電気・盤・クレーンのソリューションカンパニー セイキョウブログ

一般電気工事、クレーン、受・変電設備、新製品開発・人材派遣、輸出入仲介を展開する株式会社セイキョウ。

変電所改修工事-その2:捨てコン

2012-08-02 13:09:15 | 日記

  皆さんこんにちは

 毎日オリンピックの話題で盛り上がっていますが、皆さんは寝不足ではありませんか。

 8月に入り暑い日が続きますので夏バテしない様体調にはお気をつけ下さい。

 さて今日は変電所改修工事の2回目です。今日は捨てコンについてご紹介いたします。

 「捨てコン」とは捨てコンクリートの略称です。読んで字のごとく捨てるコンクリートですので、基礎工事の強度等に直接影響を与えるものでは有りませんが、後工程の基礎工事をするに当って非常に重要な役割を果たします。主な目的としては配筋(鉄筋を配置していくこと:次回ご紹介いたします)をする際のレベルやピッチの目印にしたり、配筋のかぶりの高さを正確に出すためのものです。

 工程としては

 

  まず、掘削(前回ご紹介しました)した所に砕石を流していきます。

 

 次に、流した砕石を平らにしていきます。

ある程度平らにしたら、重機を使って固めていきます。

 次にコンクリートを流して平らにならしていきます。この上に乗る製品等によっても変わってきますが、一般の住宅ですと15~20mm程度になるかと思いますが、変電所等の基礎工事ですと通常は50mm程度コンクリートを流していきます。

 

 固まった状態が上の写真です。次工程の型枠工事が始まっている所の写真ですが、この様に型枠工事を行うにも捨てコンをしっかり行っていないと、地面がガタガタで枠を正確に組むのが難しくなってきます(出来なくは有りませんが作業性は良くありませんし、正確さも落ちてしまいます)

 今回は捨てコンについてご紹介いたしました。次回は配筋についてご紹介いたします。

 基礎工事・土木工事・電気設備工事の株式会社セイキョウを宜しくお願い致します。