メイの風散歩   ブログはじめました!

つれづれに思う風散歩と、時間とともに消えてしまう生け花のブログです

12010 久しぶりの探鳥へ

2012年04月22日 | 
遅い春が来た~と叫び声をあげてから、桜も咲き、庭の木の芽も吹き、庭の手入れに励んでいたのに、寒い。 暖かさと花冷えとを繰り返して本格的な暖かい季節になるのだろう・・・・

こんな寒さが来ると、怠け者の私は睡魔に襲われ、ニッチもサッチもいかない。
これではダメだとそう遠くない川へ行ってみた。(かなりの怠け者探鳥なのだ)

土手に沿って車を走らせ、この辺かなという所で、土手を登って川をのぞいてみる。
いるいるコガモ>が群れなして、お互い呼び合う鳴き声も聞こえてきた。

わくわくして眺めていると、気配を感じたのかさ~~と一斉に飛んだ。
広げた羽の色が美しい



そばにはシラサギ



土手からそっと川の中にできた砂利の中へ降りてみた。
じっと目を凝らして周りを眺めているとセキレイや、燕が低く飛び交っていた。
飛び交う鳥を眺めていると、えっ!、何となく目の残像に鮮やかな色が残った。

もしかしてと思いつつ、葦の茂みをじっと探してみた。
次の瞬間、ちょっとカワセミが場所を変えた。それを逃さず、カメラを向けた。
なんでもいい、撮るだけとっておこうと確認のためにとシャッターを切った。



目では不確実だったカワセミがきちんと写っていた。確認できた。
おまけに向こうに雀と思ったらアオジがちょこんと一緒に写っていた。

そうこうしながら川面の方へ目を移すと、セキレイがちょこちょこ、ツバメが低空飛行であちらへこちらへと飛んでいた。
そんな下にはこれも初めての鳥コチドリが二羽で右に左にちょこちょこと行き来していた。
目の周りの金色が印象的でこの鳥であろうと思う。



ほんの数分の観察だったが、場所が違えるとまたまるで違った鳥たちがいて、探鳥も面白いものだと思った。今日は寒い一日になったがちょっとうれしい日でもあった。

10-庭の雀たちと

2011年12月25日 | 


>庭の鳥たち  雀、すずめ、スズメ・・・・

朝起きが寒くて遅くなると雀は待ちつかれたかのように木や甕の上でひと時を過ごしているようだ。
「何かないかなぁ~、今日は水も飲めないぞ、こおってるんだもんなぁ~、主はまだかなぁ~」



「やっとだよ」と
でもおそる、おそるの様子、あの震災以来鳥がほとんど来なくて、
やっとスズメが二、三羽来ていたのが今では競争して食べるほど来てくれる。



雀の世界は群れているので仲が良いのかと思いきや、やはり小社会、食べ物に関してはやはり何処も同じ、
強いもの、弱いもの、一人合点がもの、それぞれの性格を見られて面白ものだ。



「早くたべおわらないかなぁ~、餌なくなるよな」とこうして待っている消極的な雀さんもいるんですよね。



ひと心地つくと皆この屋根に並んで、ふっくらと体を丸めて何を見ているのか仲良く、ピーチくぱーちくお話かな?


毎日こんな景色をまったりとしながら眺めていると雀の目のかわいさやしぐさの一つ一つに癒されつ、
なんか雀の仲間になったような気になって、ピート鳴けば、「はいはい、餌ね、」
ぴょんぴょん飛んで首をひねっていれば、水ないの~~?と、せっせっと水を運ぶそんなひと時の
安らぎを今日も持てました。


最後に写真で遊びました、
寒波で震えあがっている自分に真っ赤なシクラメンをいたずらして・・・・


4 渡鳥きているかなぁ~と探鳥へ

2011年11月16日 | 
庭にも鳥たちの訪問が始まったのを見て、渡り鳥たちも来ているだろうかと出かけてみる。
何も見えない高速を走っていると、「あっマガンだ!」
綺麗な編隊を少しづつ変化させながら飛んでいる。

いつもこのマガンの編隊が青空で形を変えながら飛んでいる様がとても不思議、
あの体に対しての羽の大きさで一生懸命に羽ばたきながら飛ぶ姿に妙に心を魅かれるというか
共感を覚えるんですよね。青空に映えるマガンの群れを見て、どれだけの鳥に出会えるのかと期待が大きくなりました。



田んぼが広がる渡り鳥の越冬場所に来ると、雁は田んぼの土と同化してなかなか見つからなかったが、そのうち
私の目も鳥を探すモードになり、いるわ、いるわと歓声を上げまくりです。

白鳥はまだ沼の中で群れていました。大きな独特の鳴き声を轟かせています。
たまに来る私でもうるさいなぁーと思うのですから、この地の方々の忍耐にも頭が下がります。



数を数えられないほどの白鳥が集まっている所の枯れ蓮の中には遠慮がちの鷺が音もなく佇んでいました。
これもまた美しい姿でした。蓮の実のかれて朽ちるのまでの水辺の姿は印象的でした。




ぐるぐると大きな沼の周りをまわってくると、鳥たちが集まって休憩している場所に来ました。
そっと足音を忍ばせて・・・・・・・



「何の用? お気を付けくださいませよ、みな短気ですからね」



「おい!、なんだい、なんか様かい、後ろにも控えているんだからね、油断するなよ」




「ねぇ、あのお方何をするつもりなのかしらね。どうします、追い払います、なんか私たちを狙っているみたいだし、あの大きな光るものを私の方へ向けてるのよね。」



「あなたがおいきよ、いつも強がっているでしょ~~~」



「うるさいなぁ~、おいらが一にらみして追い払ってやるよ。どうだこの目は、この睨み怖いだろう」


という訳でこの一にらみに圧倒されて、私は静かに、静かに一羽も飛び上がらせないように、鳥のテリトリーから離れたのでした。

たのしかったなぁ~