メイの風散歩   ブログはじめました!

つれづれに思う風散歩と、時間とともに消えてしまう生け花のブログです

2014010 小雀の後は子シジュウカラがいっぱい

2014年06月25日 | 小さな庭から  鳥
にわかに庭が騒がしくなる。

聞き覚えのない軽やかな鳥のさえずり、そっと、カーテンをよけて覗いてみると、

いる、いる、庭の木々の間を飛び交っているシジュウカラの子供たち。

ざっと数えてみても8羽以上はいるみたいでした。

今年はどの鳥も巣箱を使ってくれず、近くの木々の伐採で、鳥が春になっても居ついてくれなかった。

寂しい気持ちでいたのだが、その騒々しいほどの小鳥のさえずりは心弾ませてくれた。

あまりに飛び回るので、やっとガラス越しにとれた写真です。



黄色い色が孵って、巣立ってから間もないせいか、目元までやさしく見える。



餌台の近くに来ると、エサをとった兄弟に頂戴とねだっているみたいに、集まってくる。



おっととと・・・



「お母さんの言ってたように、エサも、水もあるね。でもあの餌台に行くにはむずかしいよ、

         何せ、雀が占領しているからね、きおつけてね」と言っているかどうか・・・・・




あまりに鳥たちが飛び交うので、何かあるかとメジロも・・・・・



コゲラまできました、久しぶりですね。


そして、また庭は静かになりました。

それにしてもシジュウカラやヤマガラはこだくさんなものだなぁ~~~~


12010  ふと生けてみた花

2014年06月25日 | いけばな

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久しぶりの更新
変化のない毎日の中でなにか見つけるのも結構大変なことだとブログを初めて感じた。
何気なく通り過ぎてしまう事に慣れてしまっている私、
なかなか些細なことにも気を留め、ゆっくりと見なけれが、
いや感じなければブログも書けないのだと
古い頭はフル活動しているが空回りばかりしている。

他の方のブログやコメントを読むとなんとうまいものだなぁ~と
また固い頭がうなっている。

急に寒くなったせいで、頭が悲鳴を上げているのか
今日はちょっと弱気になっているのかな・・・・・

12009 季節の移りの中で

2014年06月25日 | いけばな

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エニシダは地味な花材だが、自分の心の弾みを素直に表現できる花材だと思う。

