若いやおげん

八尾市現業労働組合青年女性部のブログです。
活動報告、近況報告、その他情報を提供します!!

工場見学にいってきたゾ!

2014-07-23 | 情報ステーションNEWS

自治労大阪府本部現業評議会清掃部会主催の経験交流会に参加しました!
朝早くに関西テレビ前に集合し、
バスに乗って、まずは兵庫県加東市にあるパナソニックエコテクノロジーセンターに向けて出発しました。
八尾現だけでなく大阪市や、貝塚市、箕面市など合計12単組38人が集まり、初めて会う人がほとんどで緊張しました。
バスに乗って2時間ほどで目的地に到着、工場の周りはほとんど田んぼでした。
山田錦という、お酒の原料になる米を作っているそうです。

その話は置いといて、工場の見学について。

この工場では、使用済み家電の再商品化と、リサイクル技術の開発・実証を行っています。
家電はテレビ(薄型、ブラウン管両方)、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機の5つを扱っています。
再商品化といっても、ここで新しい家電に作り直すというわけではなく、家電を解体し、一度粉々に分解して、金属は金属、プラスチックはプラスチックごとに分け、また資源として使えるようにする工程を行っていました。
プラスチックを色ごとに分ける機械や、冷蔵庫をそのままバラバラにする巨大なシュレッダーのような機械など、最新鋭の技術で解体する一方、パーツの取り外しは人の手に頼るなど、機械作業の良い所と手作業の良い所を組み合わせてありました。
しかし、粉々になった資源がまた新しく家電になれるというわけではなく、特にプラスチックはほとんどが家電にならず、建材などに使われるなど、まだまだ完璧に同じものにリサイクルできるというわけではないようです。

工場見学が終わり、いちど昼休憩を挟んでから大阪の西淀川にある野村興産という工場に移動しました。
この工場は使用済み蛍光灯や乾電池から、人間環境に悪影響を及ぼす水銀を回収する工場です。
集められた蛍光灯は、サイズごとに分け、両端の金属の部分をカットしてから粉々にします。
蛍光灯や乾電池には水銀が入っていて、そのまま分解すると大気中に漏れてしまって大変なのですが、この工場では何重にもフィルターを通すなど、環境を考えた仕組みになっています
しかし、到着したのが昼の少し遅い時間だったので、作業自体はほとんど見ることができませんでした…
また、フィルターで集められた水銀やガラス片なども回収して、
工場で分解し、北海道にある工場で加工し、他の製品に生まれ変わるそうです。
工場の見学が終わって、一旦自治労の本部に戻り、意見交換会が開かれました。
色々な意見が出たのですが、とくに「市民だけでなく、組合員ひとりひとりにリサイクルについて知ってほしい」という意見が多かったです。
ということで工場のホームページはこちら!

パナソニックエコテクノロジーセンター
http://panasonic.co.jp/eco/petec/
野村興産
http://www.nomurakohsan.co.jp/

野村興産さんは個人での工場見学は出来ませんが、パナソニックさんの方は個人でもOKだそうです!
組合事務所に資料が置いてあるのでぜひご覧くださいませ。
僕自身、家電をリサイクルに出すときは、リサイクル料というものを払わないといけないということは知っていましたが、払う理由もいまいちわからないし、正直めんどくさいと思っていました。
でも、今回の経験交流会でリサイクルの現状や、リサイクルにかかる手間などをみると、やはり払うことは大切だと再認識しました。
…写真に僕、写ってないんですけどね(笑)

第一回 新人勉強会

2012-04-27 | 情報ステーションNEWS
今回、初めてブログを担当するシゲです。
こないだの4月25日(水)に新人に対する勉強会を行ったのでそのことについて書きます。
当日、新人9名を対象とした勉強会をしました。講師はよすあきと僕が担当しました。
よすあき講師からは「現在の現業職の状況」ということで他都市や八尾市の状況を説明していただきました。
僕自身も勉強になり、ウカウカしてられない現状であると考えさせられました。
また、僕からは「労働組合とは?」という題で組合について簡単に紹介しました。
全体的な様子としては、新人の反応もあり、柔らかい雰囲気で行えたかと思います。
個人的には、実際に伝える側にたってみて、自分自身が理解していないことが多いと感じました。
いやー、伝えるって難しい。
また、第2回目が5月11日にあります。皆さん、共に頑張りましょう!!

ワークショップ!

