あまりの暑さが続くので涼を求めてちょっと足を延ばしてドライブに行った。
細く、木々のおおわれた、左手は深い谷になっているうねった道を行く。
車がすれ違えないような道幅の狭い上に所どころ崩れている道。
やっとちょっと広がった場所につくと吹く風が気持ちよく頬を撫でる。
水は案の定少なかったが流れはきれいでさわやかだった。
こんな小さな花が道辺を覆うように咲いていた。
強いなぁーと感心しながらシャッターをきっていると日を浴びて金色に輝く蜘蛛の巣を発見
なんか得した感じ、こんな小さな事に気が付きながらいる自分になんかホッとしている。
我が家の裏庭にもいつの間にか居座っていたキツリフネ(今はないが)が細ーい柄の先にかわいく揺れていた。
久しぶりにきれいな水の流れと、かわいい花たちに出会えた良い日だったが、最後になぁんと揺れる木々に
いぶかしく目を凝らすと木々をゆすりながら道をわたっているサルの群れに出会ってしまった。
今年はどんぐりが不作でサルも餌がないから里に下りてきているんだと聞いたのは次の日。
目の前に見ると私は怖いと感じた。せめて5mは離れてほしいと思った。
サルに出会ったのはハプニングだったが静かな、穏やかな気持ちになれるドライブだった。