私はまだ昨年を引きずっているのだろうか、あまり家から離れたくない症候群は続いていて、 部屋の定位置から庭を眺めてあっという間に一か月が過ぎてしまった気がする。
おかげでゆっくりと鳥たちを眺められた。
前には常連だったヒヨドリがここ二年ほど近づかず、
どうしたことだろうと思っていたのだがあまりに鳥たちが集まるのでと様子を見に来た。
自分の餌があるかどうか確認に窓辺まで来た、ヒヨドリは果物とご飯粒などが好き
今までは穀類とひまわりの種を置いていた、穀類を食べる雀たちとアオジ
ひまわりの種やピーナットなどの実にはシジュウカラやヤマガラ
小さな鳥が来たと目を凝らすとメジロだったのでミカンを半分に切って置いておくと
すぐやって来る
あまりに雀軍団が来るので庭のテーブルのはずがすっかり汚れてしまって
恥ずかしいようだ。今日は雪で隠れているのでほっとしている。
この景色を見ていて感じたのは我が家に来る鳥で一番小さなかわいいメジロ
が一番、強そうだと。こんなに雀が集まっていてもわれ関せずで自分の
ミカンだと言わんばかりの夢中で食べ続けている。
これはアオジと・・・・
このアオジも今年はとても積極的に近づいてきている。
いつもは生け垣近くや庭の木の下などを地味に餌を探していたのだが
今年は堂々とこのエサ台に来ている。
このメジロ何をしているかって言いますとね、近くの止まり木にシジュウカラが
来ているんです。
羽を低めに構えて震わせるこの姿はどうも威嚇しているようなんです。
この姿勢をシジュウカラと、ヤマガラとの出会いにも、ヒヨドリもしていた。
こうして眺めていると鳥たちの独り言が聞こえてきそう錯覚を覚えています。
(私ちょっと危険かしら、気を付けましょう)
「 ましろきに新雪深く雀立ち 」