2011-08-05 | 情報ステーションNEWS
7月29日(金)清掃庁舎会議室にて、第3回新採職員勉強会を開催しました。
今回は青年女性部の可能性を皆で考え、意見を出してもらうという目的で4班に分かれてワークショップ形式でおこないました。議題としては、青年女性部の活動をどのように自分たちの仕事につなげるか、またスキルアップにつなげるかということを幹事と一緒に考えてもらいました。
 新採職員にとっては初ワークショップということで、始めはなかなか意見が出なかったのですが、各幹事が進行役となりそれぞれの考えや普段思っていることなどを、決して否定はせずに聞きだすことで、どの班も活発な意見が交わされました。なかには幹事も感心させられるくらいの意見をだす新採職員もいて、新鮮な目線からの発想は非常に刺激になりました。
 自分が担当した班では、最初意見がなかなか出なくて四苦八苦しながら進めていましたが、途中からM地君の積極的な意見にみんなが感化され、次第に自分の意見が言いやすい雰囲気になり楽しみながらワークショップを進めることができました。
 「組合」「青年女性部」「ワークショップ」と今回で三回目となりましたが、大分新採職員には自分たちの思いは伝わったと思います。今まで勉強したことを踏まえてこれからの青年女性部活動に活かしていってほしいと思います。
 9月になったら新体制になりますが、新採職員の中から6名程度の青年女性部幹事の採用がありますので気合いを入れてのぞむ様お願いしますね。心配せんでもめちゃ×2楽しいからね~(笑)。

第2回勉強会

2011-06-10 | 情報ステーションNEWS
6月3日(金)第2回新採職員(清掃)勉強会を開催しました。
前回は『組合』について、現業職の現状や組合の必要性を勉強しましたが、今回は『青年部』について勉強しました。

まずT2より“現業職の状況”の説明があり、公務員といえども非常に不安定な職種であること、組合という組織に守ってもらうのではなく、自分たち若い世代が「八尾現」を縁の下から支えていく必要性を確認しました。

そしてМC-Qからの職の確立(絵本や紙芝居)、クリーン作戦などの政治的アピール、青年女性部員として意識の向上、スキルアップなどとてもためになる話を非常に丁寧にわかりやすくしてもらいました。その中で、「あなたはプロフェッショナルですか?」という質問をし、今後環境事業課職員として何が足りないかを考えていくことの大切さを認識してもらいました。

次に現在の青年女性部の構成として事務局を部長に、情報部をパキ&ドラに、活動部を店長に話してもらいそれぞれの活動内容を理解してもらいました。

最後に次回の勉強会(ワークショップ)に向けて各自に宿題を出し、今回の勉強会を終えました。

前回、今回の勉強会を通して新採職員がどこまで理解しているかまだ不安ではありますが、僕たち青年女性部幹事の思いは、自分たちが新採時代に教えてもらえなかった事を少しでも分かりやすく伝えていくことを目指しています。全員一丸となって「どうせやるなら~!楽しく!!」をモットーに今後も一緒にスキルアップしていきましょう!

名前とは?(長文注意)

2010-11-01 | 情報ステーションNEWS
皆さん、日々の業務と先日行われた環境フェスティバルお疲れ様でした。
よしお部長、ドラ事務局次長に続き、この度、わたくしT2が情報ST部の新部長と任命されましたので(力不足ですが宜しくお願いします)、ブログ更新したいと思います。

今回は私事のお話なのですが、今年結婚しまして(結婚式、二次会など皆さんありがとうございました)、年末には子供が誕生する予定です。
それで、今一番頭を悩ませている事は子供の名前です。

ごく簡単な作業の様で、その子に一生ついて回る問題でもありますから、なかなか簡単にはいきません。
古来から子供の名前は親の願いや希望を託すものだと聞いています。
ですが、最近、読めないない名前や、当て字のような珍名の子供の名前を見ることが多々あります。

例えそれが親の願いや希望だとしても、読めないとか、笑われるという日常生活に支障をきたすような事があれば、それは単なる親のエゴなのではないか?と思ったりします。
ある本で、大手企業の採用担当者が、「読めないような名前の人を採用するつもりはない。」と言ってたのを思い出しました。

実はこれは最近の問題のようで違うんです。
学生の時に日本文学を専攻していまして、その時研究していた兼好法師(吉田兼好)の徒然草にこんな部分があります。

徒然草116段

寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、
昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。
この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。
人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。


お寺の名前や、その他の色々な物にも名前を付けるとき、
昔の人は、何も考えずに、ただありのままに、わかりやすく付けたものだ。
最近はあれこれ考え、自分の賢明さを見せつけようとしているようで嫌味なものだ。
人の名前にしても、見たことのない珍しい漢字を使っても、まったく意味のないことである。
どんなことでも、珍しいことを追求して、一般的じゃないものをありがたがるのは、
薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。

昔からこういうことはあったのですね(笑)
ということで、本当に子供の幸せを願うのならどういった名前が良いのだろうかと頭が堂々巡りしています(笑)
眠れない(笑)