電気・盤・クレーンのソリューションカンパニー セイキョウブログ

一般電気工事、クレーン、受・変電設備、新製品開発・人材派遣、輸出入仲介を展開する株式会社セイキョウ。

管理者セミナーを見学してきました

2013-06-13 19:40:42 | 日記

  みなさんこんにちは

  台風は熱帯低気圧に変わったものの相変わらず雨続きに毎日ですが、みなさんいかがお過ごしですか。

  先日弊社の社員をセミナーに派遣しました。

  モチベーションアップ株式会社さんによるセミナーで、「できる管理者になる5つの急所」というタイトルで実施されました。以前にポスターを購入したことがあり知っておりましたが、案内の内容が非常に興味深いものでしたので今回の派遣を決めました。また、初めての企業の社長は見学させてもらえるとのことで、今回後ろから見学させていただきました。

  管理者として必要な技量、報連相や叱ること、段取りの仕方や問題解決、さらには物事のとらえ方等を分かりやすく具体的に説明していただきました。

  

   すべての話が興味深いものでしたが、その中で特に面白いなと思った話の一つをご紹介します。

  今100の能力を持っている二人(AさんとBさんとします)がいるとします。

  Aさんは1日0.1%ずつ成長するとします。Bさんは1日0.01%ずつ成長するとします。

  この二人の成長した結果を数値に表すと

  Aさんの1年後は144、3年後は298、10年後は3834になります。

  Bさんの1年後は104、3年後は112、10年後は144になります。

  二人を比較すると、Aさんの1年後とBさんの10年後がちょうど同じ数値になります。すなわち一方は1年で得られる能力を、もう一方は10年かかって得られるということです。

  毎日ほんの少しのことですが、10年経つと大きな差になってしまうということがお分かりになると思います。

  この例を踏まえて自分自身の成長のために投資することがいかに大事かということを改めて感じさせられましたし、社員も感じてくれたことと思います。

 

  派遣した社員には管理者としてより一層成長してほしいとの願いを込めてこのセミナーに参加してもらいました。セミナーの翌日、自分で掲げた目標をしっかりまとめて報告してもらいました。本当に派遣した甲斐がありました。

  勿論セミナーに出たからすぐに結果が出るものではありません。参加して身に付けたものをこれからの仕事に活かしてこそ初めて効果があったといえます。その点では今後の活躍を期待しているところです。

  皆さんももし興味があれば参加してみてください。きっと何か得られるものがあります。

  モチベーションアップの桑島様、本当にお世話になりました。

 

 

 

  

  


アベノミクスと茨城県の経済

2013-06-05 15:18:40 | 日記

  みなさんこんにちは

  梅雨入りしたものの毎日晴天が続いている今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしですか。

  昨日はサッカー日本代表がブラジルワールドカップ出場を決めました!本当に良かったですが、是非本大会でも好成績を収めることを期待したいです。

 

  そのサッカーが始まる前に、筑波銀行殿のインフォメーションミーティングに参加させていただきました。

  前半は銀行の決算概要の説明、後半は講演を聞かせていただきました。

  今年の4月より筑波総研を設立し、シンクタンク部門を強化するとのことでした。講演は筑波総研の方によるものでしたが、大変興味深く参考になるお話でした。

  

  内容としては、日本経済の現状は「景気は持ち直しつつある」という日銀の公表の通り、下げ止まりから持ち直しに向かっている状況であるというデータをご説明いただきました。

  確かに個人消費や非製造業における景気回復が徐々に見受けられることが説明からわかりました。特に興味深かったのは、弊社が拠点を置く茨城県の経済と日本全体との比較でした。

  データによると、茨城県は製造業(特に大規模)の比率が高く、小売業や自動車産業の比率が低いという経済構造になっているということです。今回の政府による経済政策や円安による経済効果を得られたのは非製造業や自動車産業が主であり、製造業の経済回復、特に設備投資についてはこれからという状況から、茨城県においては景気回復の影響がほかの県よりも進度が比較的遅いとのことでした。

  もちろんすべての産業が影響を受けるわけではないと思いますが、シンクタンクによる具体的なデータはとてもためになりました。

  アベノミクスにより株価の上昇や円安による大企業の業績回復は明るい話題を振りまいているような気はしますが、実感がわいている方は多くはないと思います。

  政府の政策が日本経済回復の起爆剤となることを期待しておりますが、政府だのみではなく企業としても日々向上して、景気に左右されない強い会社を目指していきたいと思います。

 

  今回、ご招待いただきました筑波銀行殿には改めて感謝申し上げます。