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メイの風散歩   ブログはじめました!

つれづれに思う風散歩と、時間とともに消えてしまう生け花のブログです

12027 鳥たちの楽園かな?

2012年12月14日 | 小さな庭から
家の工事の囲いが取れて、落ち葉の降りしきる空と静かな庭が戻った時

庭に鳥たちも戻ってきた。

スズメが一羽、二羽と数を増やしてくると、安心したかのように常連さんが来始める。

我が家のシンボルツリーになったオオツリバナの木に群れて庭を眺めている。



スズメはとても用心深いので雀が来始めると庭はにぎやかになるような気がする。

ぼっと眺めている庭が朝起きると雪で覆われていた。

ふと見ると



シジュウカラが早速窓の前の餌台の近くに止まって餌がないなぁ~と眺めているようだ、

シジュウカラはこの庭の雀の次に居住権を主張している鳥。巣箱での産卵、育児を最初にした鳥。ちなみに8羽もです。

私を見つけるとジィージィーと警戒音を立てている。ちょっとトンチキな家主は口笛をピュッ、ピューと吹く。

シジュウカラはなぁーんだと思うのか、餌台に来る。こんな時がとても楽しい!!
 


アオジとメジロがやはり餌台の近くの枝に、

アオジはわれ関せず地をちょこちょこ、尾を広げたり閉じたりしながら葉をひっくり返している。

なのに今年はどうしたことか枝に止まって、それもメジロと・・・・・。

今年はちょっと違うぞ!

雪に覆われた庭の後、数日後、鳥たちは安心したのか、今日は朝から鳥の乱舞(ちと大げさかしらね)

何せ雀の数が十羽以上いると思う、

ヤマガラはいつも3羽、シジュウカラも3羽、メジロは2羽、アオジとヒヨドリは一羽で、

この数が小さな庭の中で競うように窓ガラスの前の餌台に低空飛行で入れ替わり立ち代わり行き来している。



   【久しぶりに来たら、やっとミカンを置いてくれて様だね、このごろヤマガラばかりに気を取られていないかい】



   【おう!、甕の水を捨ててしまったので、どうしょうかと思とったんだわね、これいい調子だよ、サンキュウ♪~】



   【私たちは何ってたって蜜よ!、家主さんやっと気が付いたのね、美味しいよね】



   【やっと、正面の顔を見てくれたかい、 ここは安心だとわかったんだよね、よろしく!】



   【なんて立ってこの庭はわが庭よ、いつもひまわりありがとうさんです。でもね、スズメはちょっと苦手でね】


なんて声が聞こえそうなぶつかりもせず鳥たちは右に左に飛び交っていた。
無精者の家主はガラス三枚も重なっている窓越しに長椅子に座りながらシャッターを押しているんですよ。

そうそう、ジョウビタキ、コゲラは姿は見えど、写真には撮れず。
家主さんの思うようにはいかない事もあるんですよね。
また新しい訪問者を期待しているんですけど・・・住宅街での探鳥ですから無理なのかもしれませんね




12020 庭の改造から初めての訪問者

2012年08月26日 | 小さな庭から

暦の上ではとっくに立秋をすぎたのに

暑い、本当に暑い日が続いている

暑いときは家から庭を眺めて過ごす

そんな時間が少しづつ進んでいるのだろう

ふと揺れる小枝に

木々の葉の色づきに

季節のうつりを感じはじめている




庭の改造が終わって前とは違うので鳥たちもなかなか警戒してこなかったのだが

今日チッチッチット鳴き声が聞こえたので見上げてみると

鳥の姿が我が家のメインツリーになったおおつりばなの木の上に鳥たちがいる

どうもぶら下がっている木の実をつついている様子

あっという間にいなくなったが、

うれしいひと時だった。

また鳥たちが集まってくれるだろうか・・・・・




12019 庭が変わりました

2012年08月17日 | 小さな庭から
庭が変わりました。

今までは自然な雰囲気の庭、次々と咲く花、白が基調の花にバラや野の花の色がまじり、
緑のグラデーションで彩られていたちょっと地味だけど、毎日見ていても飽きない、
鳥もよく訪問してくれていた庭だった。

