%の本給削減を断行、職員関係の効果額は19億7千万円にのぼる 更に職員定数は4年間で74人削減、行財政改革は市長選に掲げた数値よりはるかに高い効果額を生んだのである、これには職員組合の大きな理解があった事は言うまでももない。財政は4年前の危機的状況から脱し、現在安定した財政へと好転したのである。マニフエスト検証値は100%と言えるだろう、この結果が共産党が市長候補者擁立を断念せざるを得ない大きな理由と考えるのである。

高木氏が掲げるマニフエストに「あなたは、行政改革に、賛成ですか?反対ですか?」とあるが前段で記したように、竹内市長は「新行財政断行プラン」で市長始め特別職、一般職員も自ら身を削り行政改革に取り組んだ事は1市民として高く評価するものである。またすべての事業にムダを省く目標値を定め常に検証、確認する手法を取りた入れた。職員の費用対効果の意識改革を図ったのである。そのことが目標以上の効果額を上げた事につながったものである。改革を「民間手法に学べ」を実践した結果だ。

いよいよ市長選挙と市議会補欠選挙が始まる、市民の為、三田市の為に激論を交わして貰いたい。
高木氏は以前「みんなの党」に関係されていたようだが、今回の市長選挙に「みんなの党」は全く関与していないとのことであっつた。