メイの風散歩   ブログはじめました!

つれづれに思う風散歩と、時間とともに消えてしまう生け花のブログです

庭に冬到来、鳥たちがちらりほらりと来訪・・・・

2011年11月25日 | 小さな庭から  鳥
庭に多い落葉樹の葉がどんどん落ちて落ち葉が庭の景色を変える、
わずかに残るオトコヨウゾメの真っ赤な葉だけがその存在を誇示しているようにも見える。
庭の前の空き地の木々の葉もすっかりと黄ばみ、
一陣の風が吹いたら舞い落ちて道路を覆い尽くすだろう
そんな景色を漠然と見ている私もすっかり冬仕様。

私の用意する餌を目当てにやっと集まってくるようになった雀たちも、
少し様子が変わりつつある事を感じているんだろうか、
よく庭の落葉した木々の中でおしゃべりに夢中




「いい日差しだね~」「ちょっとちょっと、あの山鳩さ、全部食べちゃうんだよね」
「何とか山鳩より早く来る算段しなけりゃね」
「いいや、やまばとだけでなさそうだよ」
「今年の冬はたいへんかもなぁ~~~」って言ってるかどうか????



おととしの春庭で7羽も子を孵したシジュウカラ、その本人かどうかはわからないけど、
今年は鳥たちは来ないのかなと思っていた矢先に暖かな日差しの中やっと姿を見せてくれた。




「様子はかわっていないなぁ~



いつものはぐれスズメが恐る恐るの登場



今年初めてのヤマガラちょっと遠くで様子を見ています。
このヤマガラはもちろんこの子かどうかはわかりませんが、今年の春庭で4羽の子を育てました。
「そのこかなぁ~~」と庭主としましては想像を膨らませているのです。



さすがヤマガラ雀にかまわず登場、

一瞬にほしいものを得て飛び去りました。



それを見たシジュウカラ、慌てて登場



「急げ、急げ」



もうこうなったら見境なく、たべる、たべる、・・・・・雀同士でも喧嘩しつつ食べていたのに、この時ばかりは
敵は雀にあらずのご様子でカメラが近づいても一向に気にせずでした。


来ない来ないと思っていた野鳥たちもひと時でも姿が見えるとうれしいものでした。
ヤマガラは二羽で、シジュウカラは4羽で、雀は何羽もでと、部屋の中から遠目に、ガラス越しでの
撮影ですのでこの何羽も群れている所がなかなか取れませんでした。

この鳥たちは常連さん
今年はどんな新しい鳥が姿を見せてくれるのだろうかとわくわくもしますが、
環境の変化がこの楽しみをいつまでもたせてくれるのだろうかとも思ってます。


4 渡鳥きているかなぁ~と探鳥へ

2011年11月16日 | 
庭にも鳥たちの訪問が始まったのを見て、渡り鳥たちも来ているだろうかと出かけてみる。
何も見えない高速を走っていると、「あっマガンだ!」
綺麗な編隊を少しづつ変化させながら飛んでいる。

いつもこのマガンの編隊が青空で形を変えながら飛んでいる様がとても不思議、
あの体に対しての羽の大きさで一生懸命に羽ばたきながら飛ぶ姿に妙に心を魅かれるというか
共感を覚えるんですよね。青空に映えるマガンの群れを見て、どれだけの鳥に出会えるのかと期待が大きくなりました。



田んぼが広がる渡り鳥の越冬場所に来ると、雁は田んぼの土と同化してなかなか見つからなかったが、そのうち
私の目も鳥を探すモードになり、いるわ、いるわと歓声を上げまくりです。

白鳥はまだ沼の中で群れていました。大きな独特の鳴き声を轟かせています。
たまに来る私でもうるさいなぁーと思うのですから、この地の方々の忍耐にも頭が下がります。



数を数えられないほどの白鳥が集まっている所の枯れ蓮の中には遠慮がちの鷺が音もなく佇んでいました。
これもまた美しい姿でした。蓮の実のかれて朽ちるのまでの水辺の姿は印象的でした。




ぐるぐると大きな沼の周りをまわってくると、鳥たちが集まって休憩している場所に来ました。
そっと足音を忍ばせて・・・・・・・



「何の用? お気を付けくださいませよ、みな短気ですからね」



「おい!、なんだい、なんか様かい、後ろにも控えているんだからね、油断するなよ」




「ねぇ、あのお方何をするつもりなのかしらね。どうします、追い払います、なんか私たちを狙っているみたいだし、あの大きな光るものを私の方へ向けてるのよね。」



「あなたがおいきよ、いつも強がっているでしょ~~~」



「うるさいなぁ~、おいらが一にらみして追い払ってやるよ。どうだこの目は、この睨み怖いだろう」


という訳でこの一にらみに圧倒されて、私は静かに、静かに一羽も飛び上がらせないように、鳥のテリトリーから離れたのでした。

たのしかったなぁ~







3-巨木の森にて 

2011年11月07日 | 
忙しい日が続いていた。
「今日の予定は?」「何もないね」
という訳であまり天気も良くないけどドライブに行こうかという事になり出かけた。
最初は鳥を見に行こう出かけたはずが、紅葉を見ようかと変更。
目的地に向かおうと高速を降りると、何やら幕に11月7日12時冬季閉鎖の文字が・・・・
「うわぁ~~、あと20分だ」、「いや17日だよ」とか訳の分からない会話をしつつ、目的地へ
急ぐ、急ぐ、急いだのです。



車も少ない田舎道景色を見る間もなく急いだのです。
「ついた~~あと一分だ間に合った」の喜びもつかの間、
ゲイトの前に数人の人がまさに門を閉めようとしている。
「間に合いましたよね」というと「入っても出られませんよ、向こう側も締めますからね」

苦笑いをしつつ、Uターン、「やっぱり間に合わなかったね」現実は厳しいものだ??かな

秋の到来が遅くてのんびりしていたけど山は確実に冬支度をしていました。
少し戻ると私のお気に入りの森があるんです。
そこをゆっくりと散策しながら木を眺めてきました。



ここで初めて見た桂の大木。
親木の周りにひこばえがたくさん出て巨木になっていました。
すごい姿だなぁーとそれ以来すっかり巨木に心惹かれるようになった木でした。
ひんやりする空気感の中で桂はすっかりと葉を落とし、まるで朽ち果ててゆく寸前のような姿でした。



たくさん落ちた葉のじゅうたんを踏みしめながら、葉を落とした巨木、
まだ紅葉を残した低木を楽しみながらの一日をすごしました。

帰りに私は温泉に入ったためでしょうか、疲れ果てて帰りの車の中は運転している夫に悪いと思いつつ
半分意識が飛んでいる状態でした。



川側の雑木林の紅葉がとてもきれいでした。