家の庭からのあがりまちが何となく雑然としているのが気になっていた。
何とかしたいと思っていた時、意気投合する庭師さんに出会った。

次の日には庭の図面を書いてきた。庭のイメージが消えないうちにと・・・・

気になっていた所はデッキでL字型に、一部屋増えた感じでゆったりとした。

前の庭と違って石が多く使われ、全体に調和よく木々も入った。

そのままが美しいので下草を入れるのがとても難しい。
移動した草草が表の庭以外の家のまわりや車庫に雑然と置かれている。
(よくもこんなに移動したものだと我ながら感心してしまう)

そんなわけで移したいと思いつつもなかなか難しく毎日眺めてばかりいます。

今度の庭のメインツリーはオオツリバナという木、大きくて見上げるようだ。
その揺れる実を眺めているだけで毎日が過ぎている感じです。



これが秋になるとはじけてオレンジ色になる。季節ごとに楽しめる雑木だと思う。



移動した草花が気になって見回していると庭の隅に置いた白バラにからませていた夕顔(正式にはヨルガオ)が
真っ白な大きな花が長い距を持って咲いていた。

散歩で見て、魅せられてから毎年植えている花、一日花のはかない花だがその白さは素晴らしいと思う。



犬を飼ってしまったせいか、自分の出不精のせいか、これからこの庭がどう変化してゆくのだろうかと、
楽しみながら毎日が過ぎていくことだろうと思う今日なのです。


12017  つれづれに・・・・

2012年07月21日 | 小さな庭から

暑い暑いと言っていたのに、急に気温が下がり今日は長袖、秋模様

そして、庭いっぱいに緑が覆っているこの時期に庭の改造で庭は木を抜き土ばかりになっている。

駐車場は植木鉢だらけ、どうにも扱いようがない。

それでも出かけると花が買いたくなる。花扱いたい症候群かな?

せめて写真でも載せてストレス解消としようかしら・・・・



上から見た庭の一部だがこんな風に木々が茂っていた。

植木屋さんもよくこんなに植えられましたねとあきれていた。

ちょっとこの頃、なんでも屋になっていたきらいがあるのは少し反省しつつもやめられそうもない。



花は白い花と紫の花が好きで地味な庭だが、緑のグラデーションを楽しんでいる。



初めて買ったバラ、まだお店にいろいろなかった頃、注文して買ったものだった。

そのバラが20年位大きくなる訳でもなく枯れるわけでもなく花だけは毎年2~3輪咲かせて持ち続けている。

今年、初めて庭づくりのために鉢あげをして、空間のある所に置いたためだろうか、下から新芽が何本か出て

つぼみも出ている。いかに今まで草木の中に埋没していたか気が付いた私でした。


12015 薔薇とわんこ達

2012年06月29日 | 小さな庭から

シャポードナポレオンのつぼみ 面白いでしょう!!



なんかゾクゾクとすると思ったら風邪をひいたらしい。
油断大敵である。いつもならこの程度で終わってしまうのだが。
習慣的になっている年に一度くらい一か月くらい続くタイプのものになってしまった。

あの苦痛はいやと早めの処置が良かったのか、激しい咳は二週間位でおさまったが
気を許すと咳が出始める。
先生のお話では風邪が喘息を誘発したのだろうと、喘息はないと思っていたのだが、
年齢とともにいろいろな症状が出てくるものだ。

今年三月ころから体力が衰えて何もしたくない症候群だったが、
これも単純に年齢からくる怠惰だったようだ。
今までできたことができない、こんなことが増えてくると嫌になってしまって何もしたくなくなっていた。
この年齢はまた一つの区切りでもあるようで、いろいろなことが変化する年齢のようだ。

そんな時をあがくこともなく、ただ無抵抗に過ぎていったら、自然に怠け病も治癒したらしい。

シャポードナポレオンの花
 好きな花の形なのよ



そして大好きな白い花も小さな庭で庭主が臥せっていても少しだけ咲いてくれた。

マダム・ハーディー






元気になった我が家にもう一つ楽しいことが、娘のわんこを預かった、

8歳のヨーキーななちゃん
ちょっと前に手術したので、ちょっと太り気味
家の中では動きチョースローー、わんこ大嫌い、頑固さもあり、自分も人間と思っている節あり?