この頃、年のせいなのか、自分の中の何かが変化しているのか

弾むという心が自力ではなかなか出てこない。

そんな私がエニシダの力を借りて弾む心、リズム感を表現しながら

少しづつ弾むリズム感に誘われてゆきました。


ジャンル:モブログ

12008 待ち遠しい春に 

2014年06月25日 | いけばな

12008 待ち遠しい春に

2012-03-24 16:36:24 | 移動いけばな





夕方に明るさを感じるようになると、窓から差し込む朝の太陽の光も日々早くなってきた。

春だなぁ~と心ウキウキしてくるものだが、今年は少し違っているような気がする、

暖かい日差しがあったかと思うと、きょうなどは柔らかな雪が一面を覆っていた。

すぐ溶ける春雪とわかっていても動きが鈍くなってしまう。

昨日のお花の時間に皆の会話の中に「今年は椿が咲いてくれない」「すぐダメになってしまう」

などの会話が進んだ。そういえば我が家の真っ白い椿が寒風の中で咲き、西王母のピンクの花が

と咲く時期になっているがどれも庭には咲いていない。

少しづつ木々の、花の芽がふくらんできているのが一番の楽しみになっている。

早くこないかなぁ~    春模様~~


ジャンル:ウェブログ

12008 木瓜の花で

2014年06月25日 | いけばな

1208 木瓜の花で

2012-03-14 17:36:27 | 移動いけばな






陽射しの暖かさに反して、まぶしい朝日が見えたかと思うと次の日には雪で覆われている

また暖かい光を感じるも風の冷たさに「え~~、まだなの?」と思わず声をだしてしまう。

  雨が降って、風が吹いて、曇りの空が交互に来てだんだん春になるのだそうだ。

  だとするとこの地が春の様相を見せてくれるのはもう少し先かなと思った。

  いけばなはこの時期、木のものを生けることが多い。

  ふっくらと膨らんだつぼみをたくさん持った木瓜の木を生けた。

  新緑の葉の芽を少し、ほんの少し見せている。

この時期はつぼみのほのかな色に心寄せてしまう。

 木の強さに反して柔らかな花葉をもつ、この木はどんな色を隠しているだろうかと

  ふと思った。? しかし、その隠している色を感じることができなかった。

  私の心の在り方で感じ取れるものがないのが面白いと思った。


ジャンル:ウェブログ

12007 春の色 黄色の花に  山茱萸

2014年06月25日 | いけばな

2012-02-23 10:50:52 | 移動いけばな



今年は思いのほか冬が寒くて、庭景色も白におおわれていた。

餌が見つけられないのかわが庭には常連の鳥たちが毎日家主の餌やりを待っている。

そんなもったりとした時間を過ごしていると外の光が少しづつ柔らかさを増していることに気が付く。

花のお稽古も草物が多い昨今、この時期だけは木のものが多く扱える。

お正月の花が終わると、梅、レンギョウ、桃、万作、山茱萸、桜と続くのです。

どの木も年月を過ごした枝の様子に反して、ふっくらと膨らみかけているつぼみを持っていていとおしさを感じる。

私は木のものを生けるのが好きだ。

何年も費やしてきた枝にはその木、その木の特性が見えて、どんな所で育ったのだろうか、

この木はどんな色を隠しているのだろうかなどと一人考えながらそっと木をためていきます。

「木の折れる寸前で止めるのよ」なんて冗談を言いながら、木の声をききます。

時折「あぁぁぁ~~~だめだよ」と聞こえると、潔い音が響き渡ってポキッと折れてしまうのです。

春の花 山茱萸、春の花は黄色い花が多くて、山が靄をかぶったようになるのはこの一番に咲く山山茱萸、アブラチャンかな

それともみじや木々の芽吹きの色が山全体をうすピンク色のような薄紫のような色に変わってくる。

そんな景色を想像しながら生けてみました。

私はかつて、舞台に立てる花はいいが、残りの木がもったいなくて、集めて家に帰り「木々の隠し持つ宝物」と題で

「この木は何色をかくしているのだろうか」という副題の元、木々を染めてみたことがあります。

とても楽しい時間と発見の日々でした。



12005 シクラメン ちょっと装いを変えて

2014年06月25日 | いけばな



2012-02-10 10:21:55 |移動 いけばな


小さな花器にシクラメンを生けてみた。





思い起こせばずーと、シクラメンという花に興味を持たなかった。

野の花(原種の花)ばかりを追い求めていた40~50歳代前半

あるとき、このシクラメンの花が幼げな子供が躍るようなお茶目な様子に見えてきて

楽しくなったのです。

それも赤、真紅なんですね。ほかの色は目に入らない。

何が、そうさせたのか、

何が 心をかえさせたのか

何が、がなぜなのだろうに変わっていった

そしたら手元に置きたくて、ふた鉢のシクラメンを買っていた。

かわいいなぁ~と眺めているうちにクニャッとなった

水を上げたらまたぴんとしてきた。

そんなことを楽しんでいるうちにふと花が痛んできていることに気が付いた。

あわてて、生花、立花、などシクラメンを生けてみた。

自分のためだけに生けている花だからと

妙に心がウキウキとしてきた






小さな花器に生けてみたら、今度はのっぽの花器に生けてみたくなり生けた。

小さな花が「ふふふ・・・ちょっとはスマートにみえるかしら」と話しかけてきた。

花とおしゃべりするできるくらいかわいい花だった。

ちょっと「年かなぁ~」なんて自嘲した。


12004 寒さの中で凛と咲く水仙の花

2014年06月25日 | いけばな

2012-02-02 15:16:55 |移動 いけばな





雪の中でも春を告げる花水仙、またの名を雪中花というそうだ。

生けているその時にもかすかに香りが漂ってきてホワットするのだが、

その香りと反してなかなか芯が強い、こちらも意を正して向かわないと

その葉をだらっとさせてしまうのです。

生け方の姿は多くはなく同じ形を生けるのだが、生ける花器によって

その景色がいろいろに想像できる花材であるとおもう。

私が寒さに弱くて出かけないせいか、一度は自然の中で育っている所を見てみたいと思いつつ

まだその機会がない。一度は見てみたいと思っているのです。

12003 紫蘭の花  春と秋に・・・

2014年06月25日 | いけばな

12003 紫蘭の花  春と秋に・・・

2012-01-24 13:39:22 | いけばな


  


庭にどんどん増えるよと言われても我が家の庭ではなかなか育たなかった紫蘭の花

三株を日当たりの良いシャラの木の下に植えてみました。

春先に柔らかな葉が少し伸び、小さな花が遠慮がちに伸び、

春先の強い光線を避けるかのように花をほころばせていました。

そんな花を切るのは忍びなかったのですが、前からどうしても生けたかった。

一株だけね。そっと切り取り、一株という中で紫蘭の思うままに生けてみました。





それから暑い太陽の照りかえる夏を過ぎ、秋が深まってくる頃、

紫蘭は大きな葉をのびのびと広げ、あんなに遠慮がちだった花は大きな種を付けて

凛と伸びあがらんばかりに威厳を保っていたのです。

毎日見ている私ははっと思いました。

葉先が茶色に色づいてきたころ、この紫蘭はやがて来る冬に向けてこの葉を落としてしまう事に・・

今度は朽ちてしまう前にね。と堂々と切り取らせてもらい生けました。

その葉も種も最後の力を見せるかのように威厳高く凛とした姿は結局私には何もできず

その紫蘭のおもむくままにそっと挿しました。

室内からよく見える所にあった三本からの紫蘭をみつめつづけて

紫蘭には紫蘭の生き様があったと思いました。

植物のの持つ力を見つめ続けて

12002 水仙  

2014年06月25日 | いけばな

12002  水仙 

2012-01-18 21:00:16 | 移動 いけばな



さすような風が肌に感じる頃になるとこの水仙が花材としてくる。

水仙を扱う年が何年も繰り返されて、この頃少し

水仙という花の強さがわかってきたような気がする。






            再び船出するその時まで

               静かなるひととき・・・