若いやおげん

八尾市現業労働組合青年女性部のブログです。
活動報告、近況報告、その他情報を提供します!!

名前とは?(長文注意)

2010-11-01 | 情報ステーションNEWS
皆さん、日々の業務と先日行われた環境フェスティバルお疲れ様でした。
よしお部長、ドラ事務局次長に続き、この度、わたくしT2が情報ST部の新部長と任命されましたので(力不足ですが宜しくお願いします)、ブログ更新したいと思います。

今回は私事のお話なのですが、今年結婚しまして(結婚式、二次会など皆さんありがとうございました)、年末には子供が誕生する予定です。
それで、今一番頭を悩ませている事は子供の名前です。

ごく簡単な作業の様で、その子に一生ついて回る問題でもありますから、なかなか簡単にはいきません。
古来から子供の名前は親の願いや希望を託すものだと聞いています。
ですが、最近、読めないない名前や、当て字のような珍名の子供の名前を見ることが多々あります。

例えそれが親の願いや希望だとしても、読めないとか、笑われるという日常生活に支障をきたすような事があれば、それは単なる親のエゴなのではないか?と思ったりします。
ある本で、大手企業の採用担当者が、「読めないような名前の人を採用するつもりはない。」と言ってたのを思い出しました。

実はこれは最近の問題のようで違うんです。
学生の時に日本文学を専攻していまして、その時研究していた兼好法師(吉田兼好)の徒然草にこんな部分があります。

徒然草116段

寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、
昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。
この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。
人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。


お寺の名前や、その他の色々な物にも名前を付けるとき、
昔の人は、何も考えずに、ただありのままに、わかりやすく付けたものだ。
最近はあれこれ考え、自分の賢明さを見せつけようとしているようで嫌味なものだ。
人の名前にしても、見たことのない珍しい漢字を使っても、まったく意味のないことである。
どんなことでも、珍しいことを追求して、一般的じゃないものをありがたがるのは、
薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。

昔からこういうことはあったのですね(笑)
ということで、本当に子供の幸せを願うのならどういった名前が良いのだろうかと頭が堂々巡りしています(笑)
眠れない(笑)