我が家のわんこ、チビタン何とも変名前、飼い主の無責任さ丸出しです。
最近飼い主は気が付いた、いつまでもちびでないことに???(笑い)
8か月元気いっぱい、やんちゃ盛り、逃げ足は素早く飼い主はへきへきしている。
紙が大好きでみなかみちぎる、ほかのものをかまないのでその点はちょっと助かっている



この二匹、大変なんです。ナナはのっそり逃げ回るし、ちびは追いかけ回して、
これはと思うと椅子から背中に向かってキックするんですから、

私はナナを抱っこしっぱなしで避難、避難、仕事ができないけど、面白い光景を見ていると
なんかわんこ二匹でも家の中が活気ずくから不思議ですね。

こうして平穏な日々がまた続いております。




12014 薔薇が咲いた

2012年06月19日 | 小さな庭から
薔薇が咲いた♪~

バラが咲いた♪~

小さな庭に植えたバラ

何度も何度も庭主の事情で(わがままかな)植え替えられたばら

屋根ほど高く伸びて、その先でたくさんのつぼみを持った。

自称、「百枚の花弁をもつバラの花」がこのバラの名前

おかしいでしょう

この庭主は花が大好きなのに、花の名前はとんと忘れてしまう

名札もいつの間にかどこかに飛んでしまっている。



真っ白な花、なのに、その奥から柔らかな色が・・・・・

ベランダに登ってみないと見えない高さにたくさんつんと天に向かうように咲いていた。

また移動しなければならないので、切って部屋に持ってきて眺めた。



6月 雨の季節、門のそばのピンクの「お宅のバラニュードーンが咲くと梅雨に入るのよね」と

近所の方が言っていた。

本当にピンクの花が咲いたら、雨に濡れた花弁が地面を覆っていた。

今日はそんな一日だった。


12013 庭の改造へ

2012年06月10日 | 小さな庭から


我が家の庭の主はつれづれに思いつくままに庭と遊んできた。

その主もこの頃は力仕事も、集中力も落ちて、ただ小さな庭をふらふらと歩きながら

今年も出会う新しい芽を探していた。

鳥が運んだのだろうか、土についてきたのだろうか

かわいい花が咲いている。

そんな心弾む時が一番の至福と時なのだ。

しかし今年は~~~

ふと「こんな風にしたいなぁ~」と漏らした言葉を夫は聞き逃さなかった。

雑木好きの私たちは雑木好きの庭師さんと出会った。

「いいねぇ~」その庭さんが植木市に持ってきていた木々の中にいるだけで

いつまでも居たいんだと居座っていた。

相方は庭師さんとどんどん話している。

いつの間にか庭を見に来ると・・・・・

植木市が終わって二週間ほどした頃、短腹夫婦、夫は「もう来ないならやめだ!」

そんな言葉を発したのが聞こえたのかと思える時の電話。

そして来宅、庭を見ていると、いろいろ楽しんでいる風だった

そして次の日、「かえってすぐイメージが消えないうちに図面書きました」と・・・

「下草はみな取っておいてください」

「え~~~~~~!!!!!!」めまいがした。

下草だらけ、覆い尽くされた地面、めまいだけでは済みそうもなかった。

なんだか、どんどん話が進んでゆく、

めまいしっぱなしでいる私を置いて、夫はどんどん庭の整備に朝早くから取り掛かる。

男の人はやると言ったら、早い、徹底的にやり始めた。

どんどん庭の土はほられ、移植できるものはどんどん移植し始めた。

めまいしてられない、自分の大切な植物をあわてて移植し始めた。

そんな顛末の中に今います。(≧∇≦)



慌てて撮った庭の一部、狭い庭なのにこの木の多さ数を数えたらすごかった。

夫もよくこんな所まで植え込んだとあきれていた。






ここは下に小道??があって山の小花が咲いている所

どうも、この庭師さん、どちらかというと和風雑木林を作るのが好きみたい。

今までの我が家は緑のグラデーションの中に白花、淡い色、バラや花々が咲くと、

白と緑のイングリッシュガーデン風だったはず・・・・・

あきらめきれない心と、手入れができなくなってきたのであまり手入れをせずに憩える庭

という事で一生懸命、自分に言い聞かせている今の自分がいます。

自分の周りでいろいろと変化の年になっている、

人って大きく変化する時があるものだと納得させている。

12009 庭に春が来た~~~!

2012年04月17日 | 小さな庭から
よその梅便り、桜便りとどんどん春は過ぎてゆくのを横目に、
我が家はいつになったら春になるのだろう~と窓辺の椅子に座って眺めながらいた。

そんな中、ついに明るい太陽は暖かい風を運び、我が家の棒きればかりのような庭に
ぽつぽつと芽が動きだした。

毎年一番乗りのトベラの黄色い花、二十年以上桜の代わりに我が家の庭に春の明るさを
もたらすピンクヤソシオの花、水辺の花、リュウキンカ、と咲き始めるとあっという間に小さな庭も春の装いをもたらした。

ピンクヤシオ


リュウキンカ


オトコヨウゾメの芽吹き


早速私はガーデニングというか、庭整備にかかりました。
土をおこし、プランターをひっくり返したり、結構な重労働。
最近体力の衰えがひどくここまでで、息が上がってしまい、休み休みの作業になった。
それでも楽しいひと時だ。これから次々と花が咲き、庭はこんもりとした景色になってゆくだろう。

疲れ果てて休んでいると、「なんとまぁ~~、食いしん坊ヒヨドリがくちばしをまっ黄色染めてやってきた」



よそではおいしい花がたくさん咲いていたらしい、かなり頭を突っ込んで蜜を吸ったのかなと見ていると「あごの下も見て~~」と・・・・・誇らしげに頭を持ち上げてポーズをとった。




   【姿なく新緑揺れてチョチョピー】

つれづれ12013 オトコヨウゾメの赤い実と真っ白い雪

2012年01月26日 | 小さな庭から


つぶやき俳句  【残り実はうまくないのか冬の鳥】


春に大好きな木オトコヨウゾメを植えた。白いかわいい花が咲いていた。



秋になるとぷっくりとかわいい赤い実がなって、二度楽しめる木に大満足だった。

そんなある朝見るとほわぁっと真っ白い雪がその赤い実にかかっていた。

「あれっ! この実のこっているなぁ~」

「こんなかわいいのに鳥たちはすきでないのかなぁ~」

我が家で残っている梅擬の実を秋の最後のころにヒヨドリが食べていったのに・・・

私が食べるために植えた実はそろそろかな思った次の日にはかならず食べられてしまっている。

実のなる木があるが、鳥たちはどうやって識別しているのかななんて見ていると面白いものだ。

つぶやき俳句ー俳句を詠みたいけど、勉強はダメ、仕方ないからもどきでつぶやきます。
       (読み流してくださいね)

小さな庭の散歩道から その2

2011年10月29日 | 小さな庭から
家の中にいると寒いと感じるこの頃、暖かそうな日差しを浴びている庭を見るとちょっと出てみたくなる。
そぞろ歩き(それほど広い庭でないけど気分だけ・・・)をしながらぎっしり植えられた木々を見ていると
小さな赤い実を見つけた。



庭の西の方の生け垣近くに植えられているイチイの木、葉ばかりを見ていたがふと下の方を覗き込んでみたら、
なんと柔らかそうな赤い実が日差しを受けて「見てね」と問いかけてきているようにかわいくなっていた。
イチイの木の葉は固いので、こんな柔らかな見ているだけでも解けそうになっている実に驚いた。



梅擬の実、今年は思いもかけないほどたくさんの実がなっている。
長年伸びきった枝を見ながらいつか剪定する時期が来たらいけばなを生けてみたいなぁ~と思いつつ10年も
たってしまった。

伸び放題に伸び、庭主に似て気ままに思うがままに伸びきっている枝を今日も首が痛くなるほど上を向いて眺めている。
今まで、何度も生けてみようと思うと、いつの間にかヒヨドリがきれいに食べてしまっているのです。
そういえばあれほど常連だっあヒヨドリが今年は一度も我が家に来ていない年だった。そのせいなのだろうか
梅擬の熟し加減が気に入らないのかいづれにしてもたくさん実が残っている。
いけばなをいけると決めて、意を決して剪定、いや切り取ってみる。でもやはり家にかかっている切らなければならない枝だけしか切れなかった。



これはバラを始めた頃、オールドローズから入った名残りのバラ(カニカ、ドックローズともいう)が今も庭になにげなく存在している。
春に咲く花は野バラに似た花だが色は薄いピンク色の花を咲かせる、春に花を見てから細々と伸びきった枝のこのバラを忘れてしまうのです。
下ばかりを向いて雑草整理をしている時に、間違って切ってしまいそうな存在のバラなんです。
しかし、秋になるとこうして赤い実で、その存在を私に示してくれるのです。

小さな雑木林風に作った庭、ある時期にそれを壊さなければならなかった。
その残った小さな庭にはやはり持ち主の大好きな木々が育っていた。
こんな散歩が大好きなのです。でもね、10分もかからない散歩なんですよ。